服の色と形はどちらを優先トップスは色、アウターは形から選ぶ
服の色と形で迷ったら、顔に近いトップスは色から、アウターやボトムスは形から選ぶと決めやすくなります。色も形も目立つ服は合わせにくいので、主役はどちらか片方にするのがコツです。診断を受けていない人でもできる、色と形の比べ方を紹介します。

服の色と形は、顔に近い服は色、大きな服は形から選ぶ
色と形を一度に決めようとすると、なかなか1着に絞れません。服の種類ごとに、先に見るものを決めておきましょう。
- トップスは色から:顔のすぐ下に来るので、顔映りを先に見ます。形は、襟の開きと丈が合えば十分です。
- アウターは形から:肩、袖、着丈は、後から直しにくい部分です。色は、インナーやマフラーで変えられます。
- ボトムスは形から:腰まわりと丈を先に見ます。顔から遠いので、色は好みで選びやすい場所です。
- ワンピースは形、次に色:面積が大きいので、まず動きやすい形を選びます。色は、羽織りを重ねた姿でも確かめます。
- 主役は色か形の片方だけ:鮮やかな色はシンプルな形で、凝った形は落ち着いた色で選ぶと、着回しやすくなります。
色と形で迷うのは、効く場所が違うため
「色は好きなのに形が落ち着かない」「形は楽なのに顔が暗く見える」。服選びでは、よいところと迷うところが、同じ1着の中にあるものです。色と形を別々に言葉にすると、服を丸ごとあきらめずに、変えられる部分が見えてきます。
色と形は、効きやすい場所が違います。素材は、その両方に関わります。
| 見るもの | 効きやすい場所 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 色 | 顔まわり。顔色の見え方 | 顔と肩が映る距離で鏡を見る |
| 形 | 全身。シルエットと丈 | 全身が映る鏡で、横と後ろも見る |
| 素材 | 色と形の両方 | つやとハリを、手で触って確かめる |
色の見え方には、パーソナルカラー(肌や瞳、髪の色となじみやすい色の傾向)が関わります。たとえばイエベ春の人ならアイボリーやコーラルピンク、ブルベ夏の人ならソフトホワイトやラベンダーが、顔の近くでなじみやすい色の目安です。これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。
自分の傾向を知りたい人は、無料診断で確かめてみてください。すでに診断結果を持っている人には、パーソナルカラー・骨格・顔タイプの優先順位が役立ちます。診断を受けていなくても、次の比べ方で、自分に合う色と形は少しずつ分かってきます。
試着は、色違い、形違いの順に比べる
色と形を同時に変えると、どちらがよかったのか分からなくなります。お店では、片方をそろえて、もう片方だけを比べてみましょう。
- 同じ形の色違いを2着選び、顔映りを比べます。
- よかった色で、形の違うものを2着試します。
- いつもの靴とバッグを合わせて、全身を鏡で見ます。
- 座る、歩く、腕を上げる動きをしてみます。
- 手持ちの服と3通り組めるかを考えます。
同じ形の色違いでは、顔映りを見る
形のよい服が見つかったら、色違いを顔の下に当ててみましょう。鏡に近づきすぎず、顔と肩が一緒に映る距離で比べてください。顔色が明るく見えるか、服の色だけが目立っていないかを見ます。色の比べ方の基本は、自宅で2色を比べる手順で詳しく紹介しています。
明るい色の服は、同じサイズでも大きく見えると感じることがあります。それでも、サイズを下げる必要はありません。前を開けて縦の線を作る、ボトムスを近い明るさでつなぐなど、全身で見ると印象は変わります。
同じ色の形違いでは、全身のバランスを見る
好きな色が決まっているなら、丸首、Vネック、シャツ襟を続けて試します。袖や裾の広がりも違うので、正面だけでなく、横と後ろも見てください。
襟はよいのに裾が広すぎるときは、前だけボトムスに入れる、ベルトを使うといった着方があります。ただ、着るたびに直す服は、だんだん手が伸びなくなります。同じ色で別の形を探すほうが気楽です。
上下の組み合わせにも目安があります。トップスがゆったりしているならボトムスは細身に、トップスが短めならボトムスは広がりのある形にすると、全身がまとまりやすくなります。
