体型に合う服の確かめ鏡と手持ちの2着で襟・丈・ゆとりを比べる
体型に合う服は、着やすい1着と気になる1着を比べ、襟・丈・ゆとり・素材のどこが違うかを見ると分かります。骨格タイプが分からなくても大丈夫です。鏡と写真での見方、全身を区切る3本の線、寸法の測り方を紹介します。

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体型に合う服は、着やすい1着と比べて確かめる
体型に合う服を探すときは、タイプ名を先に決めるより、手持ちの服を比べるほうが早く答えが出ます。着やすい服と、どこか気になる服を1着ずつ出して、次の4つを見てみてください。
- 襟:首元が詰まって見えるなら、Vネックや、ボタンを1つ開けたシャツと比べます。
- 丈:トップスの裾が止まる高さで、腰の位置の見え方が変わります。
- ゆとり:肩と身幅は、大きすぎても小さすぎても、上半身にボリュームが出て見えます。
- 素材:同じ形でも、厚い生地と薄くやわらかい生地では、肩や胸まわりの見え方が違います。
骨格タイプが分からなくても、服の合い方は確かめられる
服の合い方を見る方法は、大きく2つあります。1つは、体の特徴を骨格ストレート・骨格ウェーブ・骨格ナチュラルの3タイプで見る骨格診断です。もう1つが、この記事で紹介する、肩・腰・丈など部位ごとに服との合い方を確かめる方法です。
骨格タイプの違いは、服を着たときの見え方にも表れます。手持ちの服で思い当たるものがあれば、選ぶときの手がかりにしてください。
| タイプ | 体の特徴 | 服での手がかり |
|---|---|---|
| ストレート | 厚みと立体感がある | ゆったりした服で、上半身にボリュームが出やすい |
| ウェーブ | 薄く、曲線的 | 大きな服や硬い生地だと、服のほうが目立ちやすい |
| ナチュラル | 骨や関節がしっかりしている | 体に沿う薄い服だと、骨の線が目立ちやすい |
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。2つのタイプの特徴が混ざる人や、上半身と下半身で特徴が違う人もいます。
自分がどのタイプに近いかを知りたい人は、無料診断の骨格のセルフチェックを試してみてください。鎖骨や手首の形、服を着たときの見え方など10問に答えると、いちばん近いタイプと、2番目に近いタイプが分かります。答えにくい質問は「分からない」を選んでかまいません。
鏡と写真で、正面・横・後ろの3方向を見る
体の線がうっすら分かる無地の服を着て、全身が映る鏡の前に立ちます。写真に撮るなら、スマートフォンをおなかのあたりの高さに置き、正面・横・後ろで距離をそろえてください。画面の中央に立つと、レンズによるゆがみが小さくなります。
| 見る方向 | 確かめる場所 | 生かし方 |
|---|---|---|
| 正面 | 肩と腰の幅、ウエストの位置 | 上下のどちらに服のボリュームがあるかを見る |
| 横 | 胸、背中、腰、ヒップの凹凸 | どこに生地のゆとりが必要かを見る |
| 後ろ | 肩の縫い目、背中、裾の傾き | 生地が引っ張られる場所、余る場所を見る |
立った姿を見たら、その場で数歩歩いてみましょう。裾が足にまとわりつかないか、しわがすぐ戻るかを見ると、生地の硬さや動きやすさも分かります。
上半身は首元・肩・胸まわりを順に確かめる
上半身が重く見える理由は、人によって違います。首元が窮屈に見えるなら、襟ぐりの形を確かめてください。肩が張って見えるなら肩の縫い目の位置、胸まわりが苦しいなら前身頃のゆとりが手がかりです。生地の厚さでも見え方が変わるので、一度に全部を変えずに比べましょう。
たとえば、厚い丸首のスウェットが重く見えるなら、身幅が近いVネックのニットか、同じ丸首で薄手のカットソーを着てみます。薄手でしっくりくるなら素材、Vネックでしっくりくるなら首元の開きが関係していそうです。身幅だけが違う2着を比べると、ゆとりの違いも分かります。
首元については、首の見え方に合う襟の選び方で、襟の形ごとの直し方を紹介しています。
パンツは腰から裾まで、しわや余りを見る
ウエストは合っているのにヒップに横じわが出る、太ももはちょうどよいのに腰だけ余る、といったことがあります。タグのサイズだけで決めず、よくはくパンツと並べて見比べてみましょう。比べるのは、ウエスト幅、股上、ヒップ幅、わたり幅(太ももの付け根の幅)、総丈です。
腰の位置が低く見えるときも、着方が関係していることがあります。トップスの裾が腰のいちばん広いところで止まっていないか、靴とボトムスの色が大きく違わないかを確かめてください。股上が合わずに、パンツが下がっていることもあります。トップスの裾を少し入れるだけで、全体の見え方が変わる場合もあります。
全身を区切る3本の線を見る
