コスメカウンターで似合う色を相談する方タイプ別の伝え方の例
コスメカウンターでパーソナルカラーに合う色を相談するときは、タイプ名に加えて、使う場面、欲しい濃さ、質感、予算を伝えると、合う色を早く出してもらえます。イエベ春なら「黄み寄りで明るく澄んだ色」のように、普段の言葉に直した伝え方も紹介します。

コスメカウンターでは、場面・濃さ・質感・予算を先に伝える
コスメカウンターは、化粧品売り場でスタッフに相談しながら色を試せる場所です。「似合う色をください」とだけ頼むより、次の5つを最初に話すと、候補を早く絞ってもらえます。
- 使う場面:仕事、休日、写真に残る日など、いつ使いたいかを伝えます。
- 欲しい濃さ:透けるくらいがよいか、しっかり色が出るほうがよいかを伝えます。
- 好きな質感:つやのあるタイプか、マットなタイプかを伝えます。
- 予算:1点あたりの上限と、今日買うつもりかどうかを伝えます。
- 気になること:肌が敏感、香りが苦手などの心配は、試す前に伝えます。
タイプ名だけでは伝わりにくい理由
スタッフが、パーソナルカラーの同じ分類を使っているとは限りません。「ブルベ夏です」と伝えても、ブランドによって色の分け方や呼び方が違うことがあります。色み、明るさ、鮮やかさという普段の言葉に直すと、どのブランドのカウンターでも通じます。4タイプ別の言い方は、次の表を参考にしてください。
| タイプ | 伝え方の例 | 試したい色 |
|---|---|---|
| イエベ春 | 黄み寄りで、明るく澄んだ色 | コーラルピンク、ピーチ |
| ブルベ夏 | 青み寄りで、明るく穏やかな色 | ローズピンク、モーヴピンク |
| イエベ秋 | 黄み寄りで、深みのある落ち着いた色 | テラコッタ、サーモン |
| ブルベ冬 | 青み寄りで、はっきりした色 | 青みレッド、ワイン |
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。同じタイプでも、濃さや質感の好みで選ぶ色は変わります。タイプが分からない人は、イエベ・ブルベを自分で見分ける方法を読むか、無料診断で傾向を確かめてから行くと安心です。
タイプ名を知らなくても、「黄みが強い色だと顔色が重く見える」「明るさは欲しいが、白っぽい色は落ち着かない」という言い方で伝わります。診断のレポートや色見本を持っている人は、見せられる範囲で見せてください。カウンターでの相談は、診断結果に合わせるためではなく、自分が使いやすい色の幅を探すための時間だと考えると、気が楽になります。
そのまま使える伝え方の例
場面、濃さ、質感、予算のうち、2つか3つを1文に入れると、スタッフは色を出しやすくなります。
- 「仕事の日に使うリップを探しています。透けるくらいの赤みで、つやは控えめが好みです」
- 「イエベ秋と言われました。テラコッタ系で、濃くなりすぎない色はありますか」
- 「手持ちのローズのチークに合うリップを見たいです」
- 「今日は試すだけにして、家で考えてから決めたいです」
仕事の日に急いで塗るリップと、写真に残る日のリップでは、欲しい濃さが違います。商品の名前より先に、いつ、どんな服と使いたいかを話してください。普段の生活に合う色に絞り込みやすくなります。色・質感・濃さの考え方は、似合うリップの選び方で紹介しています。
2色を比べるときは、色か質感のどちらかだけを変える
「右は明るい色でマット、左は濃い色でつや」という比べ方では、どこがよかったのかが分かりません。まず同じ質感の色違いを2色見て、気に入った色が決まってから、質感を変えて比べましょう。この順番なら、自分の好みを言葉にしやすくなります。
見るところは、リップなら輪郭、透け感、つやです。チークなら、色、入れる範囲、量を見ます。色の名前を覚えるだけでなく、どの塗り方で顔になじんだかも聞いておくと、家で同じように使えます。
同じ日にたくさんの色を重ねると、色だけでなく使い心地も分かりにくくなります。気になる2色までに絞り、別の質感は次の機会に回しましょう。
店の照明だけで決めず、時間を置いて見る
カウンターの照明は、自宅や職場より明るいことがあります。塗ってもらったら少し時間を置き、店内の別の場所や、窓に近い場所でも鏡を見てみましょう。外に出て確かめたいときや、後日もう一度来たいときは、スタッフに一言聞いてからにします。
