髪色と髪型はどちらを先に決める髪型から試し、色は後で選ぶ
髪色と髪型は、髪型から先に決めるのが目安です。分け目や前髪は切る前に試せて元にも戻せますが、髪色は戻しにくく、染めた後の手入れも続くためです。同じ日に変えるなら、大きく変えるのは片方だけにします。明るさと形の組み合わせ方も紹介します。

髪色と髪型は、髪型を先に決めて、色は後から選ぶ
髪色も髪型も変えたくなったら、次の順番で考えてみてください。
- 先に髪型を試す:分け目、前髪、顔まわりの髪は、切る前にピンや手で仮に作れます。気に入らなければ、すぐ元に戻せます。
- 髪色は後から選ぶ:色は戻しにくく、根元が伸びた後の手入れも続きます。形が決まってから選ぶほうが安心です。
- 大きく変えるのは片方だけにする:同じ日に両方を変えるなら、どちらかは小さな変更にとどめます。
- 色はパーソナルカラー、形は顔立ちを目安にする:色みと明るさは肌とのなじみで、前髪や毛先の線は顔立ちの線で選びます。
髪色は顔を囲む色、髪型は顔を縁取る線
髪色は、顔のまわりを広く囲む「色」です。トップスの色と同じように、顔色の見え方に関わります。髪型は、額や頬、あごのまわりに線を作る「形」です。襟やアクセサリーと同じように、顔立ちの印象に関わります。
色と形は互いに影響しますが、同じものではありません。暗い髪でも、顔まわりを軽くすればやわらかく見えます。明るい髪でも、まっすぐ切りそろえると、きりっとした印象になります。
変えるところによって、印象への働きと、戻しやすさが違います。
| 変えるところ | 印象への働き | 戻しやすさ |
|---|---|---|
| 分け目 | 額の見える量、左右の流れ | すぐ戻せる |
| 結び方 | 顔まわりに残る髪の量 | すぐ戻せる |
| 前髪 | 額にできる線の形と重さ | 伸びるまで待つ |
| 髪色 | 顔を囲む明るさと色み | 戻しにくく、手入れも続く |
戻しやすいものから順に試していくと、「思っていたのと違う」と感じることが減ります。髪型を先に、色を後にするのは、このためです。
髪型は、切る前に分け目と前髪を仮に作る
分け目を1センチ動かすだけでも、額の見える幅や、頭の上のふくらみが変わります。乾いた髪だけでなく、根元を少しぬらして乾かした姿も見てみましょう。
前髪を作りたいときは、長い髪をピンで留めて、厚みと幅を仮に作ります。重い前髪が気になるなら、薄くするだけでなく、横に流す、中央にすき間を作るといった形もあります。
顔まわりの髪で、全体の形をつなぐ
まっすぐなボブが好きなのに、少し強く見えることがあります。そんなときは、頬の横に短い毛束を作れるか、美容師に相談してみましょう。やわらかなロングがぼんやり見えるときは、片側を耳に掛けて、輪郭を少し見せます。
髪を結ぶことが多い人は、下ろした姿だけで決めないでください。いつもの位置で結んで、顔まわりの髪が落ちすぎないか、仕事中に何度も触らずに済むかを確かめます。
髪色は、明るさと髪型の重さの組み合わせで選ぶ
色を選ぶときは、色みより先に、明るさを考えます。同じ明るさでも、髪型の重さによって見え方が変わるためです。ここでの「重め」は、毛先を切りそろえたボブや厚い前髪のように、髪がまとまって見える形のことです。「軽め」は、段を入れた形や薄い前髪など、すき間のある形を指します。
| 組み合わせ | 見え方 | 整え方の例 |
|---|---|---|
| 暗め×重め | はっきりして、落ち着いた印象 | 前髪を薄くして、額を少し見せる |
| 暗め×軽め | 落ち着きと軽さの両方がある | つやを出して、まとまりを見せる |
| 明るめ×重め | やわらかく、形がきれいに見える | 毛先をそろえて、つやを保つ |
| 明るめ×軽め | 軽やかで、華やかな印象 | 広がるなら、明るさを少し抑える |
黒い服が多い人は、髪まで暗く重くすると、上半身が重く見えることがあります。襟元を開ける、明るいスカーフを巻くなど、服の側でも調整できます。
髪色は、1枚の平らな色ではありません。根元、顔まわり、毛先で、光の当たり方や色の抜け方が違います。色見本を見るときは、今の髪に重ねるとどう見えるかを、美容師に尋ねてみてください。実際に染めて比べなくても、色見本や仕上がりの写真で十分に検討できます。
