柄物の配色が似合わないと感じた背景色から無地を選ぶ合わせ方
柄物がにぎやかに見えるときは、柄の中でいちばん広い背景色に近い無地を合わせると落ち着きます。色数より、白と黒のような明るさの差が強さを作ることもあります。柄の色を3つに分ける見方と、4タイプ別になじみやすい配色を紹介します。

柄物の配色が似合わないときは、背景色に近い無地を合わせる
柄物が派手に見えたり、何を合わせてもまとまらなかったりするときは、柄の中の色を手がかりにします。次の4つを試してみてください。
- 背景色に近い無地を合わせる:柄の中でいちばん広い色を、トップスや羽織りに使います。全身の色数が増えず、柄が落ち着いて見えます。
- 明るさの差が小さい柄を選ぶ:白地に黒の柄より、ベージュ地に茶、水色地にネイビーの柄のほうが、やわらかい印象になります。
- 柄の色を拾うのは1か所だけにする:靴かバッグのどちらか一方に、柄の中の1色を使います。
- 顔から離して着る:強いと感じる柄は、スカートやパンツで着るか、羽織りの内側に着て見える幅を狭めます。
柄物はまず3つの色に分けて見る
柄の中の色は、広い背景色、繰り返し出てくるモチーフの色、少しだけ入ったアクセントの色の3つに分けると、整理しやすくなります。図のように、どの色がどの役割なのかを見てみましょう。

- 背景色
- いちばん広く続いて見えるベージュ。
- モチーフの色
- 繰り返し現れる花の色。
- アクセントの色
- 小さく入った花の中心の色。
柄の名前だけで決めず、いちばん広い面積の色に合わせて、無地の服を選んでみましょう。
- 背景色:柄のすき間で、いちばん広く続いている色です。無地のトップスや羽織りを合わせるときの軸にします。
- モチーフの色:花や図形として、何度も出てくる色です。靴かベルトで、1か所だけ拾います。
- アクセントの色:面積は小さくても目立つ色です。ほかの場所では繰り返さず、柄の中だけに残します。
赤い花柄だと思っていたスカートも、離れて見るとベージュの背景が大部分を占めていることがあります。赤だけを頼りにトップスを探すより、背景のベージュに合わせるほうが、着回しやすくなります。
柄の輪郭を作る、細い濃い色が入った柄もあります。その色は、靴やバッグなど、全身を引き締める色とそろえるとまとまります。
4タイプ別の、なじみやすい柄の配色
柄の配色にも、パーソナルカラーのタイプごとの傾向があるとされています。柄物を選ぶときは、次の表を目安にしてください。
| タイプ | なじみやすい配色 | 柄の例 |
|---|---|---|
| イエベ春 | 明るい色どうし。色数は多くてもよい | アイボリー地にコーラルピンクと若草色 |
| ブルベ夏 | 色の差が小さい、ぼかしたような柄 | ライトグレー地にラベンダーとスカイブルー |
| イエベ秋 | 深い色どうしの組み合わせ | ベージュ地にテラコッタとオリーブ |
| ブルベ冬 | 色の差がはっきりした柄 | 白地に黒や濃紺のストライプ |
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。タイプごとの得意な色は、4タイプの特徴と色の一覧にまとめています。自分のタイプが分からない人は、無料診断で傾向を確かめてみてください。
いちばん大切なのは、背景色です。柄のすき間で広く続く色を、1枚の無地のトップスだと思って見てみましょう。その色が顔の下でも落ち着くなら、モチーフに少し苦手な色が入っていても着やすくなります。黒地の花柄が重いと感じる人は、同じような柄のネイビー地やベージュ地と比べてみてください。
色数より、明るさの差が柄の強さを作る
白黒の細かな千鳥格子は2色ですが、明るさの差が大きいため、強い印象になります。一方、ベージュ・茶・赤茶の大きな柄は、3色でも明るさが近く、穏やかに見えることがあります。柄の強さは、色数だけでは決まりません。
手持ちの柄が強いのかどうかは、ハンガーに掛けて2〜3歩離れると分かります。スマートフォンで撮って、画面で小さく表示する方法でも構いません。
