地毛の色で似合う服は変わる?黒髪・茶髪とトップスの合わせ方
地毛の色で似合う色のタイプが決まるわけではありませんが、髪とトップスの明るさの差で、同じ服の見え方は変わります。黒髪に黒い服が重く見えるときは、襟元を開ける、白いインナーを見せるといった工夫で着やすくなります。

地毛の色で変わるのは、髪とトップスの明るさの差
地毛の色が変えるのは、似合う色のタイプではなく、髪と服を合わせたときの見え方です。黒髪でも茶色い髪でも、次の5つを知っておくと、トップスを選びやすくなります。
- タイプは地毛で決めない:「黒髪だからブルベ冬」とは決まりません。服の色みは、顔の下に当てたときの顔色で選びます。
- 黒髪・こげ茶の髪:白、ライトグレー、サックスブルーなど、髪より明るいトップスを合わせると、顔まわりが軽く見えます。
- 明るい茶色の髪:アイボリーやベージュでやわらかくまとまります。ぼんやりするときは、ネイビーやこげ茶を小さく足します。
- 暗い髪に黒い服が重いとき:首元を開ける、白い襟やインナーを見せる、チャコールグレーに替える、の順に試します。
- 髪を結ぶ日:顔のまわりに見える髪の色が減るので、下ろした日とは別に鏡で確かめます。
髪の色が服の見え方を変える理由
髪は、顔のまわりを大きく囲んでいます。そのため、トップスと同じくらい、顔の印象に関わります。暗い髪に暗い服を合わせると、顔のまわりを暗い色がぐるりと囲む形になります。輪郭がすっきり見える人もいれば、口元や目元の影が重く見える人もいます。
髪と服の明るさの組み合わせで、見え方はおおよそ次のように変わります。
| 組み合わせ | 見え方の傾向 | 調整のしかた |
|---|---|---|
| 髪も服も暗い | まとまるが、重く見えることがある | 襟元を開けて肌を見せる |
| 暗い髪と明るい服 | 顔まわりが軽く、差がはっきりする | 強すぎれば中間の色を挟む |
| 髪も服も明るい | やわらかいが、ぼんやりしやすい | 濃い色の小物を1つ足す |
| 明るい髪と暗い服 | 服が引き締まり、きちんと見える | 重ければ襟元に明るい色を足す |
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。地毛・今の髪色・染めたい色の違いや、診断での髪の扱いは、髪の色とパーソナルカラーの基礎知識で説明しています。自分のタイプが分からない人は、無料診断で傾向を確かめてみてください。
地毛の色を知りたいときは、根元と毛先を分けて見る
今日の服を選ぶだけなら、染めた髪のままで構いません。この節は、地毛の色を知っておきたい人のための見方です。
ヘアカラーをしている人は、色が抜けた毛先ではなく、生え際や分け目の根元を見ます。耳の後ろも一緒に見てください。日差しを受けやすい表面だけを見て、地毛の色だと思い込まずに済みます。見るときの条件は次のとおりです。
- 白や薄いグレーの壁を背にして、明るい窓辺で見ます。
- オレンジ色の室内灯は消しておきます。
- 髪は乾いたふだんの状態で見ます。つやを出すオイルを付けた直後は避けてください。
色は「真っ黒」「茶色」とひと言で決めるより、明るさ・色み・つやの3つで言い表すと、あとで思い出しやすくなります。「根元は暗めで、光が当たると少し赤み、つやは控えめ」という具合です。根元が短くて分からないときは、決めなくて大丈夫です。
黒髪・こげ茶の髪に合わせるトップスの色
暗い地毛の人は、トップスの明るさで顔まわりの印象が大きく変わります。色ごとの合わせ方は次のとおりです。
- 白・オフホワイト:髪との差がはっきりして、顔まわりが明るく見えます。差が強すぎると感じるなら、ライトグレーに替えます。
- ネイビー・チャコールグレー:黒より少し軽く、暗い髪となじみます。仕事用のトップスやジャケットに向きます。
- ベージュ・キャメル:髪と肌の間に中くらいの明るさが入り、やわらかく見えます。顔がぼんやりするなら、襟のあるデザインを選びます。
- パステルカラー:髪が暗いぶん、色がきれいに映えます。甘くなりすぎるときは、ネイビーのボトムスを合わせます。
色みは、パーソナルカラーのタイプに合わせて選びましょう。同じ白でも、イエベ春やイエベ秋ならアイボリー、ブルベ夏ならソフトホワイト、ブルベ冬なら真っ白がなじみやすい傾向です。
地毛が明るい茶色の人は、アイボリー、ベージュ、明るいブルーなどを合わせると、髪と服がやわらかくつながります。全体がぼんやりするときは、ネイビーやこげ茶を、眼鏡・ベルト・バッグなどで1つ足してみてください。
暗い髪に黒い服が重く見えるときの直し方
黒髪に黒いタートルネックを合わせると、顔のまわりがほとんど黒で囲まれます。重いと感じても、黒をあきらめる必要はありません。暗い色の面積を、少しずつ減らしてみましょう。
- Vネックや前開きの服にして、首元の肌を見せます。
- 白い襟や、白いインナーを襟元からのぞかせます。
