手持ちコスメ相談の準見せる5点の選び方と写真・質問のまとめ方
手持ちコスメの相談は、よく使う1点、色は好きなのに迷う1点、使いにくい1点、似ている2点の計5点に絞ると、答えをもらいやすくなります。容器と塗った状態の写真、塗る量、困っている見え方を添えましょう。準備の手順を順に紹介します。

手持ちコスメ相談の準備は、見せる数を絞って写真と悩みを添える
手持ちコスメの相談とは、今持っているリップやアイシャドウが自分に合うかを、プロに見てもらうことです。相談先は主に、オンラインのプロ診断(写真を送って、診断士に色や形を見てもらうサービス)と、対面のサロンやメイクレッスンの2つです。オンラインなら、コスメを持ち歩かずに、自宅から写真で相談できます。どちらの場合も、準備は次の4つで足ります。
- 見せるコスメを5点に絞る:よく使う1点、色は好きなのに迷う1点、使いにくい1点、似ている2点を選びます。
- 容器と塗った状態を撮る:商品名が読める写真と、実際に唇や頬に塗った写真を分けて用意します。
- 困っていることを見え方で書く:「似合わない」ではなく、「唇だけが目立つ」「夕方に暗く見える」のように書きます。
- 欲しい答えを選んでおく:残す、組み合わせる、塗り方を変える、買い替えるのうち、どれを知りたいかを伝えます。
全部を見せるより、数を絞ったほうがよい理由
相談できる点数に、上限が決まっているサービスもあります。上限がなくても、数を増やすと、1点あたりのコメントは短くなりがちです。そこで、役割の違うコスメを次の4つの分類から選びます。似ているコスメだけ2点にするので、合わせて5点です。
| 分類 | 選ぶコスメ | 聞きたいこと |
|---|---|---|
| よく使う | 毎朝迷わず手に取る1点 | 使いやすい理由 |
| 色は好き | 質感や濃さで迷っている1点 | 合わせるコスメと塗り方 |
| 使いにくい | 濃い、暗いと感じる1点 | 塗り方で直せるか |
| 似ている | 色が近い2点 | どちらを残すか |
買い足したいものがある人は、コスメの代わりにメモを添えましょう。「仕事用の薄い色のリップがない」のように、足りないと感じている用途を書きます。
パーソナルカラーの結果がある人は、タイプ名も伝えてください。たとえばブルベ夏(サマー)と言われた人のコーラルのリップは、処分しなくても、ローズ系のグロスを重ねるとなじむことがあります。こうした使い方を聞けるのが、手持ちコスメ相談のよいところです。タイプがまだ分からない人は、無料診断で色の傾向を確かめておくと、相談の話が早くなります。
相談の前に自分で数を減らしておきたい人は、手持ちコスメを整理する方法も参考にしてください。
写真は「容器」と「塗った状態」を分けて撮る
オンラインで相談するときは、写真が相談の材料になります。容器だけの写真では、肌や唇にのせたときの色は伝わりません。次の順番で撮っておきましょう。
- 容器と、商品名・色の名前が読めるラベルを撮ります。
- いつものベースメイクをした顔に、普段の量で塗って撮ります。
- 濃さで迷っているコスメは、1度塗りと重ね塗りを別の写真にします。
撮る場所は、窓の近くの明るいところが向いています。2点を比べるなら、同じ場所で続けて撮ってください。照明が違うと、光の差がコスメの差に見えてしまうためです。光の条件や画面の補正については、色を確かめるスマホ写真の撮り方で詳しく紹介しています。
腕やコットンに塗った色見本は、色を並べて見せるのに便利です。ただ、顔に塗ったときの見え方とは違うので、補助として添える程度にします。対面で相談する場合は、実物を持っていけば写真は要りません。開封済みのコスメを持ち込めるかどうかだけ、予約のときに聞いておくと安心です。
「似合わない」を、見え方の言葉に言い換える
「似合わない気がする」とだけ書くと、診断士はどこを見ればよいのか分かりません。鏡を見て気になることを、そのまま言葉にしてみてください。
- 「派手に見える」は、「唇だけが目立って、目元がぼやける」と書きます。
- 「顔色が沈む」は、「塗った直後はよいのに、夕方になると口元が暗く見える」と書きます。
- 「粉っぽい」は、「頬のつやが消えて、乾いて見える」と書きます。
- 「なんとなく浮く」は、「服には合うのに、口元だけ黄色っぽく見える」と書きます。