明るくしたいけれど顔から浮きそうなときは、顔まわりだけ今の暗さを残す方法があります。全体を少しだけ明るくして、様子を見るのもよいでしょう。
診断結果がある人は、色と形に分けて当てはめる
パーソナルカラーや顔タイプの結果がある人は、髪色と髪型に分けて使います。ここで挙げる色や形は傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。
- 髪色はパーソナルカラー:イエベ春は明るめのライトブラウンやハニーブラウン、イエベ秋は深めのマロンブラウンが目安です。ブルベ夏は黄みを抑えたアッシュブラウン、ブルベ冬は黒髪やダークブラウンがなじみやすい傾向です。
- 髪型は顔タイプ:プロが行う顔タイプ診断®の8タイプでは、曲線的な「キュート」や「フェミニン」は、丸みのあるボブやゆるく巻いた髪が得意とされます。直線的な「クール」や「クールカジュアル」は、ストレートやまっすぐなボブが目安です。
タイプ別の詳しい色は4タイプ別のヘアカラーの目安で、髪型の線の選び方はヘアスタイルを顔印象に合わせる方法で紹介しています。
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色と形の目安がぶつかるとき
色の目安と形の目安を重ねると、重すぎたり、ぼんやりしたりすることがあります。色みはパーソナルカラーのままにして、明るさと形の重さで調整しましょう。
- ブルベ冬で顔タイプ「キュート」:暗めの色に、前髪のある丸いボブを合わせると、重く見えることがあります。前髪を薄めにして額を少し透かし、つやを出すと軽くなります。
- イエベ春で顔タイプ「クール」:明るい色にしすぎると、ストレートのシャープさが弱まることがあります。明るさは中くらいにとどめ、黄み寄りのブラウンのつやを生かします。
髪を変えた後は、眉と服をなじませる
髪色を変えると、いつもの眉が濃く、または薄く見えることがあります。眉全体を描き直す前に、眉マスカラやパウダーを少しだけ使って、髪との色の差を見てください。合わせ方は、髪色に合わせた眉色の選び方にまとめています。
新しい髪型が落ち着かないと感じる間は、戻せる方法で調整しましょう。重く感じるなら、耳に掛ける、分け目を変える、結んで顔まわりをすっきりさせる、といった方法があります。服は、襟の開いたトップスにすると、顔まわりが軽く見えます。
美容室では、優先したいことと手入れも伝える
美容師に相談するときは、なりたいイメージの写真のほかに、次のことも伝えると、話が具体的になります。
- 変えたい印象と、その髪型で出かける場面
- 長さ、前髪、色のうち、いちばん優先したいもの
- 職場の決まりと、これまでのカラーやパーマの履歴
- 髪を結ぶ頻度と、朝に使える時間
- 次に整える時期と、家での手入れの方法
写真は、自分の髪質や長さに近い例を選びます。正面だけでなく、横や後ろの形も見せましょう。髪色の頼み方は、美容室でパーソナルカラーを伝える方法で詳しく紹介しています。
よくある質問
カットとカラーを同じ日にしてもよいですか?
同じ日にして構いません。大きく変えるのは、どちらか片方にしておくと安心です。長さを大きく変える日は、色は今に近い明るさにとどめます。色を大きく変える日は、形は毛先を整える程度にすると、仕上がりを想像しやすくなります。
ショートとロングで、合う髪色は変わりますか?
色みの目安は変わりませんが、明るさの感じ方は変わります。ロングは髪の面積が広いので、同じ色でも顔まわりへの影響が大きくなります。ロングで明るくしたいときは、控えめな明るさから試してみてください。
職場の決まりで髪色を変えられないときは、どうすればよいですか?
髪型で印象を変えてみてください。分け目を変える、前髪を薄くする、顔まわりに短い毛束を作るなど、形だけでも雰囲気は変わります。暗い色のままでも、つやを出すと重く見えにくくなります。
まとめ
髪色と髪型は、戻しやすい分け目や前髪から試し、色は手入れまで考えて後から選びます。同じ日に変えるなら、大きく変えるのは片方だけにしておきましょう。迷ったときは、美容室の仕上がりを自宅で再現できるかどうかを、いちばんの判断基準にしてみてください。まずは今夜、鏡の前で分け目を左右に動かして、額の見え方を比べるところから始めてみましょう。
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