瞳の色とは?パーソナルカラー診断での見方と4タイプの例
瞳の色とは、黒目のうち、中央の瞳孔を囲む虹彩に見える色みと明るさのことです。パーソナルカラー診断では手がかりの1つとして見ますが、瞳の色だけでタイプは決まりません。4タイプで言われる瞳の例と、見るときの注意を紹介します。

瞳の色とは、虹彩に見える色みと明るさのこと
「瞳の色」と言うときに見ているのは、黒目の中で、中央の黒い丸(瞳孔)を囲んでいる虹彩の色です。パーソナルカラーの話で出てくるときは、次の4点を押さえておくと分かりやすくなります。
- 何を指すか:虹彩の色みと明るさです。こげ茶、黒に近い色、明るい茶色などに見えます。
- 何と違うか:中央の瞳孔、白目、瞳に映った光は、瞳の色とは別のものです。
- 診断での扱い:肌や髪と並ぶ手がかりの1つです。タイプは、顔の下に色を当てたときの見え方で確かめます。
- 何に使うか:アイラインや眼鏡のフレームの濃さ、服の配色の強さを考える目安になります。
虹彩・瞳孔・光の反射を分けて見る
鏡で瞳を見ると、いくつかの部分が重なって見えます。瞳の色として数えるのは虹彩だけです。それぞれの違いを表にまとめました。
| 部分 | 見えるもの | 気をつけること |
|---|---|---|
| 虹彩 | 色みと明るさ | ここが瞳の色に当たる |
| 虹彩のふち | 外側の境目の濃さ | ふちだけ濃い人は、全体と分けて見る |
| 瞳孔 | 中央の黒い丸 | 暗い場所で大きくなり、瞳が黒っぽく見える |
| 光の反射 | 白い点や窓の形 | 瞳の色ではないので、色として数えない |
写真に白い点が写っていたら、それは虹彩の色ではなく、光の反射です。ふちだけが濃い人は、「全体は明るめの茶色で、ふちははっきり」のように、2つに分けて言い表すと実際に近くなります。白目やまつ毛まで含めた目元全体の印象も、瞳そのものの色とは別に考えましょう。
パーソナルカラー診断では、瞳は手がかりの一部
プロの診断では、色の布(ドレープ)を顔の下に当て、顔色や影の出方の変化を比べるのが中心です。瞳の色は、肌や髪の色と合わせて、全体の印象をつかむための手がかりとして見られます。どのくらい重く見るかは、診断士や診断の方法によって違います。
4タイプの解説では、瞳について次のように言われることがあります。
| タイプ | 言われる瞳の例 | 得意な色の傾向 |
|---|---|---|
| イエベ春 | 明るい茶色で、透き通って見える | 明るく澄んだ、軽やかな色 |
| ブルベ夏 | やわらかい黒や、赤みのあるこげ茶 | 明るく穏やかな、やわらかい色 |
| イエベ秋 | 深いこげ茶で、落ち着いて見える | 深みのある、落ち着いた色 |
| ブルベ冬 | 黒に近く、白目との差がはっきり | はっきりした、差の大きい色 |
これは解説でよく挙げられる例で、タイプを決める根拠にはなりません。明るい茶色の瞳のブルベ冬の人も、黒に近い瞳のイエベ春の人もいます。表は、「自分の瞳はこのタイプだ」と当てはめるためではなく、説明を読むときの参考として見てください。4タイプそれぞれの色の性質は、4タイプの違いで詳しく説明しています。
瞳の色が光やカメラで変わって見える理由
同じ人の瞳でも、室内と窓辺では違う色に見えます。主な理由は3つあります。
- 照明の色:オレンジ色の室内灯の下では黄み寄りに、青白い光の下では冷たい色に見えることがあります。
- 瞳孔の大きさ:暗い場所では瞳孔が大きくなり、虹彩の見える面積が減って、瞳全体が黒っぽく見えます。
- カメラの写り方:明るく写ると明るい茶色が目立ち、暗く写るとふちと瞳孔がつながって黒く見えます。美肌の加工や色の補正でも変わります。
フラッシュを使って近くから撮った写真と、窓辺でふつうに撮った写真を並べると、別人の瞳のように見えることもあります。写真で比べたいときは、同じ場所で、同じスマホを使い、顔全体が入る距離で撮ったものどうしを見てください。
瞳の印象は、髪・眉・眼鏡でも変わる
瞳が濃く見えるか、やわらかく見えるかは、まわりにある髪や眉との明るさの差によっても変わります。髪を暗くすると瞳となじんで見え、明るくすると瞳のふちがくっきり感じられることがあります。
黒い太いフレームの眼鏡と濃い眉が重なると、瞳がやわらかい茶色でも、目元全体は強い印象になります。瞳だけを拡大して見るより、顔全体や上半身が入る距離で見たほうが、人から見た印象に近くなります。真顔と笑顔でも目の見える範囲は違うので、どちらの表情も鏡で確かめておきましょう。