色と形の主役は、片方だけにする
鮮やかな色、ふくらんだ袖、大きく広がる裾など、目を引く要素が1着に重なると、合わせる服が限られます。色と形のどちらを見せたいかを、先に決めておきましょう。
- 色を主役にする:鮮やかな色や明るい色の服は、無地でシンプルな形を選びます。合わせる服は、白、ベージュ、グレー、紺などの基本の色が合います。
- 形を主役にする:ふくらんだ袖や、裾の大きく広がるスカートなど、形に特徴のある服は、基本の色で選びます。
- どちらも控えめにする:基本の色でシンプルな形の服には、スカーフやバッグで色を1つ添えます。
色を主役にするときは、全身の色を3色までに絞ると、まとまりやすくなります。靴とバッグの色をそろえるだけでも、色数は減らせます。
素材を変えると、色も形も調整できる
色と形のほかに、もう1つ見ておきたいのが素材です。光沢のある生地は色を明るく鮮やかに見せ、ハリのある生地は服の輪郭をはっきり保ちます。同じ赤でも、とろんと落ちるニットと、硬いジャケットでは、存在感が違います。
- 色が強いと感じるとき:マットでやわらかい素材を選ぶと、同じ色でも穏やかに見えます。
- 形がぼんやり見えるとき:少しハリのある素材を選ぶと、輪郭がはっきりします。
- 形が硬く見えるとき:落ち感のある素材を選ぶと、同じ形でもやわらかい印象になります。
色か形を変える前に、素材を変えるという選択肢を加えると、どちらもあきらめずに済みます。
好きな色や形がしっくりこないときの整え方
好きな色、好きな形は、できれば手放したくないものです。置く場所や着方を変えて、使い道を探してみましょう。
好きな色が、顔から浮いて見える
顔から離して使います。これから買うなら、スカートやパンツ、バッグで取り入れてみてください。ボトムスでの使い方は、苦手に感じる色をボトムスで使う方法にまとめています。手持ちのトップスなら、カーディガンを羽織って見える面積を減らすと、色の強さがやわらぎます。
好きな形が、落ち着かない
小物と着方で補います。首の詰まった丸首が窮屈に見えるなら、長めのネックレスで縦の線を作ります。大きめのシャツは、袖をまくって手首を見せると、軽く見えます。丈の長いトップスは、前だけボトムスに入れてみてください。
手持ちの服も、同じ方法で見直す
色は好きでも裾が落ち着かない服と、形は楽でも顔の下が暗く見える服に分けて、並べてみます。前者は着方やお直しで、後者はインナーや小物で変えられるかを試しましょう。残す理由が1つ見つかれば、その服にはまだ出番があります。買わずに整うなら、それも十分によい答えです。
よくある質問
通販で買うときは、色と形のどちらを優先すればよいですか?
形を優先して、寸法を確かめるのが安心です。色は画面と実物で違って見えることがありますが、インナーや小物で補えます。肩幅や着丈は補いにくいので、手持ちの服の寸法と比べてから選んでみてください。
黒・白・紺などの基本の色でも、形によって印象は変わりますか?
変わります。同じ黒でも、首の詰まった厚手のニットは重く、Vネックの薄手のブラウスは軽く見えます。基本の色の服がしっくりこないときは、色を替える前に、襟の開きと素材を見直してみてください。
診断を受けていなくても、似合う色と形は分かりますか?
ある程度は分かります。同じ形の色違い、同じ色の形違いを着比べると、顔色がよく見える色と、全身がまとまる形の傾向が見えてきます。理由まで知りたいときは、オンラインのプロ診断(写真を送って、診断士に色や形を見てもらうサービス)で相談する方法もあります。
まとめ
服の色と形は、顔に近いトップスは色から、アウターやボトムスは形から選ぶと決めやすくなります。色と形の主役は片方だけにして、強さが気になるときは素材で調整してみてください。パーソナルカラーや骨格の結果がある人は、パーソナルカラーと骨格の組み合わせ方も参考になります。まずは手持ちのトップスを2枚選び、同じボトムスに合わせて、色と形のどちらが落ち着くかを鏡で比べてみましょう。
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