美容室でパーソナルカラーを伝える方髪色の頼み方とタイプ別の例
美容室でパーソナルカラーを髪色に生かすには、タイプ名に加えて、なりたい雰囲気、避けたい見え方、職場の決まり、朝の手入れ時間の4つを伝えます。イエベ春なら黄み寄りの明るめのブラウンなど、タイプ別の髪色の目安と、当日の話し方を紹介します。

美容室では、タイプ名に「なりたい雰囲気」など4つを添える
美容室でパーソナルカラーを伝えるときは、タイプ名に加えて、鏡を見ながら話せる言葉を添えるのがこつです。美容師が同じ分類を使っているとは限らないためです。席に着いたら、次の4つを最初に話しましょう。
- なりたい雰囲気:「やわらかく、少し明るく見せたい」のように伝えます。
- 避けたい見え方:「顔色が沈んで見える」「赤みが強く出る」など、これまでに困ったことを伝えます。
- 生活の決まり:職場で許される髪色の明るさと、結べる長さが必要かどうかを伝えます。
- 手入れに使える時間:「朝は5分くらい」のように、毎日続けられる範囲を伝えます。
パーソナルカラー4タイプ別の、髪色の目安と伝え方
パーソナルカラーは、顔の近くに置いた色の見え方を比べるものです。髪は顔にいちばん近い色なので、結果が髪色を選ぶ手がかりになります。4タイプごとの目安は、次のとおりです。
| タイプ | なじみやすい髪色 | 伝え方の例 |
|---|---|---|
| イエベ春 | 黄み寄りの、明るめ〜中くらいのブラウン | 黄みのある、明るくつやのある茶色 |
| ブルベ夏 | 黄みと赤みを抑えたブラウン | 黄みを抑えた、やわらかい茶色 |
| イエベ秋 | 黄み〜オレンジ寄りの、深めのブラウン | 深みのある、落ち着いた茶色 |
| ブルベ冬 | 黒髪、ダークブラウン、暗めのアッシュ | 黄みを抑えた、暗めではっきりした色 |
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。同じ「ブラウン」でも、明るさ、赤みや黄み、鮮やかさ、光に透けたときの見え方で印象は変わります。明るさの基準は美容室によって違うので、数字で伝えるより、なりたい明るさの写真を見せるほうが確かです。室内と屋外のどちらで見た色が希望に近いかも、添えてください。
自分のタイプが分からない人は、4タイプの違いを読むか、無料診断で傾向を確かめておきましょう。
明るさや色落ちまで含めた髪色の考え方は、似合うヘアカラーの選び方で紹介しています。
当日は、この順番で話すと伝わりやすい
施術の前に話せる時間は限られています。次の順番で話すと、言い忘れが減ります。
- 今回どうなりたいかを話します。
- 今の髪の状態と、これまでのカラーやパーマを伝えます。
- 参考写真を見せます。
- できることと、難しいことを聞きます。
- 仕上がったら、家での扱い方を聞きます。
2番目の「これまでのカラーやパーマ」は、分かる範囲でかまいません。過去の施術によって、できる色や進め方が変わることがあるためです。診断で得意とされた色でも、今の髪を1回で希望の色にできるとは限りません。まず髪の状態を見てもらい、何回かに分ける方法も含めて相談しましょう。
髪色と髪型を同時に大きく変えると、どちらが落ち着かなかったのかが分かりにくくなります。久しぶりに変える人は、今回は色、次回は前髪というように分ける方法もあります。
参考写真は、好きな点を言葉にして見せる
参考写真は、好きな写真を2枚ほど、避けたい写真を1枚用意しておくと、好みの範囲が伝わります。見せるときは、次のように好きな場所を指さして話しましょう。
- 「この写真の、毛先の明るさが好きです」
- 「色はこのくらいで、赤みは出したくありません」
- 「こちらの写真のように、黄色っぽく見えるのは避けたいです」
- 「私の髪質と長さで、どこまで近づけますか」
横顔や後ろ姿の写真もあると、長さと量を相談しやすくなります。染めた直後だけでなく、数週間たったときに色がどう変わるかも聞いておきましょう。
髪型は、顔立ちだけでなく毎日の生活にも合わせる
顔タイプ診断®などで髪型の提案を受けている人も、生活の条件を一緒に伝えてください。仕事中は結ぶ必要がある、帽子をかぶる、眼鏡を使う、といったことです。美容室で整った一瞬より、翌朝に自分で扱える形のほうが、長く頼りになります。