原因が色だけにあるとは限りません。塗る量、下地、ブラシや指などの道具、ほかのメイクとの組み合わせで、見え方が変わることもあります。「リップは直接2度塗り」「チークは付属のブラシで」のように、普段の塗り方も一言添えましょう。
鮮やかなリップが濃く感じるなら、処分する前に、1度塗り、指でぼかした状態、アイメイクを控えめにした状態の3つを撮ってみてください。どれが使いやすいかを見てもらえば、自分で再現しやすい答えが返ってきます。
欲しい答えを、4つの行動から選んでおく
相談の答えは、次の4つのどれかで受け取ると、相談のあとにすぐ動けます。コスメ1点ごとに、どれを知りたいかを書いておきましょう。
- 残す:今の使い方のままでよいかを聞きます。
- 組み合わせる:手持ちのどのコスメと合わせるとよいかを聞きます。
- 塗り方を変える:量、塗る範囲、重ねるものを聞きます。
- 買い替える:次に探す色の明るさ、質感、濃さを聞きます。
質問は、次のように書くと伝わります。
- 「このローズのリップは色が好きなので残したいです。唇だけが目立たない塗り方はありますか」
- 「似ている2本のベージュのリップは、どちらを残すとよいですか。理由も知りたいです」
- 「買い替えるなら、今より明るい色と、つやのある質感のどちらを先に試すとよいですか」
買い替えの候補は、商品名だけでなく、明るさ・質感・濃さといった条件でも教えてもらいましょう。条件が分かっていれば、その商品が手に入らないときも、自分で近いものを探しやすくなります。具体的な商品までは扱わない相談もあるので、どこまで提案してもらえるかは先に確かめてください。
申し込む前に確かめておきたいこと
オンラインのプロ診断でコスメを見てもらうときは、サービスページで相談の範囲を確かめます。書かれていなければ、申し込む前に診断士に質問してみましょう。次の文は、そのまま使えます。
- 「手持ちのコスメは何点まで見てもらえますか」
- 「アイシャドウのパレットは、1個で1点と数えますか」
- 「回答は文章ですか。写真に書き込む形ですか」
- 「回答のあとに、追加で質問はできますか」
プランどうしの比べ方は、コスメ相談付きの診断の選び方にまとめています。
答えが合わないと感じたときの試し方
回答が届いたら、数日のうちに1点ずつ試してみましょう。「1度塗りにする」「唇の中央だけに塗る」「別の下地と合わせる」のように、変えることを1つに決めるのがこつです。リップとチークを同じ日に変えると、どちらの効果か分からなくなります。
試したあとは、コスメごとに「そのまま使う」「塗り方を変える」「しばらく様子を見る」「買い替えを考える」のどれかに分けます。回答どおりにしても違和感が残るときは、試した写真と感想を添えて、質問できる期間のうちに聞いてみてください。「色は使いやすいが、つやが強く感じる」のように、迷いを1つに絞ると答えてもらいやすくなります。
提案された新しいコスメを、すぐに一式そろえる必要はありません。まず手持ちのコスメで助言を試し、足りない用途がはっきりしてから買い足すと、似た色が増えずに済みます。
よくある質問
ファンデーションの色も、写真で相談できますか?
黄み寄りかピンク寄りかという、色の方向は相談できます。ただ、ファンデーションは明るさのわずかな違いで仕上がりが変わるため、写真だけで1色に決めるのは難しいコスメです。相談では方向と明るさの目安を聞き、最後は店頭であごのあたりに試して決めるのがおすすめです。
古いコスメも相談に出してよいですか?
色の参考として見せるのは問題ありません。ただ、開封から長くたったものや、においや質感が変わったものは、色が合っていても使い続けるのはおすすめできません。「同じような色を買い直す価値があるか」を聞くために見せる、という使い方が向いています。
腕に塗った写真だけでも、相談できますか?
腕の写真だけでは足りません。腕と顔では肌の色や質感が違い、唇にはもとの赤みもあるため、同じコスメでも見え方が変わります。腕の写真は色を並べて見せる補助にして、実際に使う場所に塗った写真を1枚は添えましょう。
まとめ
手持ちコスメの相談は、見せるコスメを5点に絞り、容器と塗った状態の写真、困っている見え方、欲しい答えを添えると、具体的な助言をもらいやすくなります。回答が届いたら、手持ちのコスメで1点ずつ試してください。まずは、毎朝使うコスメと使いにくいコスメを1点ずつ選ぶところから始めてみましょう。