似合う前髪を顔印象で選直線・曲線、子ども顔・大人顔別の目安
似合う前髪は、顔立ちの線で変わります。丸みの多い顔立ちには丸く薄い前髪、直線の多い顔立ちには流す前髪や前髪なしがなじみやすい傾向です。子ども顔・大人顔ごとの目安と、切る前にピンで試す方法も紹介します。

似合う前髪は、顔立ちの線と額の見せ方で決まる
前髪は、顔のいちばん上に線を1本足すパーツです。顔立ちにある線と近い形を選ぶとなじみやすく、次の5つが目安になります。
- 曲線の多い顔立ち:毛先に丸みのある前髪や、額が透ける薄めの前髪がなじみやすい傾向です。
- 直線の多い顔立ち:横に流す前髪、長めの前髪、前髪なしがすっきりまとまります。
- 子ども顔寄り:額を少し隠す「前髪あり」が得意です。短めや薄めにすると軽さが出ます。
- 大人顔寄り:長めに流す前髪や、かき上げて額を見せる形が落ち着いて見えます。
- パーツの大きさ:小さめなら薄く軽い前髪、大きめなら動きのある前髪や額を出す形も映えます。
前髪で印象が変わる理由と、顔立ちの見分け方
前髪を下ろすと額の見える量が減り、眉の近くに横の線ができます。分ければ斜めの線が生まれ、毛先を曲げれば曲線が増えます。つまり前髪は、顔の縦の長さの見え方と、顔まわりの線の種類を同時に変えているのです。
顔印象は、「子ども顔か大人顔か」と「曲線が多いか直線が多いか」の2つで考えると整理しやすくなります。子ども顔・大人顔は顔立ちが与える年齢の印象のことで、実年齢とは関係がありません。2つを組み合わせると、前髪の目安は次のようになります。
| 顔立ち | 選びやすい前髪 | 調整するなら |
|---|---|---|
| 曲線×子ども顔 | 丸みのある前髪、薄めの前髪 | 甘く感じたら、少し長めにして横に流す |
| 直線×子ども顔 | 横に流す前髪、長めの前髪 | かたく感じたら、束を細くしてすき間を作る |
| 曲線×大人顔 | 横に流す長めの前髪 | 重く感じたら、毛先を薄くして額を少し見せる |
| 直線×大人顔 | 前髪なし、長めの前髪 | 辛く感じたら、毛先だけ内側に軽く曲げる |
プロが行う顔タイプ診断®の8タイプでいうと、キュートは「曲線×子ども顔」、クールは「直線×大人顔」に当たります。ただし、これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。1つの顔に曲線と直線の両方がある人も多くいます。
自分の顔立ちがどちらに近いか迷うときは、直線と曲線の見分け方と大人顔・子ども顔の見分け方を参考にしてください。
手早く傾向を知りたい人は、無料診断の顔印象チェックを試してみてください。顔印象チェックはイロシル独自の4分類で、8タイプのどれに当たるかを判定するものではありませんが、線の傾向をつかむ手がかりになります。
前髪は幅・額・分け目・毛先の4つで変えられる
「前髪あり・なし」の二択で考えると、選べる形が少なくなります。実際には、次の4つを少しずつ動かすだけで印象は変わります。長さを大きく切らなくても調整できるところから見ていきましょう。
- 幅:目尻より内側に収めると縦の印象が出て、こめかみ近くまで広げると横に広がって見えます。
- 額の見せ方:全部隠すとかわいらしく、すき間や分け目から見せるほど大人っぽい印象に寄ります。
- 分け目:真ん中で分けると左右対称のすっきりした線に、斜めに流すとやわらかい線になります。
- 毛先:まっすぐ切りそろえると直線が、内側に軽く曲げると丸みが加わります。
たとえば、曲線の多い顔立ちで、まっすぐな前髪が強く感じる人は、長さはそのままで毛先だけ内側に曲げてみてください。直線の多い顔立ちで、丸い前髪が甘く感じる人は、分け目をつけて斜めに流すとなじみます。
切る前に4枚の写真を撮る
はさみを入れる前に、ピンとドライヤーで仮の形を作り、額の見え方を比べてみましょう。図は、試したい形のうち「前髪を下ろす」「中央を開ける」「片側に流す」の3つを並べたものです。
眉の上に横の線ができる例。
額の中央を少し見せる例。
斜めの線を作る例。
図は、試したい形のうち3つの例です。切って変える前に、分け目やピンで試せる形から比べましょう。
これに「毛先だけ曲げる」を加えた4つの形を、スマホで1枚ずつ撮ります。
- いつもどおりに前髪を下ろします。これが比べるときの基準です。
- 中央を少し開けて、額を縦に見せます。
- 片側に流してピンで留め、斜めの線を作ります。
- 下ろした前髪の毛先だけを、内側にゆるく曲げます。
眉の形、眼鏡、メイクはいつものままにして、同じ場所と同じ表情で撮るのがこつです。4枚を並べたら、前髪だけが目立っていないか、目と眉がきちんと見えているかを比べてください。いちばん自分らしいと感じた1枚が、美容室で見せる見本になります。
直線と曲線は、束と毛先で少しずつ足す
