メイク相談・メイクレッスンの準場面を1つ決めて塗り方を聞く
メイク相談やメイクレッスンは、解決したい場面を1つ決め、商品名より塗る順番・量・範囲を教わると、翌朝から自分で再現しやすくなります。持っていくコスメは、その場面で使うものだけに絞りましょう。準備と質問のしかたをまとめました。

メイク相談は、場面を絞って「塗り方」を持ち帰る
メイク相談やメイクレッスンの時間は限られています。「全部似合うようにしたい」と伝えるより、次の4つを決めてから行くと、具体的な答えをもらいやすくなります。
- 場面を1つ決める:平日の仕事、写真に残る日、短時間で済ませたい休日などから1つ選びます。
- コスメは使う場所ごとに1〜2点:ベース、眉と目元、頬と口元で、相談に関係のあるものだけを選びます。
- 片方だけ違う2択を用意する:「同じリップの1度塗りとぼかし塗り」のように、違いが1つだけの組み合わせにします。
- 塗り方で教わる:商品名より、塗る順番、量、範囲、道具の動かし方を聞いてメモします。
相談先は3種類。準備で変わること
メイクの相談ができる場所は、大きく3つあります。どこに行くかで、用意するものが少し変わります。
| 相談先 | 特徴 | 用意するもの |
|---|---|---|
| 売り場 | その店の商品を試しながら相談する | 使う場面と予算のメモ |
| レッスン | 講師に塗り方を教わる | 手持ちのコスメと道具 |
| オンライン | 写真や通話で見てもらう | 塗った状態の写真 |
化粧品売り場のカウンターでの話し方は、コスメカウンターでの伝え方にまとめています。オンラインなら、道具を持ち歩くことも、すっぴんで外出することもなく、自宅から相談できます。手持ちのコスメを見てもらう場合の写真の用意は、手持ちコスメを見てもらう準備を参考にしてください。この記事では、どの相談先にも共通する、時間の使い方と質問のしかたを紹介します。
ゴールは「終わったときにできていたいこと」で書く
場面を決めたら、相談が終わったときにできていたいことを1文にします。「10分で落ち着いた印象に仕上げたい」「手持ちの口紅を仕事でも使いたい」のような書き方です。
避けたい仕上がりも、「派手」の一言で済ませず、鏡で見える様子に言い換えましょう。唇だけが目立つ、頬が粉っぽい、眉が硬く見える、といった言葉です。
パーソナルカラーの結果がある人は、タイプ名に加えて、実際に困ったコスメを1つ添えます。たとえば「ブルベ冬(ウィンター)と言われてワインレッドのリップを買ったが、仕事の日には濃く感じる」と伝えると、同じ色を薄く使う方法から相談できます。メモは、次の4行があれば足ります。
- 場面:平日の仕事。朝のメイクは10分ほど
- 困っていること:ワインレッドのリップが、仕事の日には濃く見える
- 試したこと:1度塗りにしたが、輪郭がくっきり残る
- 予算:買い足すなら1点まで
持っていくコスメは、場面に関係のあるものだけにする
手持ちのコスメを全部持っていくと、相談したいものが埋もれてしまいます。決めた場面で使うものだけを、次のように選んでください。
| 使う場所 | 持っていくもの | 伝えること |
|---|---|---|
| ベース | 普段使っている一式 | 量、崩れ方、好みの仕上がり |
| 眉・目元 | 使いやすい1点と、迷う1点 | 線の太さ、濃さ、塗る順番 |
| 頬・口元 | 近い色を2点まで | 1度塗りと重ね塗りの違い |
| 道具 | 普段のブラシやスポンジ | 家で同じように塗れるか |
コスメを持ち込めるかどうかは、予約のときに聞いておきましょう。商品名が分かる写真やメモで代わりにできることもあります。
肌や唇に合わなかったコスメは、見え方を比べる前に外してください。「色は好きだが、使い心地が合わなかった」と伝えれば、近い色のほかのコスメを探す相談ができます。まず安心して使えるものに絞り、そのうえで量や範囲の工夫を相談する、という順番で進めましょう。数が多くて選べない人は、先に手持ちコスメを整理する方法を試してみてください。
比べてもらうのは「片方だけ違う2択」にする
色も質感も道具も違うコスメを何本も試すと、どれがよかったのか、理由が分からなくなります。比べるときは、次のように違いが1つだけの2択にしましょう。
- 同じリップの、1度塗りと、指でぼかした塗り方
- 近い色の、つやのあるタイプとマットなタイプ
- 同じチークの、頬の高い位置と、少し外側の位置
