パーソナルカラーの自己診断 · 悩み解決ガイド

パーソナルカラーのドレープは服やタオルで代用できる?選び方と限界

パーソナルカラーのドレープは、無地のTシャツやタオルで代用できます。つやと厚みの近い2枚を同じ大きさに折って当てれば、顔映りの違いは比べられます。ただし、分かるのは「その2枚のどちらがなじむか」までです。

姿見の前で、ハンガーにかけたコーラル色のTシャツを胸に当てている女性。横のスツールに青いTシャツ、奥のラックにベージュ系の服が並ぶ
画像は記事の内容をイメージしたものです。

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ドレープは、無地でつやの少ない服やタオルで代用できる

専用のドレープ(プロ診断で顔の下に当てる色布)がなくても、家にある物で顔映りの違いを比べられます。使いやすいのは次の4種類です。

  • 無地のTシャツ:綿でつやが少なく、色違いを集めやすい物です。たたんで、無地の面を顔の下に当てます。
  • フェイスタオル:厚みがそろいやすく、2色を比べるのに向いています。毛足の短い物を選んでください。
  • 枕カバーや大判のハンカチ:平らに広げられて、しわが出にくい布です。
  • ストール:顔の下を広く覆えます。透けない厚さで、光らない素材の物を選びます。

専用のドレープと、手持ちの布の違い

専用のドレープは、色を見比べるための道具です。大きさと素材がそろえてあり、色だけが違うように作られています。

手持ちの服や布は、色のほかに、つや、透け感、厚み、柄、しわも1枚ごとに違います。こうした違いも顔映りに影響するので、よく見えた理由が色だとは言い切れません。

比べる点専用のドレープ手持ちの服や布
大きさどの色も同じ物によって違う
素材そろえてあるつや・厚み・透け感が違う
色の種類タイプ別にそろっている持っている色に限られる

そのため、手持ちの1組だけで春夏秋冬のタイプまで決める必要はありません。「明るい色のほうがなじむ」のように、傾向を1つずつ確かめていく使い方が向いています。プロがドレープを当てて何を見ているかは、ドレープ比較とはで説明しています。

代用に向かない布と、その理由

選ぶ基準は、無地であること、強いつやや透け感がないこと、顔の下を覆える大きさがあることです。反対に、次のような物は比べにくくなります。

  • サテンやシルクなど、つやの強い布:光を反射して、色に関係なく顔が明るく見えます。
  • シフォンやレースなど、透ける布:下に着ている服や肌の色が混ざります。
  • 編み目の大きいニット、スパンコール:色より、凹凸の影や光のほうが目立ちます。
  • 柄物、ロゴの大きい服:色が複数あると、どの色の影響か分からなくなります。
  • 色あせた服、毛羽立った服:もとの色より白っぽくなっていて、比べたい色とずれます。

ロゴや切り替えのある服を使うときは、無地の部分だけが見えるように折ってください。折り目やボタンが顔の近くに来ると、その形のほうが気になってしまいます。

比べる組は、色以外をそろえる

2枚の違いが色だけになるように、組を作ります。次のような組は、色以外の違いが混ざっています。

比べにくい組混ざる違い選び直すなら
淡いピンクと濃紺色み、明るさ、鮮やかさ同じくらい明るいピンク2色
サテンと起毛素材光の反射、表面の凹凸どちらも平らな綿の布
ハンカチと服顔に映る色の面積同じ幅に折って使う

完全に同じ素材でなくても構いません。「この2枚の違いは黄み・青みだけ」と説明できれば、比べる意味があります。違いが2つ以上ある組から、タイプ名まで決めるのは避けましょう。

Tシャツどうし、タオルどうしのように、同じ種類の物で組を作るのが近道です。たとえば、イエベ春とブルベ夏のどちらに近いかを知りたいなら、コーラルピンクとローズピンクのTシャツを探します。色の組み合わせの例は、自宅で色を比べる基本の手順にまとめています。

