パーソナルカラーはすっぴんで見るべき?落とすメイクと残してよいもの
パーソナルカラーを自宅で比べるときは、完全なすっぴんでなくても構いません。ファンデーション・チーク・リップなど色の付くメイクだけ落とすと、服の色による顔映りの違いが見やすくなります。落とす範囲と、比べる前の準備を紹介します。

結論:色の付くメイクを落とせば、完全なすっぴんでなくてよい
自宅で服や布を顔に当てて比べるなら、肌・頬・唇の色を変えるメイクだけを落とせば十分です。落とす範囲と準備の目安は、次の4点です。
- 落とすもの:ファンデーション、色の付いた下地、チーク、リップ、色の濃いアイシャドウです。肌や唇の色を変えるものを外します。
- 残してよいもの:スキンケア、色の付かない日焼け止め、いつもの眉は残して構いません。
- 始めるタイミング:洗顔や入浴の直後は避け、頬の赤みが引いてから始めます。
- 比べたあと:普段のメイクをした日にも同じ服を当てて、着やすさを確かめます。
メイクを落としたほうが比べやすい理由
パーソナルカラーは、顔の近くに色を置いたときの見え方を比べて確かめます。見るのは、頬の赤み、目の下の影、あごから首にかけての輪郭です。メイクをしていると、この変化がメイクの色に隠れてしまいます。
メイクの種類ごとに、比べるときの影響をまとめました。
| メイク | 変わるところ | 比べるときの影響 |
|---|---|---|
| ベース | 肌の色み、明るさ、つや | どの色を当てても肌が均一に見え、差が出にくい |
| チーク | 頬の血色 | 服の色で血色が変わったのか分かりにくい |
| リップ | 唇の色と濃さ | リップと近い色みの服が、なじんで見えやすい |
たとえば、オレンジ系のリップを塗ったまま比べると、アイボリーやキャメルのような黄み寄りの色がなじんで見えやすくなります。その結果だけで「イエベ春かイエベ秋だ」と考えると、リップを替えた日に服が合わなく感じることがあります。ローズ系のリップなら、反対に青み寄りの色がなじんで見えやすくなります。
これは傾向で、メイクをしていると結果が変わると決まっているわけではありません。まだ自分のタイプの見当がつかない人は、無料診断で傾向を確かめてから、気になる2色を比べてみてください。
落とすものと残してよいものの目安
迷いやすいのは、下地や眉のように、色が付いているか分かりにくいものです。素肌に近い状態で比べる回と、普段の服を確かめる回に分けて考えると決めやすくなります。
| 部分 | 素肌に近い回 | 普段の服を見る回 |
|---|---|---|
| ベース | 色やつやを足すものは塗らない | いつもの塗り方にする |
| 頬・唇 | 色の付くものは塗らない | いつもの色と量にする |
| 眉 | 何も足さないか、薄く描く | いつもの仕上がりにする |
| 目元 | 濃いアイシャドウは落とす | いつもの仕上がりにする |
無色に見える下地や日焼け止めでも、白さやつやを足すタイプは顔映りを変えます。使った日は「下地あり」とメモしておくと、後で見返すときに迷いません。色付きのリップクリームも、リップと同じように落としておきましょう。
眉がほとんどなく、描かないと顔の印象が普段と大きく変わる人は、いつもの眉を薄く描いて構いません。大切なのは、比べている途中で描き足さないことです。まつげパーマや眉のアートメイクのように落とせないものは、そのままで比べられます。
肌が落ち着いてから始める
メイクを落とした直後や入浴の直後は、頬に赤みが出ていることがあります。その状態で比べると普段の顔とは違う結果になりやすいので、赤みが引くまで少し待ちましょう。落とし方はいつもどおりで構いません。セルフチェックのために洗顔を繰り返したり、普段使わないクレンジングを試したりする必要はありません。
顔のほかに、髪と服も整えておきます。髪は顔にかからないようにまとめ、色の濃い服を着ているなら、白いタオルやケープで首元を隠してください。服の色が顔に映り込むのを防ぐためです。光や座る場所の整え方は、自宅でパーソナルカラーを確かめる手順で詳しく紹介しています。
色を当てたら、頬・目の下・あごを順に見る
比べる2色は、明るさと鮮やかさが近いものを選びます。コーラルピンクとローズピンク、アイボリーと真っ白のように、色みだけが違う組み合わせにすると違いが分かりやすくなります。首元まで映る鏡の前で、次の順に見てみてください。
- 白い布を当てて、もとの顔色と影を確かめます。
- 1色目を5秒ほど当てて、頬と唇の血色を見ます。
- いったん白に戻してから2色目を当て、同じ場所を比べます。
- 順番を逆にして、目の下の影と、あごから首のつながりを見ます。