長さを大きく変える前に、分け目を変える、耳にかける、結ぶ高さを変える、といった方法を試すのもよいでしょう。前髪を作るか迷うなら、下ろしたい日と上げたい日の両方の写真を見せると、希望が伝わりやすくなります。顔タイプの結果を前髪や毛先の形に言い換える方法は、髪型相談の前にしておく準備で紹介しています。
仕上がりが思っていたのと違うときの伝え方
鏡を見て気になるところがあれば、その場で伝えてかまいません。「もう少し暗く見せたい」「顔まわりが重く感じる」のように、場所と見え方を具体的に言うと、直せる範囲を教えてもらえます。
家に帰ってから気になったときは、美容室の照明だけでなく、窓の近くや職場に近い明るさでも見てみましょう。確かめるのは「診断どおりか」ではなく、顔色、手持ちの服、朝の支度に合うかどうかです。数日たっても気になる場合は、早めに美容室に連絡して相談してください。
次に行くときは、色が落ちてきた状態や伸びた髪の写真を見せて、よかった点と困った点を1つずつ伝えます。毎回同じ色にする必要はありません。回を重ねるごとに、希望に近づいていきます。
仕上がったら、家での扱い方を聞いておく
美容室を出る前に、次のことを聞いておくと、仕上がりを長く保ちやすくなります。
- 「乾かすときは、どこから、どの向きに乾かしますか」
- 「家にある道具で、同じように整えられますか」
- 「色を長く保つために、気を付けることはありますか」
- 「次に来る目安は、いつごろですか」
店ですすめられたケア用品を使う場合は、使い方と頻度もその場で聞いておきましょう。通う頻度や予算も、似合うことと同じくらい大切です。色が落ちていく途中も楽しめるか、伸びたときに形が保てるかまで聞いておくと、無理なく続けられます。
よくある質問
美容師にパーソナルカラーを伝えても、迷惑になりませんか?
迷惑にはなりません。好みや避けたい色を知る手がかりになるので、伝えたほうが相談は進みます。ただ、タイプ名だけでは希望が伝わりにくいこともあります。「黄みを抑えたい」「暗くなりすぎるのは避けたい」のように、色の言葉を添えて話してください。
黒髪のままでも、パーソナルカラーは生かせますか?
生かせます。染めない場合は、つや、前髪の厚み、顔まわりの軽さで印象を調整します。たとえばイエベ春の人は、黒髪につやを出すと重く見えにくくなります。ブルベ冬の人は、黒髪そのものがなじみやすい色とされています。
パーソナルカラーの目安と違う髪色にしたいときは、どうすればよいですか?
好きな色を選んでかまいません。顔まわりの髪だけ得意な色みに寄せ、試したい色は毛先や内側に入れる方法がないか、美容師に聞いてみてください。全体を好きな色にする場合は、メイクや顔の近くの服の色を得意な色に寄せると、まとまりやすくなります。
まとめ
美容室では、パーソナルカラーのタイプ名に、なりたい雰囲気、避けたい見え方、生活の決まり、手入れに使える時間の4つを添えて伝えます。髪色は、なりたい明るさの写真を見せ、今の髪でできる範囲を美容師と一緒に探しましょう。次の予約の前に、4つをスマートフォンにメモし、好きな写真を2枚選ぶところから始めてみてください。
PRO DIAGNOSIS
似合う色を自分だけでは決めきれない方へ写真で受けるパーソナルカラー診断(基本は4タイプ)
わずかな色の違いは、照明や写真の条件でも見え方が変わります。候補を絞っても迷うときは、写真や質問をもとに個別に見てもらうと、似合うタイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。自宅から写真と回答を送る形なので、すっぴんで出かける必要も、来店の予約や移動の時間もいりません。
- 写真と、髪や肌についての質問への回答をもとに診断してもらえます
- 診断結果と、その理由(外見の特徴)を教えてもらえます
- 2番目に似合うタイプの診断や、似合う色の解説文は追加オプションです
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
似合う色のタイプと、そう判断された理由を知りたい方