証明写真メイクで顔色よく写るコ照明と背景に合わせる色と塗り方
証明写真で顔色よく写るには、チークとリップを普段より少しだけ濃くし、つやの強い下地やハイライトを控えるのが基本です。正面からの強い光と明るい背景では、淡い色が薄く写るためです。眉の整え方と、撮る直前の直し方も紹介します。

証明写真で顔色よく写るメイクは、血色を少し足して、つやを控える
証明写真のメイクは、普段のメイクを土台にして、写真で薄く写るところだけを補うのがコツです。別人のように作り込む必要はありません。次の5点を目安にしてください。
- チークは普段より1回多く重ねる:頬の高い位置に、コーラルピンクやローズピンクなど肌になじむ色を入れます。写真では、鏡で見るより薄く写ります。
- リップは唇の形が分かる濃さにする:淡いベージュは、唇の輪郭が肌にとけこんで写ることがあります。元の唇より少し濃いピンクやコーラルが目安です。
- 眉は眉尻まで描く:小さく印刷されると、細い眉尻は消えやすくなります。足りない部分だけを描き足します。
- つやは額と鼻を押さえる:強い光が当たると、つやのある下地やハイライトは白く光って写ります。撮る直前に、フェイスパウダーで軽く押さえます。
- ファンデーションは首の色に合わせて薄く塗る:厚く塗ると、顔だけが白く浮いて見えます。
証明写真で顔色が変わって見える理由は、照明と背景
鏡では自然に見えるメイクが、証明写真では薄く見えたり、顔色が沈んで見えたりするのは、撮る環境が普段と違うためです。影響が大きいのは、照明、背景、写真の大きさの3つです。
| 条件 | 起きやすいこと | メイクの対処 |
|---|---|---|
| 正面の強い光 | 頬の赤みやリップの色が薄く写る | チークとリップを少し足す |
| 明るい背景 | 淡い色が背景に負けて見える | 眉と唇の輪郭をはっきりさせる |
| 小さな写真 | 細い線や淡い色が消える | 眉尻や口角まで形を整える |
証明写真機や写真スタジオでは、顔の正面から強い光が当たります。影が出にくい代わりに、顔が平らに写り、血色や眉が薄く見えやすくなります。つやのある部分は、光を受けて白く写ることがあります。
背景の色も見え方を変えます。白い背景では顔のまわりが明るくなるので、淡いリップやチークは色が分かりにくくなります。青い背景の前では、肌の黄みや赤みが普段より強く感じられることがあります。濃くしすぎていないかを、試し撮りで確かめておくと安心です。背景と服の色の選び方は、証明写真の服装と襟元の選び方で紹介しています。
ベースメイクは、首の色に合わせて薄く塗る
顔色を明るく見せようとしてファンデーションを厚く塗ると、生え際やフェイスラインの境目が写真に写ることがあります。顔の中央に必要な分だけをのせて、外側に向かって薄くのばしましょう。鏡には顔だけでなく首元まで映して、顔だけが白く浮いていないかを確かめてください。
目の下の影や小鼻の赤みが気になる人は、コンシーラーを少量だけ重ねます。広く塗ると、その部分だけ明るく写ることがあるので、気になる場所に小さくのせるのがコツです。
つやの強い下地や、明るい色の日焼け止めは、強い光の下で白っぽく写ることがあります。当日初めて使うのは避け、使い慣れたものを選びましょう。頬のつやが点のように白く光るなら、顔全体をマットに変える必要はありません。光った場所だけ、パウダーで軽く押さえれば十分です。ファンデーションの色そのものが合わないと感じる人は、ファンデーションの色の選び直し方を先に確かめてみてください。
チークとリップは、4タイプ別の色を1段だけ濃くする
血色を足すときは、色を変えるより、いつもの色を少し濃く塗るほうが自然に写ります。パーソナルカラーの4タイプが分かっている人は、次の色を目安にしてください。証明写真では、どのタイプも、落ち着いた肌なじみのよい色が使いやすくなります。
| タイプ | チーク | リップ |
|---|---|---|
| イエベ春 | ピーチ、コーラル | コーラルピンク |
| ブルベ夏 | ローズピンク | ローズピンク、ピンクベージュ |
| イエベ秋 | アプリコット、サーモン | サーモン、オレンジベージュ |
| ブルベ冬 | 青みピンクを薄く | 濃いめのローズ |
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。タイプが分からない人は、元の唇の色を少し濃くしたような色を選ぶと、顔から浮きにくくなります。無料診断で傾向を調べておく方法もあります。
チークは、にっこりしたときに高くなる位置を中心に、いつもの量を入れてから、もう1回だけ薄く重ねます。入れる位置や広さで迷う人は、似合うチークの入れ方も読んでみてください。
リップは、1度塗ってティッシュで軽く押さえ、唇の中央にもう1度重ねます。口角まで形を整えると、小さな写真でも口元がはっきりします。強いつやのグロスは白く光ることがあるので、中央に少しだけにしましょう。色選びで迷ったときは、似合うリップの選び方が参考になります。
