パーソナルカラー自己診断のやり自宅で2色を比べる5つの手順
パーソナルカラーを自分で確かめるなら、窓辺で首元を白い布で覆い、明るさの近い2色を顔の下で入れ替えて、頬・目の下・あごの見え方を比べます。準備から結果の読み方までを、5つの手順で紹介します。

パーソナルカラー自己診断は、顔の下で色を比べる5つの手順
自宅で確かめるときは、肌の色や手首の血管を眺めるより、顔の下に色を当てて見え方の違いを比べるほうが分かりやすくなります。用意するのは、鏡、白い布、色の違う無地の服かタオル2枚です。次の順番で進めてみてください。
- 窓辺に座る:直射日光の入らない明るい窓に向かって座り、部屋の照明は消します。
- 顔まわりを整える:色の付くメイクを落とし、髪を耳にかけて、首元を白い布で覆います。
- 2色を選ぶ:コーラルピンクとローズピンクのように、明るさが近く、違いが1つだけの組にします。
- 白を挟んで入れ替える:白、1色目、白、2色目の順に5秒ほどずつ当て、逆の順番でも見ます。
- 3か所を見る:頬と唇の血色、目の下の影、あごから首のつながりを、1か所ずつ比べます。
肌の色ではなく、色を当てたときの変化を見る理由
パーソナルカラーは、肌・瞳・髪の色となじみ、顔色がよく見えやすい色の傾向のことです。「色白だからブルベ(ブルーベース)」「肌が黄色っぽいからイエベ(イエローベース)」とは決まりません。肌そのものの色と、どの色がなじむかは別の話だからです。
手首の血管の色、好きな色、診断サイトの設問を一度に使うと、答えが食い違ったときに理由が分からなくなります。まずは顔に色を当てたときの変化だけを見て、好みは最後に重ねるくらいがちょうどよいでしょう。
比べる軸は、黄み・青み、明るさ、鮮やかさの3つです。それぞれ、次のような色の組で確かめます。
| 比べる軸 | 色の組の例 | 分かること |
|---|---|---|
| 黄み・青み | コーラルピンクとローズピンク | 黄み寄りと青み寄りのどちらがなじむか |
| 明るさ | ライトグレーとチャコールグレー | 明るい色と暗い色のどちらがなじむか |
| 鮮やかさ | 鮮やかな青とブルーグレー | 鮮やかな色と控えめな色のどちらがなじむか |
これは傾向を知るための比べ方で、全員がはっきり分かれるわけではありません。先に自分の傾向を大まかに知りたい人は、無料診断のセルフチェックも使ってみてください。
準備:光・メイク・首元をそろえる
色の見え方は、光と周りの色に大きく左右されます。比べ始める前に、次の順に整えましょう。
- 直射日光の入らない明るい時間に、窓に向かって座ります。
- 部屋の照明を消し、色の強いカーテンや壁から離れます。
- ファンデーション、チーク、口紅など色の付くメイクを落とし、色付きの眼鏡を外します。
- 髪を左右同じように耳にかけ、首元の服を白い布やタオルで覆います。
鏡と椅子の位置は、比べている間は動かさないでください。窓の向きごとの時間帯の目安は色を比べやすい自然光の条件で、メイクをどこまで落とすかはすっぴんで見るときの準備で紹介しています。
専用の色布がなくても、無地のTシャツやタオルで代用できます。つやや透け感の少ないものを選ぶのがこつです。選び方はドレープを服やタオルで代用する方法にまとめました。
色の組の選び方と、布を当てる順番
違いが1つだけの組を選ぶ
コーラルピンクとローズピンクを比べるなら、明るさと鮮やかさが近い2枚を選びます。片方が淡いピンクで、もう片方が濃紺だと、黄み・青みだけでなく明るさまで違ってしまいます。どちらかがよく見えても、何が効いたのかが分かりません。
最初の1組は、黄み・青みから始めるのがおすすめです。手持ちの服で探すなら、次のような組が見つけやすいでしょう。
- コーラルピンクとローズピンク
- アイボリーと真っ白
- 黄みのあるベージュとライトグレー
黄み・青みの次に、明るさ、鮮やかさの順で試してみてください。1日に見るのは3組ほどで十分です。色を次々に増やすと、目が慣れて最初の違いを忘れてしまいます。
白を挟んで、逆の順番でも当てる
布は、あごの下の同じ高さに、同じ幅で当てます。順番は、白、1色目、白、2色目です。それぞれ5秒ほど見たら、今度は2色目から先に当てて、同じことを繰り返します。
白を挟むのは、色を当てる前の顔色をそのつど思い出すためです。逆の順番でも見るのは、最初に見た色をよく感じやすいからです。どちらの順番でも同じ変化が出たら、その違いは服選びの手がかりにしてよいでしょう。
何度入れ替えても同じに見えるなら、「この2色は差が小さい」がその日の答えです。無理に差を探す必要はありません。
頬・目の下・あごの3か所を見る
「明るく見えた」という印象だけでは、布の反射なのか、血色がよく見えたのかが分かりません。1回目は頬、2回目は目の下、3回目はあごと、見る場所を変えると違いを言葉にしやすくなります。
| 見る場所 | なじんでいるとき | 気になる変化 |
|---|---|---|
| 頬と唇 | 赤みが自然につながって見える | 口元や小鼻だけ色が強く見える |
| 目の下と鼻の脇 | もとの影が目立たない | 灰色や黄みの影が濃く見える |
| あごから首 | 首まで滑らかにつながる | 顔だけが布から浮いて見える |
