アウターの色が似合わないときは?4タイプ別コートの色と着方の直し方
長く着るコートの色は、イエベ春とイエベ秋ならキャメル、ブルベ夏ならグレーやソフトネイビー、ブルベ冬なら黒や濃紺が選びやすい目安です。手持ちのアウターの色が似合わないと感じるときは、前の開け方、襟、マフラーで顔まわりを直してみましょう。

長く着るコートの色は、4タイプ別の基本色から選ぶ
コートは面積が大きく、何年も着る服です。迷ったら、自分のタイプの基本色から選ぶと、顔映りと着回しの両方で使いやすくなります。
- イエベ春:キャメル、ライトベージュ、アイボリー、明るめのネイビーです。黒より、明るく軽い色のほうが顔になじみます。
- ブルベ夏:ライトグレー、グレージュ、ソフトネイビー、ココアです。黄みの少ない、やわらかい色を選びます。
- イエベ秋:キャメル、ダークブラウン、カーキ、深いネイビーです。深みのある色を、広い面積でも着やすいタイプです。
- ブルベ冬:黒、濃紺、チャコールグレー、真っ白です。はっきりした色がなじみます。
アウターの色が似合わないと感じるのは、面積が大きいから
コートやジャケットは、肩から脚までを広く覆います。お店で「色は好きなのに、着ると落ち着かない」と感じるのは、顔映りだけでなく、全身に占める色の量が理由かもしれません。トップスなら気にならない色も、コートの大きさになると印象が変わります。
確かめるときは、いつもの靴を思い浮かべながら、鏡から2〜3歩離れて全身を見ます。顔よりコートの色ばかりが目立つなら、色を諦める前に、前の開け方や襟の形を変えてみましょう。
タイプ別の色は目安で、全員に当てはまる決まりではありません。自分のタイプが分からない人は、4タイプの違いを読むか、無料診断で傾向を確かめてみてください。
前を開けると、コートの色は左右の細い線になる
前を閉じると、コートは1枚の大きな色の面になります。前を開けると、左右に縦長の線が2本できます。同じコートでも、印象はかなり変わります。通勤では閉じる、車での移動では開けるなど、普段の着方に近い状態で確かめるのがいちばんです。
| 着た状態 | 色の見え方 | 試したい工夫 |
|---|---|---|
| 全部閉じる | 中央まで同じ色が広がる | 明るい色のマフラーや靴を足す |
| 襟元だけ開ける | あごの下に小さなすき間ができる | 明るいインナーを少し見せる |
| 前を全部開ける | コートが左右の縦の線になる | インナーとボトムスの色を近づける |
| ベルトを締める | 腰に横の線ができる | 金具やバッグを増やしすぎない |
前を開けたときに見えるインナーは、顔のすぐ下に来ます。中に着る色を4タイプ別のトップスの色から選ぶと、苦手になりやすい色のコートも着やすくなります。
襟とマフラーで顔の近くを整える
大きなラペル(下襟)、立ち襟、フードは、コートの色をあごの近くまで運びます。同系色の大判マフラーを巻くと、さらに面積が増えるため、顔色が沈んで見えることもあります。そんなときは襟を寝かせ、マフラーを細く垂らすだけでも軽くなります。
コートの色が自分のタイプの基本色と違うときは、マフラーで顔との間に得意な色を挟みます。
- 黒いコートが重く見える:イエベ春ならアイボリー、ブルベ夏ならライトグレーやソフトホワイトのマフラーを足します。
- キャメルのコートで顔が黄色っぽく見える:淡いブルーやオフホワイトのマフラーを細く挟みます。ブルベ冬なら真っ白が合わせやすい色です。
- ベージュのコートで顔がぼやける:ネイビーやダークブラウンなど、濃い色のマフラーで顔まわりを引き締めます。
コートの色を隠すのではなく、顔との間にひと筋の明るさを作るイメージです。黒いコートの襟元の工夫は、黒い服の襟元の整え方でも紹介しています。
素材と冬の光で、同じ色でも濃さが変わる
ボアやシャギーのような毛足のある素材は、毛足に影ができて、同じ色名でも濃く見えます。ナイロンや目の詰まったコットンは光を返すため、色がくっきり見えます。黒いボアのコートが重いときは、黒そのものより毛足が関わっている場合があります。
玄関の照明ではきれいに見えても、曇った日の屋外では急に暗く見える色もあります。長く着る1着ほど、お店の入口近くの自然光でも確かめておきましょう。日が落ちたあとの照明の下でどう見えるかも、想像しておくと安心です。
靴とバッグまで含めてコートの配色を考える
ロングコートでは、裾の下から見える靴が配色の締めくくりになります。濃い色のコートに濃い色の靴なら縦につながり、明るい色の靴なら足元に軽さが出ます。どちらが正解ということはなく、その日に出したい印象で決めて構いません。パンツやタイツまで含めたつなげ方は、ボトムスと靴の色の合わせ方を参考にしてください。
鮮やかな赤いコートに赤いバッグまで重ねると、主役が2つあるように見えることがあります。バッグはインナーか靴の色に寄せ、赤はコート1着に任せるとすっきりします。暗い色のコートなら、明るい色のバッグを肩に掛けて、上半身に明るさを足す方法もあります。
試着では、冬の1日を思い浮かべて確かめる
コートは、ハンガーに掛かった姿より、着て動いた姿で選びます。お店では、次の順に確かめてみてください。
- ボタンを閉じて、正面と横から鏡を見ます。
- 前を開けて、よく着るトップスに近い色を中に合わせます。
- 襟を立てた姿と、寝かせた姿を見比べます。
- マフラーとバッグを、実際に使う位置に合わせます。
- 手持ちの靴と色がつながるかを思い浮かべます。
- 座って、しわや裾の広がりを確かめます。
- 袖口や裾からのぞく裏地の色も見ておきます。
小物を3つも足さなければ落ち着かないコートは、忙しい朝には出番が減りがちです。普段の開け方、閉じ方で自然にまとまり、よくはく靴とも合う1着なら、長く頼りになります。
よくある質問
コートは黒を選んでおけば、どのタイプでも合いますか?
黒がいちばんなじみやすいのは、ブルベ冬です。ほかのタイプの人は、黒より1段やわらかい色のほうが顔になじむことがあります。イエベ春はチョコブラウンや明るめのネイビー、ブルベ夏はチャコールグレーやソフトネイビー、イエベ秋はダークブラウンが代わりの色の目安です。黒を着るなら、明るい色のマフラーを足してみてください。
トレンチコートのベージュは、タイプ別にどう選べばよいですか?
ベージュの黄みと濃さで選ぶのが目安です。イエベ春は明るいライトベージュ、イエベ秋は濃いめのキャメルベージュ、ブルベ夏はピンクベージュやグレージュがなじみやすい傾向です。ブルベ冬は黄みの少ないグレーベージュか、ベージュの代わりに濃紺や黒を選ぶ方法があります。
ダウンジャケットの色も、コートと同じ考え方で選べますか?
同じ考え方で選べます。ただし、つやのあるナイロンは光を返して色がくっきり見え、ふくらみのぶん面積も大きくなります。ウールのコートより色が強く出やすいので、迷ったら1段落ち着いた色か、つやを抑えた素材から試してみてください。
まとめ
長く着るコートは、4タイプ別の基本色を目安に、手持ちの靴やトップスと合う色から選びます。色が似合わないと感じる1着も、前の開け方、襟、マフラーで顔まわりを直すと着やすくなります。まずは手持ちのコートを、前を閉じた姿と開けた姿で鏡に映して比べてみましょう。
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