眉と目元は、小さく印刷されても形が分かるように整える
鏡では自然に見えても、証明写真の大きさになると、眉尻が消えたり、眉頭だけが太く見えたりします。形を大きく描き変える必要はありません。眉尻の足りない部分を短い線で描き足し、眉頭は濃くしすぎないようにぼかします。前髪が眉にかかる人は、眉が見えるように流しておくと、表情が明るく写ります。
目元は、まつ毛の際に細くアイラインを引く程度で十分です。大粒のラメやパールの強いアイシャドウは、光を受けて白く写ることがあるので、控えめにしておきましょう。
眼鏡をかけて撮る人は、フレームと眉が重なりすぎていないかを鏡で確かめてください。レンズに光が映り込むときは、あごを少し引くと減ることがあります。
写りが気になるときは、試し撮りをして少しずつ直す
時間に余裕があれば、前日までにスマートフォンで試し撮りをしておきましょう。白い壁の前に立ち、窓のほうを向いて、顔の正面から光を受けて撮ります。本番と同じ写りにはなりませんが、薄すぎる・濃すぎるといった大きなずれは分かります。
1枚目は普段のメイクで、2枚目はリップだけを足して撮ります。2枚を並べ、気になるところを次のように直してください。
- 顔色が沈んで見える:チークを1回重ねます。それでも沈むなら、リップを中央にもう1度重ねます。
- 顔だけ白く浮いて見える:ファンデーションを塗る範囲を、顔の中央だけに狭めます。
- 口元だけが目立つ:ティッシュで軽く押さえて、濃さを落とします。輪郭は指でぼかします。
- 額や鼻が光っている:ティッシュで押さえてから、パウダーを薄くのせます。
- 眉が強く見える:眉頭をブラシでぼかします。眉尻は残します。
眉もリップもベースも一度に変えると、どれが効いたのかが分かりません。直すのは1か所ずつにしましょう。うまくいった塗り方は、「リップは1度塗りして押さえ、中央に重ねる」のようにメモしておくと、当日も同じように仕上げられます。
当日は、使い慣れた道具だけを持っていく
撮影の場所で直せるのは、てかり、リップの色、前髪の乱れくらいです。手鏡、ティッシュ、綿棒、フェイスパウダー、いつものリップを小さなポーチにまとめておけば足ります。使い慣れない化粧品を当日に初めて使うのは避けましょう。
撮る直前には、次の順で鏡を見てください。
- 額と鼻のてかりを、ティッシュで押さえます。
- 前髪が眉や目にかかっていたら、横に流します。
- リップを塗り直し、歯に付いていないかを確かめます。
- 襟元のずれと、肩の位置を整えます。
撮り終えたら、提出先の決まりに合っているかを確かめます。好みだけで撮り直しを重ねるより、本人らしく写っているか、髪や眼鏡の影が顔にかかっていないかを見るほうが大切です。
よくある質問
証明写真は、ノーメイクで撮ってもよいですか?
ノーメイクでもかまいません。証明写真は、本人だと分かることが目的だからです。顔色が気になる人は、眉を整えて、色つきのリップクリームを塗るだけでも、写りの印象が変わります。提出先に決まりがあるときは、その内容を優先してください。
証明写真機と写真スタジオで、メイクは変えたほうがよいですか?
基本は同じでかまいません。どちらも正面から光が当たるので、血色を少し足して、つやを控える点は共通です。写真スタジオでは、撮る前に髪や襟元を見てもらえることがあります。気になる点があれば、撮影の前にお店の人に伝えてみてください。
就職活動の証明写真には、どんな色のリップが向いていますか?
肌になじむピンクベージュ、コーラルピンク、ローズピンクなど、落ち着いた色が選びやすいです。面接では清潔感のある身だしなみが好まれることが多いため、鮮やかな赤や強いつやのグロスは控えめにします。唇の輪郭が分かる程度に色づいていれば十分です。
まとめ
証明写真のメイクは、普段のメイクにチークとリップを少し足し、額と鼻のつやを押さえるのが基本です。正面からの強い光と明るい背景では、淡い色や細い線が薄く写ることを覚えておきましょう。余裕があれば前日までに試し撮りをして、直すところを1か所だけ決めてみてください。
PRO DIAGNOSIS
似合う色を自分だけでは決めきれない方へ写真で受けるパーソナルカラー診断(基本は4タイプ)
わずかな色の違いは、照明や写真の条件でも見え方が変わります。候補を絞っても迷うときは、写真や質問をもとに個別に見てもらうと、似合うタイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。自宅から写真と回答を送る形なので、すっぴんで出かける必要も、来店の予約や移動の時間もいりません。
- 写真と、髪や肌についての質問への回答をもとに診断してもらえます
- 診断結果と、その理由(外見の特徴)を教えてもらえます
- 2番目に似合うタイプの診断や、似合う色の解説文は追加オプションです
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
似合う色のタイプと、そう判断された理由を知りたい方