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白髪染めの色が似合わないとき|暗すぎる色と伸びた根元の整え方

白髪染めで顔が暗く重く見えるなら、1段明るいブラウンに変える、細い筋で明るさを足す、根元だけ染め直す、の3つを美容師に相談してみましょう。根元の境目や毛先の色落ちなど悩み別の方法と、4タイプ別の色の目安を紹介します。

丸い鏡の前に座る白髪まじりの女性の胸元に、後ろに立つ黒い服の女性が、生成りと水色の2色の布を当てている
画像は記事の内容をイメージしたものです。

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白髪染めが似合わないときは、明るさと根元の差を見直す

白髪染めにしてから顔が沈んで見える、根元ばかりが気になる、という悩みは、色名を変えるだけでは解決しにくいものです。見直したいのは、髪全体の明るさと、伸びた根元との差です。美容室で相談できる主な方法は、次の4つです。

  • 1段明るいブラウンに変える:暗く重く見えるときの基本です。ダークブラウンを少し明るいブラウンに上げるだけでも、顔まわりの印象は軽くなります。
  • 細い筋で明るい色を入れる:ハイライトと呼ばれる方法です。白髪と染めた髪の境目がぼけて、根元が伸びても目立ちにくくなります。
  • 根元だけを染め直す:伸びた部分だけを染める方法です。毛先に色を重ねないので、毛先が暗く沈むのを防ぎやすくなります。
  • 色みの系統を変える:色落ちで黄みや赤みが気になるなら、アッシュ系やオリーブ系など、気になる色みを抑える系統に変えます。

白髪染めが暗く重く見えやすい理由

白髪染めは、白い髪と黒い髪を近い色にそろえるためのカラーです。白髪にしっかり色を入れるために、おしゃれ染めより濃いブラウンの色素を多く含むとされています。そのため、同じ色名を選んでも、仕上がりは暗く落ち着いた色になりやすいのです。

もう1つの理由は、色の重なりです。毎回、根元から毛先まで全体を染めていると、毛先には色が何度も重なります。根元より毛先のほうが暗く見えるなら、この重なりが影響しているかもしれません。

髪の色が暗いほど、伸びてきた白い根元との差は大きくなります。しっかり隠そうとして濃い色を選ぶほど、根元が早く気になり始めるのは、このためです。

顔まわり・根元・毛先の3か所に分けて見る

どこを直したいのかを決めるために、髪を3か所に分けて鏡で見てみましょう。正面だけでなく、分け目と横からの姿も確かめてください。

見る場所気になること見直すこと
顔まわり顔色が沈む、重く見える髪全体の明るさと色み
根元白い線のように目立つ染めた髪と白髪の明るさの差
毛先暗く沈む、黄みや赤みが出る色の重なりと色落ち

3か所のうち、いちばん気になる1か所を決めます。あわせて、染めた直後と、根元が伸びてきた頃のどちらを整えたいのかも考えておきましょう。染めた直後は気に入っていても、根元や色落ちが気になる期間が長ければ、満足して過ごせる時間は短くなります。

悩み別に、美容室で相談できる方法を知っておく

方法の名前を知っておくと、美容師に希望を伝えやすくなります。どれが自分の髪に合うかは、白髪の量や今の髪の状態で変わるので、最後は髪を見てもらって決めてください。

暗く重く見えるとき

最初に試したいのは、今より1段明るいブラウンです。明るさを上げると白髪の染まり方は少し薄くなりますが、染まった白髪が細い筋のように見えて、かえってなじむことがあります。暗さは気に入っているなら、全体は変えず、顔まわりにだけ細い筋で明るい色を入れる方法が向いています。

暗い色で何度も染めてきた髪は、1回で明るくするのが難しいことがあります。何回かに分けて少しずつ明るくする進め方も、相談してみましょう。

根元の境目が目立つとき

根元が気になる人は、染める間隔と、髪全体の明るさの両方を見直します。次の予定まで間隔を空けたいなら、根元だけを染め直す日を間に挟む方法があります。全体を明るめの色にしたり、細い筋で明るい色を入れたりして、白髪との差を小さくしておくのも1つの手です。

白髪が顔まわりや分け目に集まっている人は、その部分だけを染め直せるかどうかも聞いてみてください。

毛先の色落ちが気になるとき

白髪染めのブラウンは、色が抜けてくると、黄みや赤みが見えやすくなると言われます。黄みが苦手ならアッシュ系、赤みが苦手ならオリーブ系やアッシュ系に変えると、色落ちした後の印象が変わります。毛先だけが暗く沈んでいるなら、しばらくは根元だけを染めて、毛先に色を重ねないようにする方法もあります。

