試着室の照明で服の色が違って見えると手持ちの色と比べる確かめ方
試着室の照明で服の色が違って見えるときは、いつも着ている色のスカーフやトップスを横に並べ、売り場の鏡や窓の近くでも見比べると判断しやすくなります。照明ごとの色の変わり方と、買う・保留・やめるの決め方を紹介します。

試着室で色が違って見えたら、光を変えて見比べる
試着室の照明は、自宅の窓辺や職場の明かりと、色も向きも違います。その場で「似合わない」と決める前に、次の4つを試してみてください。
- 見慣れた色を横に並べる:いつも着ているトップスやスカーフを、試着した服の横に当てます。両方とも黄色っぽく見えるなら、原因は服ではなく照明です。
- 試着室の外でも見る:店員さんに声をかけて、売り場の鏡や窓の近くでも見てみます。光が変わっても同じ印象なら、その印象は信じてよいでしょう。
- サイズと素材を先に確かめる:サイズが合わない服は、生地が引っ張られて、色やつやまで違って見えます。
- 迷いが残るなら、その日は決めない:品番を控えて、昼間にもう一度見に来る方法もあります。
照明の色と向きで、服と顔の見え方は変わる
お店の照明には、オレンジがかった暖かい色の光(電球色)と、白っぽい光があります。真上から照らすダウンライトの試着室もあり、光の色だけでなく、向きも見え方に関わります。
| 照明 | 見え方の傾向 | 迷いやすい例 |
|---|---|---|
| 暖かい色の光 | 全体が黄み寄りに見える | 白とアイボリー、紺と黒の見分け |
| 白っぽい光 | 青み寄りに、すっきり見える | ベージュやキャメルがグレー寄りに見える |
| 真上からの光 | 目の下やあごの下に影が出る | 濃い色のトップスで顔が暗く見える |
パーソナルカラーの得意な色によって、迷いやすい照明も変わります。たとえば、ブルベ夏の人が選びやすいラベンダーやサックスブルーは、暖かい色の光の下ではグレーがかって見えることがあります。イエベ秋の人が選びやすいキャメルやテラコッタは、白っぽい光の下で色あせて見えがちです。これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。
自分の得意な色がまだ分からない人は、4タイプの色の特徴を読むか、無料診断で傾向を確かめておきましょう。試着室で手に取る色を絞りやすくなります。
比べるための手持ちの色を1つ用意する
下の図は、試着する服と見慣れた色のスカーフを、暖かい色の照明と白っぽい照明の下で一緒に見たところです。同じ服とスカーフでも、照明が変わると色みが違って見えるのが分かります。

