前髪できつく見えるとぱっつん・厚み・暗い髪色の和らげ方
前髪できつく見える原因は、まっすぐそろえた毛先、厚み、髪と肌の明るさの差が目元で重なることです。長さを切る前に、毛先にすき間を作る、端を流す、額を少し見せるのどれか1つを試すと、直線の良さを残したまま和らぎます。

前髪できつく見える原因は、横の線・厚み・暗さの重なり
前髪できつく見えるときは、強い線がいくつか重なっています。長さを切る前に、次の4つのうち、いちばん当てはまるものを1つだけ和らげてみてください。
- まっすぐそろえた毛先:毛先に細いすき間を作ります。横の線がとぎれて、目元が軽く見えます。
- 厚みと幅:両端の毛を少しサイドの髪に混ぜます。前髪の面が小さくなり、重さが抜けます。
- 髪と肌の明るさの差:分け目を少し開けて額を見せます。髪色を変えなくても、暗い部分が減ります。
- 分け目の角:分け目の始まりを指でほぐしてぼかします。額にできる鋭い三角がやわらぎます。
きつく見えるのは、顔ではなく線が重なっているから
「きつい」は顔立ちへの評価ではありません。眉の上でまっすぐ切りそろえた毛先、深い分け目の角、暗い髪の大きな面といった強い線が、目元に集まっている状態です。視線がそこだけに向かうため、表情までかたく見えてしまいます。
顔立ちとの関係も少しあります。丸みの多い顔立ちの人は、まっすぐな横の線だけが浮いて、強く見えることがあります。直線の多い顔立ちの人は、顔の線と前髪の線が重なり、シャープさが増えすぎることがあります。プロが行う顔タイプ診断®の8タイプでいうと、前者はキュートやフェミニン、後者はクールやクールカジュアルに近い人です。これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。自分がどちらに近いかは、直線と曲線の見分け方で確かめられます。
原因を見分けるには、前髪をピンで上げて鏡を見てください。上げると和らぐなら前髪が原因で、変わらないなら眉やメイク、眼鏡の線が関係しています。前髪が原因のときは、次の表で当てはまる行を探しましょう。
| 原因 | 見え方の目安 | 残せるもの |
|---|---|---|
| 横の線 | 目元だけに視線が集まる | 切りそろえた長さ |
| 厚み・幅 | 顔の上半分が暗く重たい | 前髪のある形 |
| 髪の暗さ | 前髪の輪郭がくっきり目立つ | 今の髪色 |
| 分け目 | 分けた側の額に鋭い角ができる | 斜めに流す向き |
顔立ちに合わせた前髪の選び方そのものは、前髪を顔印象で選ぶ基本で紹介しています。この記事では、きつく見えるときの直し方だけを順に説明します。
横の線は、すき間と両端で和らげる
まっすぐな前髪が好きなら、直線を消す必要はありません。中央に細いすき間を2〜3本作るか、両端だけ少し長く残して頬につなげてみてください。横の線は残ったまま、額の一部と顔の外側にも視線が広がります。
丸みの多い顔立ちの人は、毛先を内側に軽く曲げるのも合います。ただし、全部を丸く巻くと、今度は前髪の厚みが増えて見えることがあります。端だけ流す、表面のひと束だけ動かすなど、少ない量から試すのがおすすめです。
厚みと暗さは、額を少し見せて軽くする
髪と肌の明るさの差が大きいと、前髪の輪郭がくっきり見えます。黒髪や暗い茶色の髪で、前髪が厚く幅も広い場合は、色よりも先に「見えている面の広さ」を減らしましょう。
方法は、分け目を少し広げて額を見せる、前髪の両端を耳に掛ける、サイドの髪の量を少し減らしてもらう、の3つです。どれも髪色はそのままで、暗い部分だけが小さくなります。直線の多い顔立ちの人は、この方法がとくに向いています。直線は生かしたまま、量だけを減らせるためです。
洗面所の強い照明の下と、職場や屋外とでは、明るさの差の見え方も変わります。朝の鏡で気になっても、窓の近くで見ると気にならないこともあるので、出かける前に一度見直してみてください。
分け目の角は、始まりをぼかす
くっきり分けた前髪は、分け目の始まりに鋭い角ができます。この角が眉尻の近くに来ると、線が2本重なってシャープに見えます。
直すのは簡単です。分け目の根元を指で左右に小さく動かし、まっすぐな線をジグザグにほぐします。それでも戻るときは、根元を軽くぬらし、分けたい向きと反対に乾かしてから戻すと、ふんわり立ち上がります。分け目の位置を少しだけ中央に寄せるのも、角を浅くする方法です。
眉や眼鏡の線と重なるときは、前髪の位置をずらす
前髪だけなら自然なのに、眉や眼鏡と合わさると強く見えることがあります。眉尻の角と斜めの分け目が同じ場所に並ぶ場合は、分け目の始まりを少しずらすか、眉が見える幅を変えてみましょう。前髪も眉も、形はそのまま残せます。
太い黒縁の眼鏡を掛けるなら、前髪のすき間を少し増やすのがこつです。眼鏡を外すと自然に見える人は、前髪そのものではなく、顔まわりの線の合計が多いと考えられます。フレームの側を直す方法は、眼鏡できつく見えるときの対処を読んでみてください。
和らげすぎたとき・夕方に戻るときの調整
すき間を作り、額も見せ、毛先も曲げると、今度は物足りなく感じることがあります。そのときは、最後に変えたところを1つだけ元に戻しましょう。「直線は残して厚みだけ減らす」のように、残すものを先に決めておくと迷いません。
昼すぎに毛先がそろって元に戻るなら、髪の生え方に合っていない形かもしれません。スプレーで固め続けるより、美容師に生えぐせを見てもらい、切る位置を相談するほうが楽になります。そのとき、「直線は好き」「眉は少し見せたい」「眼鏡を毎日掛ける」の3つを伝えてみてください。残したい部分と軽くしたい部分が伝わり、全部を丸くされずに済みます。きつく見えた日の写真だけでなく、自然に見えた日の写真もあると話が早く進みます。
よくある質問
ぱっつん前髪は、きつく見えやすい髪型ですか?
ぱっつん前髪だからきつく見える、というわけではありません。強く見えるのは、まっすぐな毛先に、厚み・幅の広さ・髪色の暗さが重なったときです。毛先に細いすき間を作るか、幅を目尻の内側まで狭くすると、切りそろえた形のまま印象が軽くなります。
前髪を伸ばしている途中で、きつく見えるときはどうすればよいですか?
斜めに流してピンで留めるか、真ん中で分けて耳に掛けるのがおすすめです。伸ばしかけの前髪は目に掛かりやすく、目元に影ができてかたい印象になります。額と眉が見えるだけで、表情が明るく見えます。
前髪なしでもきつく見えるのはなぜですか?
分け目がぴったりして、額と生え際の線がまっすぐ見えていることが多いためです。根元を乾かすときに少し立ち上げ、顔の横に細い毛束を残すと、線がやわらぎます。髪をきっちりまとめるときは、眉をやや丸く描くのも1つの方法です。
まとめ
前髪できつく見えるときは、横の線、厚みと幅、髪の暗さ、分け目の角のどれが強いかを見分けます。そのうえで1つだけ和らげれば、まっすぐな前髪の良さは残せます。まずは鏡の前で、毛先に細いすき間を作るところから試してみましょう。
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