たとえば口紅が濃く見えるなら、別の色を次々に試す前に、同じ色を唇の中央から薄く広げる方法を見せてもらいます。眉が硬く見えるなら、色を替える案と、線を細くする案を別々に見せてもらいましょう。手持ちのコスメを生かす方法を第一希望にしておくと、買い足すものの役割もはっきりします。
塗り方は、順番・量・範囲・道具の動かし方で聞く
相談中は、次のように聞くと、家で再現しやすい答えが返ってきます。
- 「どの順番で塗るとよいですか」
- 「1回に取る量は、どのくらいですか」
- 「どこから塗り始めて、どこで塗り終えますか」
- 「急ぐ朝に省いてよい手順はありますか」
実演を撮影や録画してよいとは限らないので、必ず許可を取ってください。難しければ、メモや簡単な図で残します。「頬の高い位置から外に向かって」「眉尻だけ短い線を足す」と動きで書いておけば、コスメが変わっても応用が利きます。
予算は最初に伝えましょう。買い足すなら「仕事用の薄い色のリップ」のように、足りない用途に1点まで、と希望を示します。すすめられたものは、その場で買う、いったん考える、手持ちで練習する、のどれかに分けると、似た役割のコスメが増えません。購入しなくても相談できるかどうかは、予約のときに確かめておくと安心です。
家で同じようにできないときは、つまずいた手順を聞き直す
相談の翌日か、遅くとも数日のうちに、手持ちのコスメで一度通して塗ってみましょう。できた手順、時間がかかった手順、左右で差が出た手順に分けて振り返ります。
うまくいかない手順があったら、追加で質問できる期間のうちに聞き直してください。「3番目のぼかしに時間がかかる」と写真を添えれば、漠然と「うまくできない」と伝えるより、具体的な助言をもらいやすくなります。
教わった色が家では合わないと感じるときは、色を疑う前に、光と量を確かめましょう。店やサロンの照明は自宅と違うことが多く、同じ色でも見え方が変わります。窓の近くの明るい場所で鏡を見て、まず量を減らして塗り直してみてください。
よくある質問
メイク相談には、メイクをして行ったほうがよいですか?
普段の塗り方を見てもらいたいなら、いつものメイクで行くのがおすすめです。どこを直せばよいかを、その場で具体的に教えてもらえます。一から塗り方を教わるレッスンでは、メイクを落としてから始めることもあるので、予約のときに確かめておきましょう。
パーソナルカラーが分からなくても、メイク相談は受けられますか?
受けられます。タイプ名がなくても、「オレンジのリップだと口元だけ浮いて見える」のように、困っている見え方を伝えれば相談は進みます。色の傾向を先に知っておきたい人は、無料診断のセルフチェックで目安を確かめてから行くと、話が早くなります。
メイクレッスンと化粧品売り場の相談は、どちらが向いていますか?
塗り方を身につけたいならメイクレッスン、新しい色を試して選びたいなら化粧品売り場が向いています。レッスンは手持ちのコスメを使って教わることが多く、売り場はその店の商品の中から選ぶ相談になります。迷うときは、今のコスメに困っているのか、塗り方に困っているのかで決めてください。
まとめ
メイク相談やメイクレッスンは、場面を1つに絞り、関係のあるコスメだけを持っていき、塗る順番・量・範囲を教わると、翌朝から自分で再現しやすくなります。相談のあとは、数日のうちに手持ちのコスメで一度通して塗ってみてください。まずは、いちばん困っている場面を1つ選び、4行のメモを書くところから始めてみましょう。
PRO DIAGNOSIS
似合う色を自分だけでは決めきれない方へ写真で受けるパーソナルカラー診断(基本は4タイプ)
わずかな色の違いは、照明や写真の条件でも見え方が変わります。候補を絞っても迷うときは、写真や質問をもとに個別に見てもらうと、似合うタイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。自宅から写真と回答を送る形なので、すっぴんで出かける必要も、来店の予約や移動の時間もいりません。
- 写真と、髪や肌についての質問への回答をもとに診断してもらえます
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- 2番目に似合うタイプの診断や、似合う色の解説文は追加オプションです
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
似合う色のタイプと、そう判断された理由を知りたい方