服・髪・メイクの総合相何から変えるかの順番と予算の決め方
服・髪・メイクをまとめて相談するときは、困っている場面を1つ決め、手持ちのもので試せる順に並べると、何から変えるかが決まります。総合相談(トータル相談)の前に用意するメモと、予算の分け方を紹介します。

服・髪・メイクの総合相談は、場面を決めて変える順番を聞く
総合相談(トータル相談)は、服・髪・メイクの3つをまとめて、診断士に見てもらう相談です。オンラインのプロ診断(写真を送って、診断士に色や形を見てもらうサービス)のうち、相談の付いたもので受けられます。3つを一度に変えるためではなく、何から手を付けるかを決めるために使いましょう。準備するのは次の4つです。
- 困っている場面:朝の支度、仕事用のプロフィール写真、休日の外出など、いちばん困っている場面を1つ選びます。
- 分野ごとの困りごと:服・髪・メイクそれぞれに、今の困りごと、なりたい状態、変えにくい条件を書きます。
- 変える順番:手持ちのもので試せることを先に、施術や買い物を後に置く順番を相談します。
- 予算の内訳:相談、施術、購入を別々に書き、最初の場面に必要な分から考えます。
服・髪・メイクは影響し合うので、順番が大事になる
服、髪、メイクは、別々のようでつながっています。髪色を変えると、顔まわりの服やリップの見え方も変わります。同じ日に全部を変えると、どの変更が役に立ったのかが分からなくなります。そのため、総合相談では「何を」より先に「どの順で」を聞くのが近道です。
診断結果がある人は、どの診断がどの分野に関わるかを知っておくと、質問を作りやすくなります。
| 診断 | 関わる場所 | 例 |
|---|---|---|
| パーソナルカラー | 顔まわりの色 | トップス、リップ、髪色 |
| 骨格 | 全身の形 | 素材の厚み、丈、シルエット |
| 顔タイプ | 顔に近いデザイン | 襟の形、柄の大きさ、髪型 |
3つの診断はどれも傾向を見るもので、全員に当てはまる決まりではありません。まだ結果がない人は、無料診断で色と形の傾向を先に確かめておくと、困りごとを言葉にしやすくなります。3つをまとめて見てもらえるサービスは、トータル診断の選び方で比べ方を紹介しています。
困っているのが髪だけ、メイクだけと決まっている人は、総合相談でなくても足ります。髪型の相談で診断結果を伝える方法や、手持ちコスメの相談の準備を読んでみてください。
3つの分野の困りごとを表に書き出す
選んだ場面について、分野ごとに困りごとを1行ずつ書きます。「色」「長さ」のような言葉だけでなく、実際に困っている様子を書くのがこつです。
| 分野 | 困りごとの例 | 変えにくい条件 |
|---|---|---|
| 服 | 通勤の服が毎朝決まらない | 予算、職場の規定 |
| 髪 | 前髪が重く、顔が暗く見える | 手入れに使える時間、次の予約日 |
| メイク | リップだけが浮いて見える | 肌の状態、朝に使える時間 |
なりたい状態も、分野ごとに一言添えます。「ジャケットなしでも、きちんと見せたい」「朝のメイクを10分で終えたい」のような書き方です。
好きで残したい服や髪型、毎日使っているコスメも書いておきましょう。残したいものが伝わると、全部を置き換える提案になりにくく、今の自分に足す形の答えが返ってきます。
変える順番は、期限と手持ちで試せるかで決める
順番は、次の3段階で考えると決めやすくなります。
- 写真撮影や式典など、期限のある予定を先に置きます。
- 手持ちのもので試せて、違いが分かりやすい変更を次に置きます。
- 施術や買い物が必要な変更を、最後に置きます。
たとえば朝の時間を短くしたいなら、服を何着も買う前に、髪の乾かし方やメイクの手順を1つ減らすほうが、目的に合うことがあります。先に手持ちで試し、それでも困ることが残ったら、次に見直す分野を考えましょう。
髪色を大きく変える予定がある人は、最初に伝えてください。髪色が変わると、顔まわりの服やリップを選び直すことがあるためです。職場の規定や美容室の予約日など、期限のある条件も早めに伝えます。
総合相談でそのまま使える質問の例
質問は、場面と分野を入れて作ります。次の文を、自分の状況に置き換えてみてください。
- 順番を聞く:「朝の支度を短くしたいです。服・髪・メイクのうち、どれから変えると違いが出ますか」
- 手持ちで試すことを聞く:「買い物をする前に、今ある服とコスメで試せることを教えてください」
