パーソナルカラーを見る自然光の条窓の向き別の時間と座る位置
色を比べやすい自然光は、直射日光の入らない窓辺の、やわらかく均一な光です。晴れた日なら午前10時ごろから午後2時ごろ、北向きの窓かレースカーテン越しが目安になります。窓の向き別の時間帯と座る位置を紹介します。

色を比べやすい自然光は、直射日光の入らない窓辺の光
顔の近くで色を比べるなら、いちばん明るい場所より、顔全体にむらなく光が当たる場所を選びます。目安は次の5点です。
- 直射日光を避ける:日差しが顔や布に直接当たると、影が濃くなり、色も白っぽく飛んで見えます。
- 日が高い時間に見る:午前10時ごろから午後2時ごろが目安です。朝と夕方は、光が黄みや赤みを帯びます。
- 窓に向かって座る:窓を正面にすると、顔の左右に同じように光が当たります。
- 部屋の照明を消す:自然光と照明の色が混ざると、肌や布の色が変わって見えます。
- 薄曇りの日も使う:雲が光をやわらげるので、晴れた日より影が出にくくなります。
光が変わると、同じ色でも顔映りが変わる理由
色の見え方は、当たる光の色と強さで変わります。夕方の光や電球色の照明の下では、白い布も黄色っぽく見えます。この状態で比べると、イエベ春やイエベ秋に合うとされる黄み寄りの色が、実際よりなじんで見えることがあります。布の色のおかげなのか、光のせいなのかが区別できません。
光の強さも大切です。直射日光が片側から当たると、反対側の頬に濃い影ができます。色を替えたときの小さな影の変化は、その濃い影に隠れてしまいます。
比べやすい光と比べにくい光の違いを、表にまとめました。
| 光の条件 | 比べやすい | 比べにくい |
|---|---|---|
| 色 | 白い紙が白く見える | 白い紙が黄色や青っぽく見える |
| 向き | 正面から顔全体に当たる | 片側や背後から当たる |
| 強さ | 影がやわらかい | 影の境目がくっきり出る |
| 安定 | 数分たっても明るさが同じ | 雲の動きで明るさが変わる |
自宅の中で、この条件に近い場所と時間を1つ見つけておきましょう。色を当てる順番や顔の見る場所は、自宅で色を比べる基本の手順にまとめています。
窓の向き別:比べやすい時間帯の目安
直射日光が入る時間は、窓の向きで変わります。晴れた日の目安は次のとおりです。
| 窓の向き | 比べやすい時間 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 北向き | 日中ならいつでも | 光が弱い日は窓に近づく |
| 東向き | 昼前から午後の早い時間 | 朝は直射日光が入る |
| 南向き | レースカーテン越しの日中 | 日差しが強い日は窓から離れる |
| 西向き | 午前10時ごろから昼すぎ | 午後は直射日光と西日が入る |
これは目安で、隣の建物や季節によって変わります。夏と冬では太陽の高さが違い、同じ窓でも日の入り方が変わるためです。数か月たったら、次の節の方法で確かめ直してみてください。
白い布で、光が安定しているかを確かめる
その時間が比べやすいかどうかは、白い布が1枚あれば確かめられます。
- 白い布やタオルを顔の下に当て、鏡で頬と目の下の影を見ます。
- そのまま2〜3分おいて、もう一度同じ場所を見ます。
- 顔の明るさと影の濃さが変わっていなければ、色を比べ始めます。
布に日差しの筋が入るときや、左右の頬で明るさが大きく違うときは、座る場所か時間を変えましょう。雲が速く動いて、白い布の明るさが次々に変わる日もあります。そんな日は無理に答えを出さず、別の日に回して大丈夫です。
色を比べ終わったあとにも、もう一度白い布を当ててみてください。最初と顔の明るさが違っていたら、途中で光が変わっています。その回の結果は、参考程度にとどめましょう。
窓辺に座る位置と、周りの色の整え方
座る位置は、窓から少し離れた正面が基本です。あわせて、顔に映り込む周りの色も整えておきます。