色の変化、乾燥、香り、服との相性は、塗った直後だけでは分かりません。その場で決めず、色の名前と番号を控えて、家で考える方法もあります。次の3つをスマートフォンにメモしておくと、あとで思い出しやすくなります。
- 色の名前と番号
- 顔の左右どちらに塗ったか
- 時間がたったあとの感想
翌日に手持ちの服を見ながら読み返すと、店では気づかなかった使い道が浮かぶこともあります。
買う前に、家で同じように塗る方法を聞く
気に入った色が見つかったら、買う前に次のことを聞いておきましょう。
- 1度塗りの量を見せてもらいます。
- 手持ちの下地やブラシで使えるかを聞きます。
- 塗り直しの方法と、必要なものを聞きます。
セットで使う商品をすすめられたときは、全部が必要か、手持ちのもので代わりになるかを尋ねてかまいません。「予算は1点分です」と先に伝えてあれば、断りやすくなります。カウンター以外の相談先も知りたい人は、メイク相談やメイクレッスンの使い方を参考にしてください。
すすめられた色がしっくりこないときの調整
似合うと言われた色でも、濃く感じたり、落ち着かなかったりすることがあります。合わないと決める前に、その場で次の3つを試してもらいましょう。
- 薄く塗る:1度塗りにするか、唇の中央にだけのせて指でぼかします。
- 質感を変える:同じ色みで、透け感のあるタイプやつやのあるタイプに替えます。
- ほかのメイクを控える:チークやアイシャドウを薄くして、その色だけを主役にします。
反対に、タイプの目安とは違う色が好きな場合もあるでしょう。たとえばブルベ夏の人がオレンジを使いたいなら、ピンク寄りのコーラルピンクを選ぶと、なじみやすくなります。好きな色を諦めるのではなく、少しだけ得意な色みに寄せる、という考え方です。
家に帰ってから欲しくなったときは、鏡で見た顔色だけでなく、使い心地と塗り直す手間も思い出してください。似合う色でも、使うたびに気を使うなら出番は減ります。買わずに帰っても、好みが1つ分かったなら十分な相談です。
よくある質問
コスメカウンターは、買わなくても相談してよいですか?
相談だけで帰ってもかまいません。最初に「今日は試すだけにして、家で考えたいです」と伝えておくと、スタッフもそのつもりで案内してくれます。気に入った色があれば、色の名前と番号をメモして帰りましょう。
診断結果と違う色をすすめられたら、どちらを選ぶとよいですか?
実際に塗ってみて、使いたいと思えたほうを選んでかまいません。診断結果は色の方向を知る目安で、同じタイプでも濃さや質感によって見え方は変わります。迷うときは、診断で言われた色とすすめられた色を左右に半分ずつ塗ってもらい、少し離れて鏡を見比べてみてください。
リップとチークを、一度に相談してもよいですか?
相談してかまいません。ただ、その日に決めるのは1〜2点までにするのがおすすめです。一度にたくさん塗ると、どの色がよかったのかが分かりにくくなります。先にリップを決め、その色に合うチークを見せてもらう、という順番にすると選びやすくなります。
まとめ
コスメカウンターでは、タイプ名に加えて、使う場面、欲しい濃さ、好きな質感、予算を伝えると、合う色を早く出してもらえます。比べるのは2色まで、色か質感のどちらかだけを変えて、時間がたった状態も見てください。次に売り場に行く前に、使う場面と予算をスマートフォンにメモするところから始めてみましょう。
PRO DIAGNOSIS
似合う色を自分だけでは決めきれない方へ写真で受けるパーソナルカラー診断(基本は4タイプ)
わずかな色の違いは、照明や写真の条件でも見え方が変わります。候補を絞っても迷うときは、写真や質問をもとに個別に見てもらうと、似合うタイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。自宅から写真と回答を送る形なので、すっぴんで出かける必要も、来店の予約や移動の時間もいりません。
- 写真と、髪や肌についての質問への回答をもとに診断してもらえます
- 診断結果と、その理由(外見の特徴)を教えてもらえます
- 2番目に似合うタイプの診断や、似合う色の解説文は追加オプションです
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
似合う色のタイプと、そう判断された理由を知りたい方