- 髪と色の関係を聞く:「イエベ春と言われました。来月、髪を明るめのブラウンに染めます。リップを選び直すのは、染めた後がよいですか」
- 美容師に伝える言葉を聞く:「美容室で伝えたいので、似合いやすい前髪と長さを言葉にしてもらえますか」
回答は、分野別のおすすめ一覧より、「最初にやること」「手持ちで試すこと」「買い足すもの」「時期」が1枚で分かる形で頼みましょう。商品が販売終了になっても探せるように、色、形、質感も言葉で残してもらいます。
誰がどこまで見るのかも、申し込み前に確かめます。1人の診断士が3つとも見るのか、分野ごとに別の人が見るのか、買い物への同行まで含むのか、といった点です。髪を切る、染めるのは美容師の仕事です。診断士からは、美容師に伝える言葉を受け取っておきましょう。伝え方は、美容室で似合う髪型を伝える方法が参考になります。
予算は相談・施術・購入の3つに分ける
お金は、次の3つに分けて書きます。まとめて1つの金額にすると、相談だけで使い切ってしまうことがあるためです。
- 相談:診断や相談そのものの料金です。追加の質問に料金がかかるかも含めて考えます。
- 施術:カットやカラー、服のお直しなど、人に頼む作業の費用です。
- 購入:買い足す服やコスメ、手入れを続けるための費用です。
3つに同じ額を割り振る必要はありません。最初に選んだ場面に必要な支出から考えるのが基本です。
提案されたものは、「今ある物で試す」「直す」「買うか考える」「保留」に分けておきます。「買うか考える」に入れた物も、すぐに買わなくてかまいません。先に予定している試着や施術の結果を待ってから決めましょう。月末など振り返る日を1日決め、必要なら順番を入れ替えます。
提案が合わないときは、変える範囲を小さくして試す
相談のあとは、週ごとに分野を1つずつ試します。最初の週は手持ちの服の組み合わせ、次の週はメイクの濃さ、その次に髪型、という進め方です。準備にかかった時間と使いやすさを一言メモしておくと、何が役に立ち、何が負担だったかを分けられます。1つの変更で目的が達成できたら、予定していた買い物は保留にしてかまいません。
提案が合わないと感じたら、元に戻す前に、変える範囲を小さくしてみましょう。
- 髪:切る前に、分け目や結ぶ位置を変えて、近い印象になるかを確かめます。
- メイク:リップを買い替える前に、手持ちの色を薄く塗る、唇の中央だけに塗る、といった塗り方を試します。
- 服:全身を替える前に、襟元から見えるインナーの色だけを替えます。
それでも合わなければ、質問できる期間のうちに、試した結果を添えて聞き直してください。
よくある質問
総合相談とトータル診断は、何が違いますか?
トータル診断は、パーソナルカラー・骨格・顔タイプの3つをまとめて見てもらう診断です。総合相談は、その結果を服・髪・メイクにどう生かすかを、順番や予算まで含めて聞くことを指します。相談の付いたトータル診断なら、1回の申し込みで両方を受けられます。
髪型や髪色は、診断士と美容師のどちらに相談すればよいですか?
似合いやすい方向は診断士に、実際の長さや色の調整は美容師に相談するのが目安です。診断士からは「顔まわりに動きを出す」「黄みを抑えた暗めのブラウン」のような言葉を受け取ります。美容師には、その言葉と一緒に、髪質や手入れに使える時間を伝えてください。
一度に全部を変えたいときは、どの順がよいですか?
髪、顔まわりの服、リップの順に変えると、前の変更に合わせて次を選べます。髪色や髪型は元に戻すのに時間がかかるため、先に決めておくと安心です。服とメイクは、変えた後の髪に合わせて鏡で確かめながら選びましょう。期限のある予定があるなら、その日から逆に数えて日を空けてください。
まとめ
服・髪・メイクの総合相談は、3つを同時に変えるためではなく、困っている場面に合わせて変える順番を決めるために使います。手持ちのもので試せることを先に、施術や買い物を後に置きましょう。まずは、いちばん困っている場面を1つ選び、服・髪・メイクの困りごとを1行ずつ書くところから始めてみてください。
PRO DIAGNOSIS
色・形・印象のどれを優先するかまで決めたい方へ3つの診断をまとめて受けるトータル診断
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- 顔・全身・普段着の写真と、質問への回答をもとに診断してもらえます
- 3つの結果の組み合わせ方まで解説してもらえます
- 服・メイク・髪型・小物の選び方に生かせます
色・形・印象を一度に見てもらい、服・髪・メイクで何を優先するかまで決めたい方