- 窓との向き:窓を正面にします。窓を背にすると逆光になり、顔が暗く見えます。
- 日差しが入るとき:白か薄いグレーのレースカーテンを引くか、日差しの届かない位置まで下がります。
- 周りの色:色の濃いカーテンや壁が近いと、その色が顔に映ります。白い紙や白い布を横に立てると、影響を減らせます。
- 着ている服:色の濃い服を着ているときは、白いタオルで首元を覆います。
鏡、椅子、布を当てる高さを決めておくと、別の日にも同じ条件で比べられます。普段は鏡や椅子を片づける人は、窓との位置関係を簡単な図にしておくと、元に戻しやすくなります。
光がそろわない日の直し方
うまく比べられないと感じたら、原因を1つずつ直していきましょう。
- 片側の頬だけ影が濃い:体ごと窓の正面に向き直します。
- 部屋全体が暗い:窓に近づきます。それでも暗ければ、明るい日に回しましょう。
- 比べる前と後で顔の明るさが違う:白い布を当て直し、光が落ち着くまで待ちます。
- 片方の布だけ明るく見える:布のつやが光を反射しているかもしれません。
つやの違う布どうしでは、色と反射の影響が混ざります。素材の近い布に替える方法は、服やタオルでドレープを代用するときの選び方で紹介しています。
晴れた日に見た色と、曇りの日に見た別の色を、記憶や写真で比べることはできません。別の日に続きを試すときは、白い布と、前回すでに見え方が分かっている1色を先に当ててみてください。前回と同じように見えれば、その日の光は前回に近いと考えられます。
比べやすい明るさが10分ほどしか続かない家もあります。その場合は、1日に1組だけで構いません。「11時ごろ、布に日差しが入った」と分かれば、次はその前の時間を使えます。うまくいかなかった日にも、次に役立つ発見があります。
光は整っているのに色の違いが見えない、というときは、見方のほうを変えてみましょう。色を替えても顔映りの違いが分からないときの見方が参考になります。
自宅の光が安定しないとき
窓が小さい、隣の建物が近い、昼間は家にいない、という人もいるでしょう。自宅の自然光にこだわり続ける必要はありません。
休日の日中に、家の中でいちばん明るい窓を1か所だけ試してみてください。それでも光がそろわないなら、プロに見てもらう方法があります。オンラインのプロ診断(写真を送って診断士に色を見てもらうサービス)なら、撮り方の案内に沿って写真を用意すれば、サロンに出かけずに受けられます。どうしても自宅の光が整わない人には、光の整った部屋で色布を当ててもらえる対面のプロ診断が向いています。プロ診断を考え始めたら、セルフチェックからプロ診断に進む目安も読んでみてください。
よくある質問
夜や照明の下でパーソナルカラーを確かめてもよいですか?
参考程度にとどめるのがよいでしょう。照明は種類によって光の色が違い、電球色では黄み寄りに、青白い照明では青み寄りに見えるためです。夜しか時間がないときは、白い紙が白く見える照明の下で比べ、休日の日中にもう一度確かめてみてください。
曇りや雨の日でも色を比べられますか?
薄曇りの日は、むしろ比べやすい日です。雲が光をやわらげ、顔に濃い影が出にくくなります。雨の日や雲の厚い日は、部屋が暗くなりすぎることがあります。窓に近づいても顔の影が濃いときは、別の日に回しましょう。
屋外で比べたほうが正確に分かりますか?
屋外より、室内の窓辺のほうが比べやすくなります。屋外では、直射日光のほか、地面や建物、木の葉からの色の反射を受けやすいためです。風で布が動き、同じ高さに当て続けにくいという難しさもあります。
まとめ
色を比べやすいのは、直射日光の入らない窓辺で、顔全体にむらなく当たる光です。窓に向かって座り、照明を消して、白い布で数分間明るさが変わらないことを確かめてから始めましょう。まずは次の休日に、自宅の窓で比べやすい時間帯を1つ見つけてみてください。
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