フリルで幼く見えると段数・波の細かさ・小物を減らす直し方
フリルで幼く見えるのは、細かい波、多い段数、軽く揺れる素材、丸い小物が顔まわりに重なっているためです。フリルをやめなくても、いちばん好きなものを1つ残して、ほかを減らせば大人っぽく着られます。

フリルで幼く見えるときは、残すものを決めて量を減らす
フリルで幼く見えるのは、フリルそのものではなく、小さくて丸い飾りが顔まわりに重なっているためです。好きなものを1つ残し、次の4つのうち当てはまるところを減らしてみてください。
- 段数が多い:見えるフリルを1段にします。ジャケットを羽織って、襟元だけを見せるのが簡単です。
- 波が細かい:次に買うときは、波が浅くて大きいフリルを選びます。
- 素材が軽く揺れる:つやを抑えた、落ち感のある素材に替えると落ち着きます。
- 丸い小物が重なる:リボン、丸いイヤリング、丸いバッグのうち、顔に近いものを1つ外します。
幼く見えるのは、小さな曲線が重なっているから
フリルで幼く見えると感じても、「もうフリルを着る年齢ではない」という意味ではありません。フリルは小さな曲線の繰り返しです。襟にも袖にもフリルがあり、そこにリボンや丸い小物、巻いた髪まで加わると、曲線の数が増えて、かわいらしさと軽さが強く出ます。幼い印象は、その量が多すぎるときに生まれます。
顔立ちとの関係もあります。丸みが多く子ども顔寄りの人は、フリルが得意な反面、顔立ちのかわいらしさとフリルの甘さが重なりやすくなります。プロが行う顔タイプ診断®の8タイプでいうと、キュートに近い人です。一方、大人顔寄りの人が細かく小さいフリルを着ると、顔立ちとつり合わず、服だけが幼く見えることがあります。これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。子ども顔・大人顔の考え方は、大人顔・子ども顔の見分け方で紹介しています。
つまり、直し方は2通りあります。子ども顔寄りの人は「数を減らす」、大人顔寄りの人は「フリルを大きくする」です。顔立ちに合うフリルの幅や位置の目安は、フリルを顔印象で選ぶ基本にまとめました。この記事では、幼く見えるときの直し方だけを説明します。
手持ちの服は、外す・隠す・直線を足すの順に試す
今ある服で直すなら、手間の少ないものから順に試しましょう。次の3つを上から行い、落ち着いて見えたところでやめるのがこつです。
- 外す:耳元のアクセサリーか、髪や襟元のリボンを外します。
- 隠す:アクセサリーを付け直し、ジャケットを羽織って襟のフリルを1段だけ見せます。袖のフリルは上着の袖の中に収めます。
- 直線を足す:ボトムスを、センタープレスのパンツかタイトスカートに替えます。
3つを一度に行うと、好きだったやわらかさまで消えてしまいます。濃い色のかたいジャケット、角ばった眼鏡、金属の小物をまとめて足すのも同じです。1つ試すたびに、鏡から少し離れて全身を見てください。
減らしすぎて物足りなくなったら、最後に変えたところを元に戻します。「襟のフリルは残して、袖と小物を控えめにする」のように、残すものがはっきりしていれば迷いません。
素材は、透け感と揺れ方を分けて見る
「シフォンだから子どもっぽい」と、素材の名前だけで決めつける必要はありません。見るのは、立ったときの生地のハリと、歩いたときの揺れ方です。透ける生地でもハリがあれば輪郭がはっきりして、きちんと見えます。透けない生地でも、薄くてよく揺れるものは軽やかな印象になります。
細かい多段のフリルが幼く感じる人は、つやを抑えた生地の、大きな波の1段フリルを試してみてください。かわいらしい曲線は残したまま、波の繰り返しが減るので落ち着いて見えます。
色を変えると、同じ形でも落ち着いて見える
色も、甘さを左右します。白や淡いピンクの多段フリルは軽やかに、ネイビーやブラウンの1段フリルは落ち着いて見えます。形は気に入っているのに幼く感じる服は、同じ形の濃い色を探すのも1つの方法です。
落ち着いた色は、パーソナルカラーに合わせて選ぶと顔色が沈みません。イエベ春ならキャメルや明るめのネイビー、ブルベ夏ならソフトネイビーやブルーグレーが目安です。イエベ秋ならダークブラウン、ブルベ冬なら黒や濃紺がなじみやすい傾向です。
髪と小物は、その日の主役を決めてから足す
フリル、巻き髪、揺れるイヤリングがすべて顔の近くにあるなら、その日の主役を1つ選びましょう。襟のフリルを見せるなら、髪は表面をなでつけてまとめ、耳元は小さなものにします。袖のフリルを見せるなら、イヤリングを主役にしても大丈夫です。
すべてを直線に替える必要はありません。丸いバッグが好きなら手に持ち、襟元のフリルは1段だけにします。かわいらしさを顔まわりと手元に分けて置くと、どちらも生きます。
買い替えるなら、幅広・1段・ゆるやかな波を選ぶ
次にフリルの服を買うときは、大人っぽく見えやすい条件を知っておくと選びやすくなります。
- 幅と波:幅が広く、波がゆるやかなフリル(ラッフル)を選びます。
- 段数:1段だけのものにします。2段以上なら、同じ色で重なりが目立たないものが目安です。
- 位置:首を丸く囲むフリルより、前立てに沿って縦に入るフリルのほうがすっきり見えます。
- 襟の形:Vネックや、前が少し開いた襟と組み合わさったものを選ぶと、顔の下に縦の線ができます。
試着では、正面だけでなく、座った姿も見ておきましょう。座ると胸元にフリルが集まり、立っているときより多く見えることがあります。
よくある質問
子ども顔の人は、フリルを避けたほうがよいですか?
避ける必要はありません。子ども顔寄りの人は、細かいフリルや小さな飾りが得意な傾向です。幼く見えるのは、フリル・リボン・丸い小物が重なったときなので、フリルを1か所に絞り、ほかをシンプルにすれば、得意な甘さを生かせます。
リボンやパフスリーブで幼く見えるときも、同じ方法で直せますか?
直せます。リボンもパフスリーブも、丸みのある飾りという点でフリルと同じです。リボンは結ばずに長く垂らす、パフスリーブはふくらみが小さくハリのある生地のものを選ぶと、甘さが抑えられます。フリルと組み合わせるなら、どちらか1つにしましょう。
フリルの付け襟は、幼く見えやすいですか?
丸くて大きい付け襟は、甘さが強く出やすいアイテムです。大人っぽく使うなら、細い1段のフリルか、角のある形の付け襟を選びましょう。ネイビーや黒のニットに重ねると、白い襟が引き締まって見えます。
まとめ
フリルで幼く見えるときは、段数、波の細かさ、素材の揺れ、丸い小物のどれが重なっているかを見分けます。好きなものを1つ残して、ほかを少し減らせば、フリルはそのまま大人っぽく着られます。まずは鏡の前で、アクセサリーを1つ外すところから試してみましょう。
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