白目と瞳、髪と肌のような明るさの差は、まとめて「コントラスト」と呼ばれます。詳しくは、コントラストとはで説明しています。
服やメイクでは、濃さの目安として使う
瞳の色は、タイプ分けよりも、目元のまわりに置く色の濃さを決めるときに役立ちます。
- アイメイク:瞳の濃さに近い色のアイラインはなじみ、瞳より濃い色は目元をはっきり見せます。
- 眼鏡:瞳や髪に近い濃さのフレームは顔になじみ、濃いフレームは眼鏡が主役になります。
- 服や小物:こげ茶の瞳ならブラウンのスカーフの柄、べっ甲調のイヤリングのように、瞳と近い色を小さく取り入れると、全体にまとまりが出ます。
瞳と近い茶色をトップス全体に使うと、まとまる人もいれば、顔全体が暗く感じられる人もいます。まずは小さな面積で試すのがおすすめです。瞳の濃さ別のアイラインやカラーコンタクトの色は、瞳の色をアイメイクと服に生かす方法で具体的に紹介しています。
カラーコンタクトを着ける日の考え方
カラーコンタクトを着けると、虹彩の色とふちの見え方が変わります。裸眼の日と同じ瞳として考えないほうが、服やメイクを選びやすくなります。
- 診断を受ける日:裸眼か透明なレンズで受けるのが一般的です。写真を送る診断では、申し込み先の案内に従ってください。
- ふだん着けている人:いちばん多い状態を基準にして、服やメイクを選びます。裸眼の日は、アイラインを少し濃くするなどして調整します。
- 特別な日だけ着ける人:ふだんの基準は裸眼のままにして、その日だけ襟元やアクセサリーで強さを合わせます。
瞳の色についてのよくある誤解
瞳の色は目に入りやすい特徴なので、決めつけにつながりやすい面があります。よく見かける誤解を3つ挙げます。
- 「茶色い瞳はイエベ、黒い瞳はブルベ」:瞳の色だけでは決まりません。顔の近くに色を当てて、見え方を比べて確かめます。
- 「瞳・血管・髪の色の多数決で決まる」:それぞれを判定して数える方法は、色を当てて顔色の変化を直接比べる方法とは別物です。
- 「瞳がきれいに見える色が、似合う色」:瞳が引き立っても、目の下の影が濃くなることがあります。その色は、顔から離すか、面積を小さくして使います。
診断で瞳の色を理由にタイプを伝えられ、しっくりこないときの確かめ方は、瞳の色で言われたタイプに納得できないときにまとめています。
よくある質問
瞳の色と黒目の色は同じ意味ですか?
ほぼ同じ意味で使われます。黒目は、虹彩と中央の瞳孔を合わせた部分の呼び名です。色の違いが出るのは虹彩なので、「瞳の色」「黒目の色」と言うときは、どちらも虹彩の色を指していると考えて構いません。
瞳の色は自分で見分けられますか?
おおまかな濃さなら、自分で見分けられます。明るい窓から少し離れた場所で鏡を見て、黒に近いか、こげ茶か、明るい茶色かを見てください。細かな色の名前まで決める必要はなく、白目との差がはっきりしているかどうかが分かれば、メイクや眼鏡選びには十分です。
診断では、瞳の色と肌の色のどちらが重視されますか?
多くの診断で中心になるのは、色を当てたときの顔色、つまり肌の見え方です。瞳の色は、髪の色と同じように、全体の印象をつかむための手がかりとして見られます。扱いの重さは診断士によって違うので、気になるときは、どの色を比べて結果を出したのかを聞いてみてください。
まとめ
瞳の色は、瞳孔を囲む虹彩に見える色みと明るさのことです。光や写真で変わって見えるうえに個人差も大きいので、瞳の色だけでパーソナルカラーのタイプは決まりません。アイメイクや眼鏡の濃さを選ぶ目安として使いましょう。自分のタイプの傾向を知りたい人は、無料診断から始めてみてください。
PRO DIAGNOSIS
似合う色を自分だけでは決めきれない方へ写真で受けるパーソナルカラー診断(基本は4タイプ)
わずかな色の違いは、照明や写真の条件でも見え方が変わります。候補を絞っても迷うときは、写真や質問をもとに個別に見てもらうと、似合うタイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。自宅から写真と回答を送る形なので、すっぴんで出かける必要も、来店の予約や移動の時間もいりません。
- 写真と、髪や肌についての質問への回答をもとに診断してもらえます
- 診断結果と、その理由(外見の特徴)を教えてもらえます
- 2番目に似合うタイプの診断や、似合う色の解説文は追加オプションです
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
似合う色のタイプと、そう判断された理由を知りたい方