結婚式ドレスの選び花嫁に似合う白・ライン・小物の決め方
花嫁が結婚式で着るドレスは、白の色みをパーソナルカラー、ラインと素材を骨格、ネックラインと小物を顔立ちの印象で選ぶと決めやすくなります。たとえばイエベ春はアイボリー、ブルベ冬は真っ白が目安です。着たいドレスと結果が違うときの調整も紹介します。

結婚式のドレスは、会場・ライン・白の色み・小物の順に決める
花嫁として着るウェディングドレスは、選ぶものが多く、何から決めればよいか迷いやすい衣装です。一般的には、次の順で考えると決めやすくなります。
- 会場の広さと決まりを先に確かめる:通路の幅や階段、肌の見せ方の決まりは、会場によって違います。
- ラインと素材は骨格で選ぶ:骨格ストレートはAライン、骨格ウェーブはプリンセスライン、骨格ナチュラルはスレンダーラインが目安です。
- 白の色みはパーソナルカラーで選ぶ:イエベ春・イエベ秋はアイボリー、ブルベ夏はオフホワイト、ブルベ冬は真っ白がなじみやすい白です。
- ネックラインと小物は顔立ちで選ぶ:曲線の多い顔立ちには丸みのある形、直線の多い顔立ちにはすっきりした形が合います。
色・形・印象は、ドレスのどこで使い分けるか
ドレス選びには、パーソナルカラー・骨格・顔タイプの3つの診断がそれぞれ役立ちます。見ているものが違うので、使う場所を分けましょう。
| 軸 | 診断 | 決めるもの |
|---|---|---|
| 色 | パーソナルカラー | 白の色み、カラードレスの色、アクセサリーの金属 |
| 形 | 骨格診断 | ライン、素材、ウエストの切り替え位置 |
| 印象 | 顔タイプ診断® | ネックライン、レースや飾りの大きさ、髪型 |
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。いちばん大切なのは、本人が着たいと思えることです。診断結果は、迷ったときに決めるための手がかりとして使ってください。3つの関係は、3つの診断の優先順位で紹介しています。
自分のタイプが分からない人は、無料診断で傾向を確かめておくと、試着のときにドレスを絞りやすくなります。
最初に、会場の広さと決まりを確かめる
ドレスは、着る場所とセットで考えましょう。同じドレスでも、会場によって見え方や動きやすさが変わるためです。
- 広さ:天井が高く通路の広い会場では、裾の広がるドレスや、長いトレーン(後ろに引く裾)が映えます。通路の狭い会場では、広がりを抑えたラインのほうが動きやすくなります。
- 決まり:挙式では、肩や背中の露出を控えるよう求められる会場もあります。ボレロやベール、グローブが必要かどうかも確かめておきましょう。
- 持ち込み:会場と提携していない店のドレスを着たい場合は、持ち込めるかどうかを先に聞いておくと安心です。
分からないことは、会場のプランナーやドレスショップのスタッフに聞くのが確実です。
白の色みとカラードレスの色は、パーソナルカラーで選ぶ
ドレスの色は、顔のすぐ下に広く見えます。色みが合うと、顔色が明るく見えやすくなります。
ウェディングドレスの白
ウェディングドレスの白には、大きく分けて、真っ白(ピュアホワイト)、少しやわらかいオフホワイト、黄みのあるアイボリーがあります。パーソナルカラーの4タイプ別の目安は、次のとおりです。
| タイプ | なじみやすい白 | アクセサリー |
|---|---|---|
| イエベ春 | アイボリー、黄みのあるオフホワイト | つやのあるゴールド、クリーム色のパール |
| ブルベ夏 | 青みのあるオフホワイト、ソフトホワイト | シルバー、白やピンク系のパール |
| イエベ秋 | アイボリー、生成りに近い白 | マットなゴールド、ゴールド系のパール |
| ブルベ冬 | ピュアホワイト | つやのあるシルバー、白いパール |
試着では、色みの違う2着を続けて着て、鏡で顔色を比べてみてください。白は、照明や生地でも見え方が変わります。サテンのように強く光る生地は白がはっきり見え、チュールやレースを重ねた生地はやわらかく見えます。タイプごとの特徴は、春夏秋冬の4タイプの違いで紹介しています。
お色直しのカラードレス
カラードレスは、白よりも色の個性がはっきり出ます。得意とされる色から選ぶと、顔色がよく見えやすくなります。
- イエベ春:コーラルピンク、クリームイエロー、アクアブルーなど、明るく澄んだ色が目安です。
- ブルベ夏:ラベンダー、スカイブルー、ローズピンクなど、明るくやわらかい色が目安です。
- イエベ秋:テラコッタ、モスグリーン、マスタードなど、深みのある落ち着いた色が目安です。
- ブルベ冬:ロイヤルブルー、ワインレッド、濃紺など、はっきりした色が目安です。
着たい色が得意な色と違うときは、顔に近い部分で調整しましょう。胸元にレースや白い切り替えのあるデザインを選ぶ、得意な色みのネックレスやイヤリングを着ける、といった方法があります。
二次会で着るドレスも、同じ考え方で選んでみてください。紺やボルドーのような濃い色は、羽織りやアクセサリーで顔の近くに明るさを足すと、顔色が沈みにくくなります。
ラインと素材は、骨格で選ぶ
全身のシルエットは、骨格のタイプを手がかりにします。先に、ドレスの代表的なラインを整理しておきましょう。
| ライン | 形の特徴 |
|---|---|