「きれいに色落ちしてほしい」という言い方では、思い浮かべる状態が人によって違います。「黄色っぽくなるのは避けたい」のように、避けたい色を具体的に伝えましょう。

明るめの白髪染めは、4タイプ別の色みを目安に選ぶ

明るくするときに迷うのが、色みです。パーソナルカラーの4タイプが分かっていれば、次の表が目安になります。黄み寄りが得意なイエベ(イエローベース)と、青み寄りが得意なブルベ(ブルーベース)とで、選ぶブラウンの方向が変わります。

タイプ色の目安明るさの足し方
イエベ春ライトブラウン、ハニーブラウン全体を明るめにしてもなじみやすい
ブルベ夏アッシュブラウン、ココアブラウン黄みを抑え、中くらいの明るさまで
イエベ秋マロンブラウン、オリーブベージュ深さを残し、顔まわりに細い筋を足す
ブルベ冬ダークブラウン、暗めのアッシュ全体は暗めのまま、細い筋で軽さを足す

これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。白髪が増えて髪全体が明るくなると、以前と同じ色でも見え方が変わることがあります。昔から決めている色がしっくりこなくなった人は、今の髪で見直してみてください。自分のタイプが分からなければ、無料診断で傾向を確かめておくと、色みを決めやすくなります。

ベージュ系・アッシュ系など色みの系統ごとの印象は、似合うヘアカラーの選び方で紹介しています。

次に染めるまでの間に、自分でできること

美容室に行くまでの間も、髪型と服で印象を整えられます。色を変えなくても試せる方法を4つ挙げます。

  • 分け目をずらす:いつもの分け目は、根元の白さが線になって見えやすい場所です。少しずらすか、ジグザグに分けると目立ちにくくなります。
  • 髪をまとめる・耳にかける:色の暗さは気にならないのに、髪を下ろすと暗い面積が広くなり、重く見えることがあります。顔の横の髪を減らすと軽く見えます。
  • 顔の近くに明るい色を足す:白やライトグレーの襟、パールのアクセサリーが使いやすい組み合わせです。
  • 根元用の着色料を使う:シャンプーで落とせる、マスカラ型やパウダー型のものがあります。予定のある日だけ、分け目と生え際に使います。

髪が白くなってきたときの服の色は、白髪・グレーヘアに似合う服の色にまとめています。

自宅で染めるときは、使い方の表示を守る

自宅用の白髪染めを使うときは、色選びより先に、使い方の表示を確かめてください。染める場所、置く時間、事前のテストなどが製品ごとに決められています。色を比べたいからといって、違う製品を混ぜたり、短い間隔で何度も染めたりするのは避けましょう。

安全な使い方は、日本ヘアカラー工業会の皮膚アレルギー試験の説明と、使う製品の説明書で確かめてください。

美容師には、白髪染めならではの3点を伝える

白髪染めの相談では、仕上がりの色に加えて、次の3点を伝えると話が早く進みます。

  1. 染めた直後と、根元が伸びた頃の、どちらを優先したいか
  2. 次に染めに来られるのは、どのくらい先か
  3. いちばん気になる場所はどこか(分け目、顔まわり、もみあげなど)

根元が気になり始めた日に、分け目の写真を1枚撮っておくのもおすすめです。「この状態が気になります」と見せれば、言葉で説明するより正確に伝わります。白髪の量を数えるための写真ではなく、希望を伝えるための資料と考えてください。

写真の見せ方や当日の話し方は、美容室で似合う髪色を伝える方法が参考になります。

よくある質問

白髪染めは、黒とブラウンのどちらが自然に見えますか?

根元の白さを目立たせたくないなら、真っ黒より、少し明るいダークブラウンが目安です。髪の色が暗いほど、伸びた白い根元との差が大きくなるためです。黒髪が得意とされるブルベ冬の人も、黒に近いダークブラウンにすると、境目がやわらいで見えます。

カラートリートメントやヘアマニキュアは、白髪染めの代わりになりますか?

代わりに使える場面はありますが、染まり方と色もちが違います。カラートリートメントは、使うたびに髪の表面に少しずつ色を重ねるもので、色は落ちやすい傾向です。ヘアマニキュアは髪の表面に色をのせる方法で、髪を明るくすることはできないとされています。白髪の量と、手入れにかけられる手間に合わせて選びましょう。

白髪が増えると、似合う髪色は変わりますか?

同じ色でも、見え方が変わることがあります。白髪が増えると髪全体が明るくなり、暗い色で染めたときの根元との差も大きくなるためです。得意な色みは変えずに、明るさを1段上げるところから見直してみてください。

まとめ

白髪染めの色が似合わないと感じたら、色名より先に、髪全体の明るさと、伸びた根元との差を見直しましょう。1段明るいブラウン、細い筋で入れる明るい色、根元だけの染め直しなどが、美容室で相談できる主な方法です。まずは、顔まわり・根元・毛先のどこがいちばん気になるかを、鏡で確かめるところから始めてみてください。

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