色を変えても顔映りの違いが分からないと見る場所と色の選び直し
服の色を変えても顔映りの違いが分からないのは、見方が悪いのではなく、2色の差が小さいからかもしれません。顔全体ではなく頬・目の下・あごを1か所ずつ見て、それでも同じなら、差の大きい色の組に替えてみましょう。

顔映りの違いが分からないときは、見る場所を絞る
色を替えても顔が同じに見えるときは、顔全体をぼんやり見るのをやめて、次の順で試してみてください。
- 頬だけを見る:赤みの強さではなく、頬から唇まで色がなじんで見えるかを比べます。
- 目の下の影だけを見る:色を替えた瞬間に、影が濃くなるかどうかを見ます。
- あごと首の境目だけを見る:顔と首がひと続きに見えるか、顔だけ浮いて見えるかを比べます。
- 差の大きい2色に替える:どこも同じなら、オレンジと青みの強いピンクのように、違いのはっきりした組にします。
- それでも同じなら、どちらも使う:差がないことも、立派な答えです。
違いが見えない主な理由
違いが見えないのは、観察が下手だからではありません。多くは、次のどれかに当てはまります。
- 2色の差が小さい:どちらも明るい黄み寄りのピンク、というように近い色どうしでは、顔の変化も小さくなります。
- 顔全体を一度に見ている:頬はなじんでいるのにあごは浮いて見える、という別々の変化が、「なんとなく同じ」という印象にまとまってしまいます。
- どちらの色もなじんでいる:黄み・青みのどちらにも大きく寄らない人は、黄み寄りと青み寄りの2色では差が出にくくなります。
色を替えたときの顔の変化は、もともと小さなものです。一度で見分けられなくても、心配はいりません。
なお、光がそろっていないと、見えるはずの差も見えなくなります。日差しが顔に直接当たっているときや、部屋が暗いときは、先に色を比べやすい自然光の条件を確かめてください。
頬は、赤みの強さより色の広がりを見る
頬が赤く見えればよい、というわけではありません。見るのは、頬から唇まで自然につながっているか、小鼻や口元だけ赤みが強く出ていないかです。
布の色が反射して、顔全体が赤く見えているだけのこともあります。顔全体ではなく、どの部分の色が強くなったかを見てください。
たとえば、1色目では頬の色が均一で、唇は控えめに見えたとします。2色目では唇が鮮やかになった代わりに、小鼻の周りまで赤く見えました。このときは「1色目は均一」「2色目は口元が強い」と短く言葉にしてみてください。好みと切り離して比べやすくなります。
影は、色を替えた瞬間に気になった場所を見る
先に白い布を当てて、もとからある影を確かめておきます。次に1色目に替え、その瞬間に、目の下、小鼻の脇、口角のうち、どこが気になったかを1つだけ覚えます。白に戻してから、2色目でも同じことを繰り返してください。
影が消えることを目標にする必要はありません。もとの影は残っていても、灰色っぽく濃くならない、左右の差が急に大きくならない、という色なら、顔の近くで使いやすいと考えられます。
あごと首は、ひと続きに見えるかを比べる
最後に、あごから首にかけてを見ます。なじむ色を当てると、顔と首の色がひと続きに見えます。なじみにくい色では、あごの下に影の線がくっきり出たり、顔だけが布から浮いて見えたりします。
髪を耳にかけ、あごを引きすぎない姿勢で見ると、違いが分かりやすくなります。鏡に顔を近づけすぎず、胸から上が映る距離で見てください。
3か所の結果を並べて考える
3か所を見終わったら、結果を並べてみましょう。次の表は、書き出した例です。
| 見た場所 | 1色目 | 2色目 |
|---|---|---|
| 頬と唇 | 色が均一 | 口元だけ強い |
| 目の下の影 | 変化は小さい | 小鼻の脇が目立つ |
| あごと首 | ひと続きに見える | 変化は小さい |
この例なら、1色目は普段のトップスに使いやすそうです。ただし、2色目が着られないという意味ではありません。襟の一部や小物など、顔の近くで見える量を減らせば楽しめます。
どの行にも「変化は小さい」が並んだら、次の方法に進んでください。
3か所とも同じなら、差の大きい色の組に替える
頬、影、あごのすべてで差が小さいなら、その2色の違いは、あなたの顔映りにあまり影響していません。同じ2色を見続けるより、違いのはっきりした組に替えたほうが早く分かります。次のどれか1つを選んでください。
- 黄み・青みの差を広げる:コーラルピンクとローズピンクで同じなら、オレンジと青みの強いピンクにします。
- 明るさの差で比べる:白に近いライトグレーと、黒に近いチャコールグレーを比べます。
- 鮮やかさの差で比べる:鮮やかな青と、グレーがかったくすみブルーを比べます。
黄み・青みで差が出なかった人も、明るさや鮮やかさでは、はっきり差が出ることがあります。たとえばブルベ夏とブルベ冬は、どちらも青み寄りで、主な違いは鮮やかさとコントラストです。黄み・青み以外の軸も、似合う色を探す大事な手がかりになります。
一度に替える違いは1つだけにしましょう。色みも明るさも違う組にすると、差は見えやすくなりますが、何が効いたのかが分からなくなるためです。色の組の作り方は、自宅で色を比べる基本の手順でも紹介しています。
それでも迷うときの確かめ方
鏡の前で分からないときは、確かめ方を変えてみましょう。
- 着て過ごす:手持ちの服を1枚ずつ着て、家事や会話をしたあとに鏡を見ます。片方だけ口元の影が気になるなら、その気づきを次の服選びに使いましょう。
- 人に見てもらう:見る場所を1つだけ伝えます。「あごの下の影を見て」と頼むと、相手も答えやすくなります。
- 場面を分けて考える:鏡、写真、人の感想が違っても、どれか1つを正解にする必要はありません。着る場面に近い見え方を優先してください。
同じ2色を別の日に見て、答えが毎回変わるときは、その2色の比較はいったんやめて構いません。日常の買い物で分からないほど小さな違いなら、手持ちの服との合わせやすさや好みを優先してよいのです。
布そのものに原因があることもあります。片方だけつやが強い、下の服の色が透ける、といった場合は、代用の布で違いが分からないときの見直し方を確かめてみてください。
よくある質問
顔映りがよいとは、どういう状態ですか?
色を当てたときに、顔色が明るく均一に見え、影が目立たず、顔と首がひと続きに見える状態です。反対に、布の色ばかりが目立って顔の印象が薄くなる、影が濃く見える、というときは、その色が強く出ています。
メイクをしたままだと、違いは分かりにくくなりますか?
分かりにくくなります。ファンデーションやチーク、口紅の色が、頬の赤みや影の変化を隠すためです。違いが見えないときは、色の付くメイクを落としてから、もう一度比べてみてください。
眼鏡をかけたままでも比べられますか?
比べられますが、色の付いたレンズや、フレームの色が濃い眼鏡は外したほうが見やすくなります。レンズの色で目元の影の見え方が変わり、濃いフレームはそれ自体が目立つためです。外すと鏡が見えにくい人は、家族に見る場所を伝えて、代わりに見てもらいましょう。
まとめ
色を替えても顔映りの違いが分からないときは、頬の色の広がり、目の下の影、あごと首のつながりを、1か所ずつ見てみましょう。どこも同じなら、黄み・青み、明るさ、鮮やかさのどれか1つがはっきり違う組に替えます。それでも差がなければ、その2色はどちらも使える色です。自分の大まかな傾向を先に知りたい人は、無料診断から始めてみてください。
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