「明るさを見る組」「黄み・青みを見る組」と、目的ごとに2枚を決めておくと迷いません。比べる相手が見つからない布は、無理に使わなくて大丈夫です。条件のそろう組で分かることから、先に確かめていきましょう。

同じ幅と高さで当てて、入れ替える

当てる場所は、直射日光の入らない窓辺が向いています。首元の服を白い布やタオルで隠し、その上から、同じ幅に折った2枚を順に当てます。布はあごに押し付けず、いつもの襟元に近い高さで持ってください。片方だけ首まで覆うと、顔に映る色の量が変わってしまいます。

順番は、白、1枚目、白、2枚目です。色を替える前に、いったん白に戻します。そのあと、2枚目から先に当てて、もう一度繰り返してください。先に見た色をよく感じやすいので、順番を入れ替えて印象の偏りを減らします。

見るのは、頬の色、目の下の影、あごから首のつながりです。色の名前や好き嫌いではなく、「2枚目で小鼻の脇の影が目立つ」のように、顔に起きた変化を言葉にしてみましょう。服として着ると、襟の形や色の面積も変わります。最後は実際に着て、全身鏡でも確かめてください。

明るく見えたら、色か反射かを確かめる

つやのある布は、光を反射して顔全体を明るく見せることがあります。顔が明るく見えたときは、それが色の効果なのか、布の反射なのかを確かめましょう。

確かめ方は簡単です。布を顔の下に当てたまま、少し傾けてみてください。傾けるだけで頬の明るさが変わるなら、色より反射の影響が大きいと考えられます。

たとえば、青みピンクのサテンとコーラルピンクの綿を比べて、青みピンクのほうが明るく見えたとします。これだけでは、青み寄りの色がなじむとは言えません。青みピンクをつやの少ない布に替えて、同じ結果になるかを見てください。

結果は、使った布どうしの話として受け取る

代用の布で分かったことは、「この2枚なら、1枚目のほうがトップスに使いやすい」という形で覚えておくのが安全です。似た特徴の服をもう1組試して、同じ結果が出たら、そこで初めて「明るい色がなじみやすい」といった傾向として受け取ります。

一度よく見えた色だけを頼りに、まとめ買いするのはおすすめできません。素材や襟の形が変わると、同じ色でも見え方が変わるためです。新しい服は試着して、首元と全身の両方を鏡で見てから決めましょう。

比べるのに使った2枚は、次回も同じ組で使うと、前回との違いが分かりやすくなります。色あせや毛羽立ちが目立ってきたら、別の布に替えてください。

2枚を当てても違いが見えないときは、代用の布で違いが分からないときの見直し方を参考にしてください。質感をどうしてもそろえられない場合は、専用のドレープを使うプロの診断で見てもらう方法もあります。

よくある質問

折り紙や色画用紙でもドレープの代わりになりますか?

代わりになりますが、参考程度と考えてください。紙は布より小さく、表面の光り方も布と違うためです。使うなら、大きめの色画用紙を選び、同じ種類の紙どうしで比べます。服を買う前には、近い色の布でもう一度確かめると安心です。

代用の布は、どのくらいの大きさが必要ですか?

あごの下から胸元までを、肩幅くらいの幅で覆える大きさが目安です。フェイスタオルや、たたんだTシャツがちょうどこのくらいになります。小さすぎると顔に映る色が少なく、違いが見えにくくなります。比べる2枚は、同じ幅に折ってそろえてください。

専用のドレープを自分で買ったほうがよいですか?

傾向を知るだけなら、買わなくても手持ちの服で足ります。市販の色布のセットは、大きさと素材がそろっている点が便利です。ただし、布がそろっていても、光の条件や見る場所は自分で整える必要があります。まずは家にある物で試してから考えても遅くありません。

まとめ

ドレープは、無地でつやの少ないTシャツやタオルで代用できます。色以外の違いが混ざらないように、素材と大きさの近い2枚を選び、同じ幅と高さで当てましょう。顔が明るく見えたときは、布を傾けて、反射のせいでないかを確かめます。まずは家にあるTシャツから、色違いで素材の近い2枚を探してみてください。

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