- 髪を結ぶか、耳にかけて、顔の横の暗い色を減らします。
- それでも重ければ、チャコールグレーや濃いネイビーに替えます。
1つ試すごとに鏡で見て、口元と目元の影が軽くなったところで止めれば十分です。襟元の整え方は、黒い服が似合わないと感じたときの工夫でも詳しく紹介しています。
反対に、明るい服で顔がぼやけるときは、濃い色を小さく足します。眼鏡、細いストライプ、濃い色のネックレスなどが使えます。髪と服の暗さをそろえることより、人と話す距離で顔が自然に見えることを優先しましょう。
髪を隠して、肌と服の相性だけを確かめる
ある色がしっくりこないとき、肌に合っていないのか、髪と服の暗さが重なっただけなのかは、見分けにくいものです。髪を布で隠すと、2つを分けて確かめられます。白か薄いグレーのタオルと、気になるトップスを用意してください。
- タオルで髪の大部分を覆います。前髪や顔の横の髪も、できるだけ入れます。
- トップスを顔の下に当てて、頬、目の下、あごを見ます。
- タオルを外し、髪をいつもどおりに下ろして、同じトップスを当てます。
- 手順2では気にならなかった重さが、手順3で出るかを比べます。
結果は、次のように読み取ります。
- 髪を隠しても、目の下の影が濃くなる:肌に対して強い色です。顔から離して、ボトムスやバッグで使うのが向いています。
- 髪を出したときだけ、重く見える:髪と服の暗さが重なっています。襟を開ける、明るいインナーを見せるなど、髪と服の間に明るい色を入れると着やすくなります。
- どちらでも変わらない:その色は、今の髪色のまま気にせず着られます。
色を当てる場所や光の選び方は、服の色で顔映りを比べる手順を参考にしてください。
髪型を変える日・染める予定があるとき
ふだん髪を結ぶ人は、下ろした状態だけで服を決めないほうが安心です。いつもの結び方でも2着ほど当てて、眉や眼鏡を含めた顔まわりの強さを見ておきましょう。
髪を染めたいとき、地毛を「戻るべき正解」と考える必要はありません。髪色を変えたあとに服の印象が変わっても、得意な色みまで変わったとは限りません。変わったのは、髪と服の明るさの差です。
根元と毛先の色の差が大きい間は、どちらか一方だけに服を合わせず、中くらいの明るさの襟やスカーフでつなぎましょう。髪が伸びたり、色が抜けたりしたときも、まず襟元の組み合わせから見直すと、服を買い替えずに済みます。
診断で「髪が暗いからこのタイプ」と言われ、しっくりこない人は、髪色を理由にした診断結果に納得できないときの見直し方も読んでみてください。
よくある質問
地毛が茶色い人はイエベですか?
地毛が茶色いだけでは、イエベ(イエローベース)とは言えません。髪は、日差しを受けやすい表面や、光の当たり方、つやによっても明るく見えるためです。地毛が明るい茶色でも、青み寄りの色が得意な人はいます。服の色みは、顔の下に当てたときの顔色で選んでください。
黒髪に似合わない色はありますか?
黒髪だから似合わない、という色はありません。黒髪は、白やパステルカラーのような明るい色も、ネイビーのような濃い色も合わせやすい髪色です。しっくりこない色があるときは、肌との相性か、髪と服の暗さの重なりが理由かもしれません。まず襟元から調整してみてください。
髪を明るく染めたら、今までの服は合わなくなりますか?
すべてが合わなくなるわけではありません。変わるのは髪と服の明るさの差なので、淡い色の服はなじみやすくなり、黒や濃紺の服は服だけが強く見えることがあります。濃い色の服は、襟元に明るいインナーやスカーフを足すと、新しい髪色にもつながります。
まとめ
地毛の色でパーソナルカラーのタイプは決まりませんが、髪とトップスの明るさの差で、同じ服の見え方は変わります。暗い髪に黒い服が重いときは、首元を開ける、白を挟む、チャコールグレーに替える、の順に試してみてください。まずは、いちばんよく着るトップスを、髪を下ろした状態と結んだ状態で鏡に映してみましょう。
PRO DIAGNOSIS
似合う色を自分だけでは決めきれない方へ写真で受けるパーソナルカラー診断(基本は4タイプ)
わずかな色の違いは、照明や写真の条件でも見え方が変わります。候補を絞っても迷うときは、写真や質問をもとに個別に見てもらうと、似合うタイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。自宅から写真と回答を送る形なので、すっぴんで出かける必要も、来店の予約や移動の時間もいりません。
- 写真と、髪や肌についての質問への回答をもとに診断してもらえます
- 診断結果と、その理由(外見の特徴)を教えてもらえます
- 2番目に似合うタイプの診断や、似合う色の解説文は追加オプションです
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
似合う色のタイプと、そう判断された理由を知りたい方