家族に見てもらうなら、「どっちが似合う?」ではなく「どっちのほうが目の下の影が気になる?」と、場所を1つだけ尋ねてみてください。意見が自分と違っても、多数決にする必要はありません。自分が鏡で見た変化と分けて受け止めると、かえって迷うことを防げます。
写真に残したいときは、スマホの自動補正に気をつけてください。写真ごとに明るさや色みが整えられるため、写真だけで決めるのは避けましょう。撮るときの条件はスマホ写真で色を比べる撮り方で紹介しています。
結果を4タイプの傾向に読み替える
3つの軸の結果がそろったら、4タイプ(イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬)のどれに近いかを見てみましょう。目安は次のとおりです。
| 近いタイプ | なじんだ色 | 次に試したい色 |
|---|---|---|
| イエベ春 | 黄み寄りで、明るく澄んだ色 | コーラルピンク、アイボリー、若草色 |
| ブルベ夏 | 青み寄りで、明るく穏やかな色 | ローズピンク、ラベンダー、ライトグレー |
| イエベ秋 | 黄み寄りで、濃く落ち着いた色 | テラコッタ、カーキ、キャメル |
| ブルベ冬 | 青み寄りで、鮮やかではっきりした色 | 真っ白、ネイビー、ワインレッド |
この表は、次に試す色を選ぶための目安です。「黄み・青みは差がなかったけれど、明るい色ははっきりなじんだ」というように、軸によって結果が分かれる人もいます。そのときは、タイプが決まらないときの色の選び方を参考に、分かった特徴だけを服選びに使ってみてください。
日によって答えが変わったときの見直し方
昨日は1色目、今日は2色目がよく見えた、ということがあります。それだけでタイプが変わったとは言えません。まず、次のどれかが前回と違っていなかったかを思い出してみてください。
- 天気と時間帯(晴れた午後と曇りの朝など)
- メイクの有無、髪の下ろし方
- 布を当てた高さと幅
- 鏡で見たか、写真で見たか
違っていた条件を前回とそろえて、もう一度だけ見直します。2日とも同じ変化が出た色を、買い物の参考にしましょう。
同じ2色で毎回逆の結果になるときや、大切な日の服を近いうちに決めたいときは、自宅での比較を続けなくても大丈夫です。オンラインのプロ診断(写真を送って、診断士に色を見てもらうサービス)に相談する方法もあります。サロンに出かけなくても、自宅で撮った写真で受けられます。比べた色と迷った点を伝えると、話が早く進みます。
タイプ名が決まらなくても、手持ちの服は仕分けられる
比べた結果は、手持ちのトップスの仕分けにすぐ使えます。次のように分けてみましょう。
- そのまま着やすい色:顔の下に当てて、3か所とも気にならなかった色です。
- 工夫すれば着られる色:影や浮きが少し気になった色です。襟元を開ける、白いインナーを見せる、羽織りの内側に着る、といった方法でなじみます。
- 顔から離して使う色:気になる変化が大きかった色です。ボトムスやバッグで取り入れてみてください。
似合うタイプの名前が分からなくても、着やすい色とその使い方は手元に残ります。
よくある質問
手首の血管の色でイエベ・ブルベは分かりますか?
血管の色だけでは決まりません。血管の見え方は、光の当たり方や肌の状態でも変わるためです。手がかりの1つにとどめ、顔の下に色を当てたときの見え方を優先してください。
パーソナルカラーの自己診断は1人でもできますか?
できます。鏡の前に座って布を自分で当てれば、1人でも比べられます。両手がふさがって見にくいときは、布を洗濯ばさみで襟元に留めると楽です。誰かに見てもらう場合も、最後は自分が鏡で見た変化を基準にしてください。
比べる布は何枚用意すればよいですか?
最初は、白い布1枚と、比べたい色2枚の合計3枚で足ります。白は、色を当てる前の顔色を確かめるために使います。慣れてきたら、明るさを比べる組、鮮やかさを比べる組と、2枚ずつ足していくと無理がありません。
まとめ
パーソナルカラーを自分で確かめるときは、窓辺で光をそろえ、明るさの近い2色を白を挟んで入れ替えます。頬の血色、目の下の影、あごから首のつながりを別々に見れば、好みだけに引っ張られません。まずは白い布と、コーラルピンクとローズピンクのような1組を用意して、明るい時間に一度試してみましょう。
PRO DIAGNOSIS
似合う色を自分だけでは決めきれない方へ写真で受けるパーソナルカラー診断(基本は4タイプ)
わずかな色の違いは、照明や写真の条件でも見え方が変わります。候補を絞っても迷うときは、写真や質問をもとに個別に見てもらうと、似合うタイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。自宅から写真と回答を送る形なので、すっぴんで出かける必要も、来店の予約や移動の時間もいりません。
- 写真と、髪や肌についての質問への回答をもとに診断してもらえます
- 診断結果と、その理由(外見の特徴)を教えてもらえます
- 2番目に似合うタイプの診断や、似合う色の解説文は追加オプションです
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
似合う色のタイプと、そう判断された理由を知りたい方