まっすぐな前髪がよく似合う人でも、厚みと幅が増えると、顔より髪のほうが目立つことがあります。そんなときは、束を細くしてすき間を作ったり、両端だけ長く残して流したりしてみてください。直線は残したまま、軽く見せられます。
丸みを足したいからといって、全体を強く巻く必要はありません。毛先の一部だけを内側に向けたり、こめかみ近くの髪を頬に沿わせたりするだけでも、顔まわりはやわらかく見えます。
サイドの髪と眼鏡も一緒に見る
前髪は、横の髪や眼鏡と合わさって1つの形になります。中央を開けた前髪に、頬までの長さのサイドの髪を合わせると、額の縦のラインと頬に沿う曲線を両方作れます。反対に、幅の広い前髪と厚いサイドの髪が重なると、顔まわりの髪が大きなかたまりに見えることがあります。
眼鏡を掛ける人は、フレームの上辺と前髪の毛先が近すぎないかも確かめましょう。眉、前髪、フレームの3本の線が同じ高さに並ぶと、目元が込み合って見えます。分け目を少し開けるだけで、線の間にゆとりができます。
しっくりこないときは、感じ方ごとに直す
「似合うはずの前髪なのに、しっくりこない」と感じるときは、形そのものより、幅・厚み・長さのどれかが合っていないことがほとんどです。感じ方ごとに、直すところを分けてみましょう。
- 重く見える:厚みか幅が多すぎます。量を少し減らすか、幅を目尻の内側まで狭くします。
- 幼く見える:短さと丸みが重なっています。少し伸ばして横に流すと、額が見えて落ち着きます。
- きつく見える:まっすぐな横の線が強く出ています。毛先にすき間を作ると和らぎます。
- 朝うまく決まらない:生えぐせと分け目が合っていません。根元をぬらして乾かし直します。
きつく見える場合の細かい直し方は、前髪できつく見えるときの対処にまとめています。
湿気の多い日や帽子をかぶる日は、朝と同じ形が続かないこともあります。崩れたときに手ぐしで戻るか、ピン1本で分けられるかも試しておくと安心です。季節によって分け目を変えるのも、無理のない方法です。
美容室では、残したいことも一緒に伝える
「似合う前髪にしてください」だけでは、美容師にも好みが伝わりません。「朝は5分で整えたい」「眉は少し見せたい」「巻かなくても目に掛からない長さがいい」のように、具体的に話してみてください。気に入っている写真と、うまく再現できなかった写真の両方があると、話が早く進みます。
切る量に迷うなら、初回は長さを残し、幅と量から変えてもらう方法もあります。美容室で仕上げた直後だけ決まる前髪より、翌朝に自分で乾かしても近い形に戻る前髪のほうが、毎日頼りになります。髪色まで含めた頼み方は、美容室での伝え方で紹介しています。
よくある質問
前髪ありと前髪なしは、どちらが似合うか自分で確かめられますか?
確かめられます。前髪をピンで上げて額を出した顔と、下ろした顔を、鏡の前で見比べてみてください。子ども顔寄りの人は前髪あり、大人顔寄りの人は前髪なしや長めに流す形がなじみやすい傾向です。迷うときは、長めに残して流す形から始めると、どちらにも戻せます。
面長や丸顔など、顔の形でも似合う前髪は変わりますか?
変わります。顔の縦の長さが気になる人は、幅を広めにとって額を隠すと、縦の印象が和らぎます。丸みをすっきり見せたい人は、中央を開けるか斜めに流して、額を縦に見せてみてください。顔立ちの線と合わせて考えると、選びやすくなります。
前髪を切りすぎたときは、どう整えればよいですか?
まっすぐ下ろすより、斜めに流すか、毛先を内側に軽く曲げるとなじみます。短い前髪は横の線がはっきり出るので、線を斜めや曲線に変えると目立ちにくくなるためです。幅が広く感じるなら、両端をサイドの髪に混ぜてピンで留めておくと、伸びるまでの間も落ち着きます。
まとめ
似合う前髪は、顔立ちの線(曲線か直線か)と、子ども顔・大人顔の印象を目安に選びます。そのうえで、幅・額の見せ方・分け目・毛先の4つを少しずつ動かせば、長さを大きく変えなくても調整できます。まずはピンで形を作って写真を撮り、いちばん自分らしい1枚を探してみましょう。
PRO DIAGNOSIS
服・髪型・小物の雰囲気をそろえたい方へ個別の診断書を受け取れる顔タイプ診断(8タイプ)
同じ顔型でも、パーツの配置や直線・曲線のバランスによって、似合う雰囲気は変わります。個別に見てもらうと、服のテイストだけでなく、髪型やアクセサリーまで同じ考え方で選びやすくなります。写真を送って自宅で受けられるので、住んでいる地域に関係なく頼めます。
- 8タイプの診断結果と個別のコメント、似合うものをまとめた簡易資料を受け取れます
- 顔写真と、普段の全身スナップ写真を送って受けられます
- 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
服、髪型、アクセサリーを、顔立ちに合わせて選びたい方