鏡の前で、トップスの裾、ウエストの切り替え、ボトムスの裾に注目してみてください。この3か所を横の線として見ると、服の長さや組み合わせを比べやすくなります。

- 1 ウエスト
- 切り替えやベルトの位置を確かめます。
- 2 トップスの裾
- どの高さで止まっているかを見ます。
- 3 ボトムスの裾
- 靴との間に見える肌や、裾のたまりを見ます。
まずは1か所だけ変えて、全身の見え方と着心地を比べましょう。
腰の近くに線が集まると、全身が細かく区切られて見えることがあります。長いトップスと長いボトムスを合わせたときは、ウエストが隠れて、服の量が多く感じられることもあります。気になる線を1本だけ選び、その高さを変えてみましょう。
腰の位置を高く見せたいときも、ハイウエスト、短いトップス、厚底の靴を一度に足すと、何が合ったのか分かりにくくなります。まずはトップスの裾を2〜3cm上げて比べ、それでも気になるなら靴との組み合わせを見直してください。ウエストの線そのものがしっくりこない人は、ウエスト位置の合わせ方も参考になります。
着やすい服の寸法を、買い物の目安にする
よく着るジャケットやパンツを平らに置き、メジャーで測っておきましょう。トップスは肩幅、身幅、着丈、パンツはウエスト、股上、わたり幅、総丈が目安です。着やすい服の寸法が分かると、通販でサイズを選ぶときに役立ちます。
古い服は生地が伸びていることもあるので、今の寸法を測り直してください。気になる服も測ると、「身幅は同じだけれど、肩幅が3cm広い」のように違いがはっきりします。お店によって測る場所が違うこともあります。商品ページの寸法の読み方は、通販で服の寸法を確かめる方法にまとめました。
しっくりこない服は、元に戻せる工夫から試す
気になる服が見つかっても、すぐに手放す必要はありません。まずは、買い替えずにできる工夫を1つずつ試してみましょう。
- 袖:1〜2回折って手首を見せると、上半身が軽く見えます。
- 裾:前だけボトムスに入れると、腰の位置が分かりやすくなります。
- 首元:シャツのボタンを1つ開けるか、前開きの羽織りを重ねると、縦の線ができます。
- 足元:靴をボトムスに近い色に替えると、腰から下がつながって見えます。
試したあとは、座る、歩く、腕を上げるといった動きもしてみてください。見た目がよくても、動くたびに直したくなる服は、長い時間着るのに向きません。工夫をしても肩が引っ張られる、座ると苦しいという服は、着方ではなく寸法が合っていないと考えられます。
上半身と下半身で、合う形が違うと感じる人もいます。その場合の考え方は、骨格のセルフチェックで上下の結果が違うときで紹介しています。
よくある質問
骨格タイプは、セルフチェックだけで決められますか?
セルフチェックで分かるのは、どのタイプに近いかという傾向です。プロの骨格診断と同じ判定ではないので、結果は服を選ぶときの手がかりとして使ってください。着やすい服と気になる服を比べて、結果と合う点が多ければ、その方向で服を選びやすくなります。
全身が映る鏡がないときは、どうすればよいですか?
スマートフォンで全身の写真を撮れば確かめられます。棚や椅子の上など、おなかの高さに立てかけ、タイマーを使って、頭から靴まで入る距離で撮ってください。外出先では、お店の試着室の鏡で、正面・横・後ろの3方向を見てみましょう。
体重が変わると、合う服も変わりますか?
サイズやゆとりの量は変わりますが、合いやすい素材や丈の傾向は変わりにくいとされています。体重が変わったときは、今いちばん着やすい服の寸法を測り直してみてください。その寸法を目安にすると、次に買う服のサイズを選びやすくなります。
まとめ
体型に合う服は、着やすい1着と気になる1着を比べると見えてきます。正面・横・後ろの3方向でゆとりを確かめ、トップスの裾・ウエスト・ボトムスの裾という3本の線の高さを見てください。まずは手持ちの2着を出して、襟・丈・ゆとり・素材のどこが違うかを探すところから始めてみましょう。
PRO DIAGNOSIS
丈・素材・サイズ感を選びきれない方へ全身写真をもとに個別に見てもらう骨格診断
上半身と下半身で特徴が違うなど、骨格タイプを1つに決めにくい人もいます。全身の写真や質問をもとに個別に見てもらうと、骨格タイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。サロンへ通う必要がなく、結果を自宅で手持ちの服と見比べられます。
- 全身写真と質問への回答をもとに診断してもらえます
- 診断結果と、その理由を説明してもらえます
- 複数のタイプの特徴が混ざる場合の判定にも対応しています
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
自分の骨格タイプと、その理由になる体の特徴を知りたい方