| Aライン | ウエストから裾に向かって、自然に広がる |
| プリンセスライン | ウエストから大きくふくらむ |
| マーメイドライン | ひざのあたりまで体に沿い、裾が広がる |
| スレンダーライン | 全体が細身で、まっすぐ落ちる |
| エンパイアライン | 胸の下で切り替え、まっすぐ落ちる |
骨格の3タイプ別の目安は、次のとおりです。
- 骨格ストレート:Aラインやマーメイドラインなど、飾りが少なく縦にすっきりした形が目安です。ハリとつやのあるサテンがなじみ、首元は縦に開く形が合います。
- 骨格ウェーブ:プリンセスラインや、ウエストの切り替えが高めのAラインが目安です。チュールやオーガンジーなど薄くふんわりした生地がなじみ、胸元にレースや飾りのある形が合います。
- 骨格ナチュラル:スレンダーラインやエンパイアラインなど、長さを生かした形が目安です。厚みのあるレースなど風合いのある生地や、長いトレーンがなじみます。
3タイプの体の特徴は、骨格診断の3タイプで紹介しています。
ネックラインと小物は、顔立ちの印象で選ぶ
顔に近いネックラインと小物は、顔立ちの印象に合わせるとまとまります。プロが行う顔タイプ診断の8タイプを手がかりにすると、次のようになります。
- 曲線が多い顔立ち:キュートやフェミニンなどのタイプです。ハートカットやラウンドネック、花のモチーフのレース、丸みのあるパールがなじみます。
- 直線が多い顔立ち:クールカジュアルやクールなどのタイプです。Vネックなどの直線的なネックラインや、飾りを抑えたすっきりしたデザインがなじみます。
レースの柄やアクセサリーの大きさは、顔のパーツの大きさが目安になります。パーツが小さめの人は小ぶりで繊細なもの、大きめの人は大きめのモチーフや存在感のあるイヤリングが映えます。
髪型やヘアアクセサリーも、同じ考え方で選んでみてください。髪質や長さによってできる形が変わるので、ヘアメイクのリハーサルで、ドレスと合わせた姿を確かめておくと安心です。
着たいドレスと診断結果が違うときの調整
憧れていたドレスが、診断結果の目安と違うこともあります。そのときは、着たいドレスを主役にして、1か所だけ結果に寄せてみましょう。
- 骨格ウェーブの人がマーメイドラインを着たい:やわらかい生地のものを選び、胸元にレースや飾りのあるデザインにすると、上半身が華やかになります。
- 骨格ストレートの人がプリンセスラインを着たい:ハリのある生地を選び、首元を縦に開けて、上半身の飾りを控えめにします。
- 骨格ナチュラルの人が華奢なデザインを着たい:長いベールやトレーン、大ぶりのイヤリングで、長さと存在感を足します。
- 真っ白を着たいのに、顔色が沈んで見える:ベールやアクセサリー、リップに得意な色みを入れると、顔まわりがなじみます。
3つの診断をすべて満たすドレスを探すと、選べるものがなくなってしまいます。3つのうち2つが合えばまとまりやすいので、残りは好みで決めて大丈夫です。
試着では、歩く・座る・写真の3つを確かめる
鏡の前で立った姿だけでは、当日の着心地は分かりません。試着では、次の3つを確かめてみてください。
- 当日と同じ高さの靴をはいて歩き、裾を踏まずに進めるかを確かめます。
- 椅子に座り、胸元が浮かないか、ウエストが苦しくないかを確かめます。
- 正面・横・後ろ姿の写真を撮ってもらい、離れて見た全体の形を確かめます。
披露宴では座っている時間が長く、ゲストからは上半身がよく見えます。写真を撮ってよいかどうかは店によって違うので、先に聞いておきましょう。ヘアメイクが決まっているなら、ネックラインやイヤリングが髪で隠れないかも見ておくと安心です。
よくある質問
ブルベの人にアイボリーのドレスは似合いませんか?
似合わないと決まっているわけではありません。アイボリーにも、黄みの強いものと、白に近いやわらかいものがあります。ブルベ夏・ブルベ冬の人は、黄みの少ないアイボリーを選び、シルバーやパールのアクセサリーを合わせると、顔まわりがなじみやすくなります。
パーソナルカラーや骨格が分からなくても、ドレスは選べますか?
選べます。試着で、白の色みが違う2着と、ラインが違う2着を着比べ、顔色と全身のバランスがよく見えるほうを選んでみてください。一緒に行く人に写真を撮ってもらうと、違いが分かりやすくなります。
式の前にタイプを確かめておきたい人には、オンラインのプロ診断(写真を送って、診断士に色や形を見てもらうサービス)を利用する方法もあります。内容は、プロ診断のページで見比べてみてください。
二次会のドレスは、どう選べばよいですか?
動きやすい丈で、白か得意な色のドレスが選びやすいです。二次会は立ったり歩いたりする時間が長いので、裾を引かない丈だと楽に過ごせます。ゲストと近い距離で話す場面が増えるため、ネックラインと色みを優先して選ぶと、写真でも顔色が明るく見えやすくなります。
まとめ
花嫁のドレスは、会場の条件を先に確かめ、ラインと素材は骨格、白の色みはパーソナルカラー、ネックラインと小物は顔立ちの印象で選ぶと決めやすくなります。着たいドレスがあるなら、それを主役にして、1か所だけ寄せれば十分です。まずは試着で、色みの違う白を2着、続けて着比べるところから始めてみてください。
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