手持ちのスカーフも並べる。

見慣れた色まで違って見えるか確認。
照明が変わると、同じ服でも色が違って見えます。色は、画面の写真ではなく実物で確かめましょう。
買い物に行く日は、よく着るトップスを着ていくか、いつものスカーフやハンカチを1枚バッグに入れておきましょう。自宅で色をよく知っている物なら、何でもかまいません。試着室では、その色がいつもと同じに見えるかを先に確かめます。
- 暖かい色の照明:見慣れた色まで黄色っぽく見えるなら、試着した服も実際より黄み寄りに見えています。
- 白っぽい照明:見慣れた色がいつもより青白く見えるなら、試着した服も実際より冷たい色に見えています。
見慣れた色がいつもどおりに見える試着室なら、照明の影響は小さめです。試着した服の色も、見えているとおりに近いと考えてよいでしょう。
そのうえで、気になるところを1つに絞って見てみてください。「全部違う」とまとめずに見ると、お店で確かめることと、帰ってから考えることが分かれます。
| 気になること | 試着室で見る場所 | 別の光で見る点 |
|---|---|---|
| 顔が暗い | 目の下、口元の影 | 影が同じように残るか |
| 色が強すぎる | 服だけが目立っていないか | 昼間の光でも強く感じるか |
| 表面が光る | 胸元や肩の反射 | 角度を変えても光るか |
| 色が分からない | 手持ちの色との違い | 別の照明でも同じ傾向か |
鏡で見ること、写真で見ること
鏡と写真は、得意なことが違います。鏡では、表情を動かしながら顔色や着心地を確かめます。写真は、2着を同じ大きさで並べて比べるのに向いています。
撮影してよいお店なら、同じ立ち位置で、候補を1枚ずつ撮っておきましょう。スマートフォンのカメラは明るさを自動で補正するので、写真1枚だけで決めるのは避けてください。鏡で見た印象と写真で比べた印象が同じ方向なら、安心して選べます。色を見るための撮り方は、スマホ写真で色を確かめる撮り方で詳しく紹介しています。
一緒に来た家族や友人に聞くなら、「どっちが似合う?」ではなく、「顔が暗く見える?」「服だけ目立ってる?」と聞いてみてください。好みの投票ではなく、気になった点を一緒に見てもらうためです。
色を見る前に、サイズと素材を確かめる
照明に気を取られると、肩のつっぱり、ウエストのきつさ、透け、手入れのしやすさを見落としがちです。座る、腕を上げる、羽織りを重ねるといった動きをして、普段の生活で着られる形かを先に確かめましょう。
サイズが合わない服は、生地が引っ張られて、色やつやまで違って見えることがあります。合うサイズを選んでから色を見ると、迷いが1つ減ります。
売り場の別の場所で見たいときの頼み方
試着室の外で見たいときは、店員さんに一声かけましょう。次の順で進めると、短い時間で確かめられます。
- 試着した服のまま、試着室の鏡で見ます。
- 手持ちの色を服の横に当てて、色みの違いを見ます。
- 店員さんに「売り場の鏡でも見ていいですか」「窓の近くで色を見たいのですが」と聞きます。
- 撮影してよいお店なら、正面から1枚撮っておきます。
- 分からない点が残ったら、品番と色名を控えます。
服を着たままお店の外に出るなど、お店の決まりに反することは避けてください。取り置きができるか、返品や交換ができるかも、このときに聞いておくと安心です。
買う・保留・やめるの決め方
迷ったときは、次のように分けて考えてみてください。
- 買う:光を変えても印象が変わらず、サイズと着る場面も合っている服です。
- 保留:色には迷うけれど、形と着る場面は合っている服です。取り置きを頼むか、昼間にもう一度見に来ます。
- やめる:着心地がよくない服、手入れが続きそうにない服です。色がよくても出番が減ります。
色は好きなのに、顔の近くでは強く感じる服もあります。同じ形で色違いがあれば、そちらも当ててみましょう。その色をどうしても着たいなら、白やアイボリーのインナーを襟元に見せる方法や、同じ色をボトムスで探す方法もあります。
買った場合は、返品や交換ができる期間のうちに、自宅の窓辺と夜の部屋の明かりで見てみましょう。タグとレシートは、それまで取っておきます。お店で見た服を、あとから通販で色違いで買うときは、通販で服の色を選ぶ方法も参考にしてください。
よくある質問
試着室では似合って見えたのに、家で見ると色が違うのはなぜですか?
お店と自宅で、照明の色と向きが違うためです。暖かい色の光の下では服も肌も黄み寄りに、白っぽい光の下では青み寄りに見えます。買う前に売り場の別の場所でも見ておくと、家で見たときとの差が小さくなります。
試着室の照明は、どんな光なら実際の色に近く見えますか?
昼間の窓から入る光に近い、白すぎず黄色すぎない光が目安です。お店の中では、窓の近くや、売り場の明るい通路の鏡が近い条件になります。ただ、夜の食事会で着る服なら、暖かい色の光の下での見え方も大事です。着る場面に近い光で確かめましょう。
自宅で色を見るときの光の条件は、色を見るための自然光の条件で紹介しています。
夜しか買い物に行けないときは、どう確かめればよいですか?
お店のいちばん明るい白っぽい照明の下で、手持ちの色と並べて見るのが現実的です。そのうえで、返品や交換の条件を聞いてから買い、翌日の昼間に窓辺で確かめてください。条件が合わないお店なら、品番を控えて、休日の昼間に見直すほうが安心です。
まとめ
試着室の照明で服の色が違って見えるときは、見慣れた色を横に並べ、売り場の鏡や窓の近くでも見比べます。サイズと素材を先に確かめ、迷いが残るなら保留にしてかまいません。次の買い物では、いつものスカーフかハンカチを1枚、バッグに入れて出かけてみましょう。
PRO DIAGNOSIS
似合う色を自分だけでは決めきれない方へ写真で受けるパーソナルカラー診断(基本は4タイプ)
わずかな色の違いは、照明や写真の条件でも見え方が変わります。候補を絞っても迷うときは、写真や質問をもとに個別に見てもらうと、似合うタイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。自宅から写真と回答を送る形なので、すっぴんで出かける必要も、来店の予約や移動の時間もいりません。
- 写真と、髪や肌についての質問への回答をもとに診断してもらえます
- 診断結果と、その理由(外見の特徴)を教えてもらえます
- 2番目に似合うタイプの診断や、似合う色の解説文は追加オプションです
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
似合う色のタイプと、そう判断された理由を知りたい方