- 黒い線だけが残って見える:柄が強く見える主な原因は、明るさの差です。グレーやベージュなど、中くらいの明るさの色を1か所挟みます。
- 全体が1色に溶けて見える:無地に近い柄です。靴やベルトを濃い色にして引き締めると、ぼやけにくくなります。
白黒ストライプのシャツがきつく見えるなら、新しい色をたくさん足す必要はありません。襟元にグレーのインナーを少し見せたり、袖をまくって肌を見せたりすると、白と黒の差がやわらぎます。色どうしの差については、コントラストの基礎知識で詳しく説明しています。
大きな花は1輪ずつ目立ち、細かな柄は離れると1つの色に見えます。柄の大きさや形の選び方は、顔の印象に合う柄の選び方で紹介しています。
顔のすぐ下に来る色を確かめる
総柄のトップスは、生地を裁つ位置によって、襟元に来る色が変わります。同じ商品でも、1着は白い花があごの下に集まり、別の1着は濃い葉が多い、ということがあります。通販のモデル写真と手元の服で、柄の位置が違うのは珍しくありません。
顔の近くに苦手な色が集まっているなら、羽織りの内側に着て、見える幅を狭めましょう。大きな白い襟を足すと、柄の中の白まで広く見えることがあります。背景色に近い色のインナーを細く見せるほうが、すっきり整います。
お店で選べるときは、同じ柄の服を2枚並べて、襟元の色を見比べてみてください。得意な色が顔の近くに来ている1枚を選ぶと、同じ柄でも着やすくなります。
無地は、柄とぴったり同じ色でなくてよい
柄の中の1色と無地をぴったり合わせようとすると、わずかな色の違いがかえって目立ちます。似た色みの濃淡でつなぐほうが自然です。アイボリー地に青と赤茶の花柄なら、トップスは花と同じ青ではなく、淡いブルーでもまとまります。靴は、赤茶より濃いブラウンで構いません。
バッグまで柄の色を拾うと、作り込んだ印象になりがちです。バッグは背景色か靴の色に合わせ、新しい色を増やさないほうが、柄がきれいに見えます。柄の色と大きさを一緒に考えたいときは、柄の色と大きさの組み合わせ方も参考にしてください。
手持ちの柄物を生かす6つの手順
好きな柄物があるなら、次の順番で合わせ方を決めてみましょう。
- 柄物をハンガーに掛け、2〜3歩離れて見ます。
- 離れても目に残る色と、いちばん広い背景色を確かめます。
- 背景色に近い無地を1枚合わせます。
- 明るさの差が強ければ、グレーやベージュなど中くらいの色を1か所挟みます。
- 顔より柄が目立つなら、羽織りを重ねて見える面積を狭めます。
- 靴かバッグのどちらか一方だけに、柄の中の色を拾います。
この順で整えれば、羽織りで柄をすっかり隠してしまう必要はありません。どの色を増やし、どの色は柄の中だけに残すかを決めるだけで、全身のにぎやかさは落ち着きます。
よくある質問
花柄のワンピースには、何色の羽織りが合いますか?
合わせやすいのは、背景色に近い色か、柄の中でいちばん濃い色の羽織りです。生成り地の花柄なら、生成りやベージュのカーディガンで軽くまとまります。葉や輪郭の色に近いネイビーやチャコールグレーを選ぶと、全身が引き締まります。
柄物どうしを組み合わせてもよいですか?
組み合わせるなら、色をそろえて、柄の大きさを変えるとまとまります。たとえば、ネイビー地の細いストライプのシャツに、ネイビーが入った大きめのチェックのスカートを合わせます。迷うときは、片方を離れると無地に見えるくらい細かい柄にしてみてください。
黒地の柄物が重く見えるときは、どうすればよいですか?
顔から離して、スカートやパンツで着るのが近道です。トップスで着るなら、襟元を開けるか、柄の中の明るい色に近いインナーを細く見せます。靴やバッグも柄の中の明るい色に合わせると、黒の重さがやわらぎます。
まとめ
柄物の配色がしっくりこないときは、柄の色を背景色・モチーフの色・アクセントの色に分けて見てみましょう。背景色に近い無地を合わせ、柄の色を拾うのは靴かバッグの1か所だけにすると、柄が落ち着いて見えます。まずは手持ちの柄物をハンガーに掛け、少し離れて背景色を確かめるところから始めてみてください。
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