スーツできつく見えるとインナーの色とラペルでやわらげる方法
スーツできつく見えるときは、ラペルの角、白と濃い色の差、眼鏡、まとめ髪のうち、顔まわりで重なっている直線を1か所だけゆるめます。真っ白なシャツをアイボリーの丸首に替えるのが、いちばん手軽な方法です。

スーツできつく見えるときは、顔まわりの直線を減らす
スーツの端正さをなくす必要はありません。顔の近くに集まった角や色の差のうち、変えやすいものを1つだけゆるめてみてください。試しやすい順に4つ挙げます。
- インナーを替える:真っ白なシャツを、アイボリーや淡い色の丸首にします。手持ちの服で試しやすく、違いも分かりやすい方法です。
- ジャケットの前を開ける:胸元のVゾーンが縦に伸びて、ラペルの角が顔から離れます。
- 顔まわりの髪を少し残す:ぴったりまとめた髪に短い毛束を残すと、輪郭の外側に曲線が生まれます。
- 眼鏡か耳元を替える:太く濃い色のフレームを細いものにするか、小さな丸いピアスを足します。
きつく見えるのは、直線と明暗の差が重なるから
角のあるラペル、白と黒がはっきり分かれたVゾーン、直線的な眼鏡、ぴたりとまとめた髪は、どれも端正に見える要素です。ただ、顔の近くにいくつも重なると、話しかけにくい印象になることがあります。
顔立ちとの関係もあります。直線寄りの顔立ちの人は、もともとすっきりした知的な印象があり、スーツの直線と重なるとシャープさが強まりやすくなります。曲線寄りの顔立ちの人は、顔立ちと服の線が離れて、服の硬さだけが目立つことがあります。どちらの場合も、次の4か所のどこで重なっているかを見てください。
| 場所 | 重なりの例 | 小さな変え方 |
|---|---|---|
| ラペル | 幅が広く、角が顔の近くにある | 細めの幅、丸みのある襟先 |
| インナー | 濃い色のスーツと真っ白な襟 | アイボリーや淡い色の丸首 |
| 眼鏡 | 太く濃い色のフレーム | 細いフレーム、明るい色 |
| 髪 | まっすぐな分け目と、ぴったりまとめた髪 | 顔まわりに短い毛束を残す |
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。顔立ちに合うラペルやインナーの基本は、スーツを顔印象に合わせる選び方で紹介しています。この記事では、きつく見えるときの直し方だけを取り上げます。
白と濃い色の差は、インナーでやわらげる
黒や濃紺のスーツに白いシャツを合わせると、顔の下に明るい三角形ができます。この明暗の差が強いと感じたら、インナーの色と形を変えてみましょう。
- 色を変える:アイボリー、ライトグレー、淡いブルー、ベージュなど、白より少し落ち着いた色にします。
- 襟を変える:角のあるシャツ襟を、丸首やボウタイのブラウスにします。
- 見える面積を変える:ジャケットのボタンを留めて、白の三角形を小さくします。
白いシャツが決まりの職場では、色を変えられません。その場合は、スーツとシャツの中間の明るさのスカーフや、短いネックレスを添える方法があります。飾りも難しいときは、髪や眼鏡で穏やかさを足してみてください。
ラペルの角は、着方とサイズでも変わる
ラペルの角が頬の近くにあると、直線が目立ちます。ジャケットの前を開けて着ると、内側のVが縦に伸び、左右のラペルの角が顔から離れます。座って話す場面が多い日は、前を開けたときの見え方も鏡で見ておきましょう。
ボタンを留める場面では、サイズが合っているかが大切です。サイズが小さくて引っ張られたラペルは、胸元から浮いて、角がさらに強く見えます。胸まわりと肩にゆとりがあるかを、先に確かめてください。
次に買うときは、ラペルの幅が細いもの、襟先に丸みがあるもの、襟のないノーカラージャケットも試してみましょう。生地は、つやが強く硬いものより、つやを抑えた落ち感のあるもののほうが穏やかに見えます。
眼鏡と髪は、スーツの線と合わせて数える
太い黒縁の眼鏡と真ん中分けの髪がよく似合っていても、ストライプのスーツまで重なると、顔まわりの直線が多くなります。強い線は1つに絞ってみてください。太いフレームの眼鏡を掛ける日は無地のスーツにします。ストライプを着るなら、顔まわりの髪を少し下ろします。
眼鏡を替えるときのフレームの選び方は、眼鏡できつく見えるときの直し方にまとめました。前髪の分け目や長さが気になる人は、前髪できつく見えるときの整え方も参考になります。
毎朝同じように作りにくい髪型なら、無理をしなくてもかまいません。インナーや小さなピアスで調整するほうが、長く続けられます。
やわらげすぎて頼りなく見えるときの戻し方
丸首、淡い色、やわらかい生地を一度に取り入れると、今度は頼りなく見えることがあります。その日の役割に合わせて、強さを残す場所を決めましょう。
- 会議や商談で意志をはっきり見せたい日:ラペルの角とシャツ襟は残し、白をアイボリーに替えるだけにします。
- 相談を受ける日・初対面の人と話す日:インナーを丸首にして、ジャケットの前を開けます。
- 式典や面接:スーツとシャツは決まりどおりにして、髪と耳元だけでやわらげます。
どこを変えると自分に合うのかは、同じ1着で順に試すと分かります。まず、いつものスーツ姿を鏡で見ます。次に、インナーだけを淡い色の丸首に替えます。最後にインナーを元に戻して、髪の毛束を少し残します。変えるのを1か所ずつにすると、違いがはっきりします。
パーソナルカラーとの関係も、1つ覚えておくと役立ちます。ブルベ夏の人は黒が強く出やすいとされ、スーツはチャコールグレーやネイビーのほうが使いやすい傾向です。黒を着るときは、白やライトグレーのインナーにパールを添えると、やわらかさが出ます。
よくある質問
黒いスーツがきつく見えるときは、何色に替えればよいですか?
チャコールグレーか紺が目安です。黒に比べて、白いインナーとの明暗の差が小さくなり、顔まわりが穏やかに見えます。手持ちの黒いスーツを着るときは、インナーをアイボリーやライトグレーにして、襟のない丸首を選んでみてください。
ストライプのスーツは、きつく見えやすいですか?
線が太く、地の色との差がはっきりしたストライプは、強く見えやすい柄です。細い線で、地の色と近い色のストライプなら、無地に近い穏やかさがあります。ストライプを着るときは、眼鏡やアクセサリーの直線を減らすとまとまります。
白いシャツしか着られない職場では、どうやわらげればよいですか?
シャツの襟の形と、髪や耳元で調整します。襟が小さめのものや、襟先が丸いシャツを選ぶと、角の印象がやわらぎます。顔まわりに短い毛束を残したり、小さな丸いピアスやパールを足したりする方法もあります。アクセサリーは、職場の決まりの範囲で選んでください。
まとめ
スーツできつく見えるときは、ラペルの角、インナーの白、眼鏡、髪のどこで直線が重なっているかを見て、1か所だけゆるめます。仕事に必要な端正さは残したままでかまいません。まずは明日のインナーを、アイボリーか淡い色の丸首に替えるところから始めてみてください。
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