素肌に近い状態では、小鼻の赤みや目の下の影がそのまま見えます。それが色によって目立つのか、落ち着くのかを比べるのが、この回の目的です。1色目では頬が滑らかに見えるのに口元が寂しい、2色目では血色は出るのに小鼻の赤みが目立つ、ということもあります。良い点と気になる点が分かれたら、無理にどちらか1色に決めなくて大丈夫です。
比べるたびに結果が変わるときは、メイク以外の条件がそろっていないのかもしれません。原因の見分け方は、すっぴんで比べても結果が変わるときの見直し方にまとめました。
普段のメイクをした日にも、同じ服を当ててみる
素肌に近い状態で比べ終えたら、別の日に、いつものメイクで同じ2色を当ててみましょう。素肌ではなじんだ明るい水色が、濃いリップの日には物足りなく見えることがあります。これは最初の結果が間違っていたのではなく、メイクで顔の濃さが変わったためです。
そう感じたときは、服を替える前に、次のどれか1つを試してみてください。
- リップを薄く塗り直すか、ティッシュで軽く押さえます。
- 襟元のボタンを1つ開けて、顔と服の間に肌を見せます。
- 白やアイボリーのインナーを襟元から少し見せます。
メイクをした日にだけ着やすい服は、「仕事のメイクの日に着る服」と決めておけば、そのまま出番があります。メイクをした顔に合う服の探し方は、メイクしたままパーソナルカラーを見るときのコツで紹介しています。
プロ診断は、すっぴんで出かけずに受ける方法もある
プロ診断でも、肌の色を見るために、素肌に近い状態を求められることがよくあります。すっぴんで外を歩くのが気になる人には、オンラインのプロ診断(写真を送って、診断士に色を見てもらうサービス)が向いています。ノーメイクの写真を自宅で撮って送れるので、素顔のまま出かける必要がありません。
オンラインで受けるときは、まず撮り方の案内を読みましょう。素肌に近い写真と普段のメイクの写真の両方を求められたら、どちらの状態か分かるように分けて送ります。撮る場所、時間帯、髪型、カメラの位置はそろえてください。顔の片側だけメイクを落とした写真は、左右の差が大きくなるので避けたほうが安心です。
知りたいのが「素肌の状態で合う色」なのか、「普段のメイクをした状態で着やすい色」なのかも書き添えましょう。目的が伝わると、2種類の写真で答えが違っても、使い分けの提案として受け取りやすくなります。撮り方の基本は、プロ診断に申し込む前の写真の準備も参考にしてください。
対面のサロンで受けるときは、メイクをどこまで落とすかを、予約先の案内で確かめてください。会場で落とせるのか、落としてから行くのか、眉やアイメイクは残してよいのかは、サロンによって違います。
よくある質問
日焼け止めは塗ったままでもよいですか?
色の付かない日焼け止めなら、塗ったままで構いません。肌を白く見せるトーンアップタイプや、ピンク・ラベンダーなどの色が付くものは、ファンデーションと同じように顔映りを変えます。窓辺で比べるときに日差しが気になる人は、無色のものを選ぶか、使ったことをメモしておきましょう。
カラコンやまつげエクステは外したほうがよいですか?
カラコンは、外して比べるのが目安です。瞳の色やふちの濃さが変わると、顔全体のはっきりした印象まで変わるためです。まつげエクステやまつげパーマは落とせないので、そのままで構いません。毎回同じ状態で比べれば、色による違いは見分けられます。
顔色がいつもと違う日は、比べないほうがよいですか?
無理に比べなくて大丈夫です。寝不足の日や、いつもより赤みが強い日は、どの色を当てても顔色のほうが気になり、色による違いが見えにくくなります。いつもの顔色に近い日を選んで、落ち着いて比べてみてください。
まとめ
パーソナルカラーを自宅で比べるときは、ファンデーション・チーク・リップなど色の付くメイクを落とし、赤みが引いてから始めます。眉や無色の日焼け止めは残して構いません。素肌に近い状態でなじんだ色と、普段のメイクで着やすい色は、分けて覚えておくと服選びに使いやすくなります。まずは休日の明るい時間に、手持ちのトップス2枚で試してみましょう。
PRO DIAGNOSIS
似合う色を自分だけでは決めきれない方へ写真で受けるパーソナルカラー診断(基本は4タイプ)
わずかな色の違いは、照明や写真の条件でも見え方が変わります。候補を絞っても迷うときは、写真や質問をもとに個別に見てもらうと、似合うタイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。自宅から写真と回答を送る形なので、すっぴんで出かける必要も、来店の予約や移動の時間もいりません。
- 写真と、髪や肌についての質問への回答をもとに診断してもらえます
- 診断結果と、その理由(外見の特徴)を教えてもらえます
- 2番目に似合うタイプの診断や、似合う色の解説文は追加オプションです
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
似合う色のタイプと、そう判断された理由を知りたい方