服の素材を顔印象に合わせハリ・やわらかさ・つやの選び方
顔印象に合う服の素材は、顔立ちが直線寄りならハリのあるコットンやデニム、曲線寄りなら薄手のニットやシフォンなどのやわらかい生地が目安です。繊維の名前より、厚み、ハリ、落ち感、つや、凹凸の5つを見て選んでみてください。

顔印象に合う服の素材は、ハリとやわらかさで選ぶ
素材は、服の輪郭と光り方を変えます。顔立ちの特徴ごとの目安は、次の4つです。
- 直線寄りの顔立ち:ハリのあるコットン、デニム、革など、形を保つ素材がなじみやすい傾向です。
- 曲線寄りの顔立ち:薄手のニット、シフォン、とろみのある生地など、やわらかく落ちる素材が合わせやすくなります。
- 子ども顔寄り:コットン、リネン、デニムなど、さらっとしたカジュアルな素材が目安です。
- 大人顔寄り:シルクやサテンのようなつやのある生地、目の細かいニットなど、きれいめの素材が目安です。
素材の印象を決める5つの特徴
白いブラウスでも、ぱりっとしたシャツ地は直線を保ち、薄く落ちる生地は肩や袖に曲線を作ります。黒いニットも、毛羽があればやわらかく、表面が平らでつやがあれば端正に見えます。顔立ちの線と、生地が作る線が近いと、服が顔になじみます。
生地を見るときは、次の5つを別々に確かめるのがコツです。
| 特徴 | 手で確かめること | 着たときの変化 |
|---|---|---|
| 厚み | つまんだときの生地の量 | 襟や袖口の存在感 |
| ハリ | 軽く曲げたときの戻り方 | 肩や裾の輪郭 |
| 落ち感 | 持ち上げたときの下がり方 | 体に沿う縦の線 |
| つや | 角度を変えたときの明るさ | 顔まわりの華やかさ |
| 凹凸 | 表面の毛羽や織りの粗さ | 無地でも見える表情 |
ハリがあっても薄い生地、厚くてもやわらかく落ちる生地があります。「薄いけれど形を保つ」のように、2つの特徴を分けて言葉にすると、買い物で探しやすくなります。
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。自分の顔立ちがどちらに近いか分からない人は、無料診断の顔印象チェックで傾向を確かめてみてください。顔印象チェックはイロシル独自の4分類で、プロが行う8タイプの診断とは別のものです。
ハリと落ち感は、横から確かめる
正面がすっきり見えても、硬い生地が背中や腰から離れていることがあります。横から鏡を見て、生地が体の近くに戻るのか、形を保ったまま立つのかを確かめてください。
直線寄りの顔立ちの人は、形を保つ生地のシャツやジャケットから試すとなじみます。ハリのある服が好きなのに強く見えるなら、肩はきちんとしたまま、袖だけやわらかいデザインを選んでみましょう。
曲線寄りの顔立ちの人は、肩から自然に落ちるブラウスや薄手のニットが出発点です。落ちる生地が頼りなく感じるときは、襟やカフスに少し芯のある服を選ぶと、形が決まります。
素材の目安は、プロが行う顔タイプ診断®の8タイプ別の記事でも紹介しています。キュートタイプの服はやわらかいコットンや薄手のニット、クールカジュアルタイプの服はデニムや革が中心です。曲線と直線の違いが分かりやすい例として、参考になります。
つやは、面積と顔からの距離で調整する
サテンの小さな襟と、サテンのロングスカートでは、光を返す面積が違います。つやは、どこに、どのくらいの広さで使うかで印象が変わります。
- 華やかさを足したいとき:顔の近くに、つやのある小さなものを添えます。襟、スカーフ、ピアスが使いやすい場所です。
- つやが強すぎると感じるとき:靴やバッグなど、顔から離れた場所で取り入れます。
- 全身で使いたいとき:強く光るサテンより、つやを抑えた落ち感のある生地を選びます。
照明でも見え方が変わります。試着室の強い照明では控えめに見えても、昼の窓辺では明るく光る生地があります。通販の写真では、正面だけでなく、生地が曲がった部分の光り方も見ておきましょう。
凹凸と毛羽は、無地でも見どころになる
ケーブル編み、ツイード、起毛したウールは、色柄がなくても表情があります。アクセサリーを増やさなくても服に見どころができるので、シンプルな着こなしに役立ちます。
凹凸のあるトップスが顔の近くで強く見えるときは、表面の平らな羽織りを重ねて、見える面積を減らすと落ち着きます。これから買うなら、凹凸のある素材はスカートやパンツで取り入れ、トップスは控えめにする組み合わせもあります。
色との相性も、少しだけ関係します。パーソナルカラーがイエベ秋の人は、ツイードやスエードのように風合いのある素材と相性がよいとされています。ブルベ冬の人は、つやとハリのある素材が合わせやすい傾向です。
好きな素材が浮くとき・骨格の目安と違うとき
顔印象の目安と骨格の目安が、反対になることがあります。たとえば骨格ウェーブの人は、薄くやわらかい素材が得意とされています。顔立ちが直線寄りなら、顔に近いトップスや襟は顔印象に、全身の量感は骨格に合わせます。きれいめで薄手のシャツのように、両方に近いものを探してみてください。骨格別の生地は骨格ウェーブに似合う素材、3つの診断の分け方は色・形・印象の優先順位で紹介しています。
好きな素材が顔から浮いて見えるときは、次の順に試してみましょう。
- 面積を小さくします。全身で着ていた素材を、トップスだけ、または小物だけにします。
- 顔から離します。トップスで強く見える素材を、ボトムスや靴に回します。
- 間に別の素材を挟みます。襟元に、表面の平らなシャツやインナーを見せます。
毎日の扱いやすさも大切です。毎回アイロンが必要なシャツや、毛玉の手入れが欠かせないニットは、似合っていても着る回数が減りがちです。同じ見た目で扱いやすい生地がないかも、探しておくと安心です。
手持ちの服で、好きな素材を言葉にする
自分に合う素材は、手持ちの服から見つけるのが近道です。よく着る服を2着、あまり着ない服を2着選んで、並べてみましょう。
4着を触りながら、厚み、ハリ、落ち感、つや、凹凸の違いを見ます。よく着る2着に共通する特徴が、好きな素材です。あまり着ない2着に共通する特徴は、苦手に感じやすい素材だと分かります。
次に試着するときは、好きな特徴はそのままにして、1つだけ条件を変えてみてください。触ったときに好きだと感じ、1日着ても扱いやすい生地が、暮らしになじむ素材です。
よくある質問
ポリエステルは、顔印象に合わせにくい素材ですか?
合わせにくい素材ではありません。ポリエステルは、織り方や加工によって、シフォンのように薄くやわらかい生地にも、ハリのある生地にもなります。繊維の名前では印象が決まらないので、手で触ったときのハリと、持ち上げたときの落ち方で選ぶのが確実です。
顔立ちが曲線寄りでも、デニムや革は着られますか?
着られます。デニムは、薄手でやわらかく、色落ちが穏やかなものを選ぶとなじみやすくなります。革は、硬くつやの強いものより、やわらかい革やスエードが目安です。ジャケットで強く感じるときは、スカートやバッグなど、顔から離れた場所で使ってみてください。
リネンや厚手のニットなど、季節の素材はどう選べばよいですか?
季節の素材も、ハリとやわらかさで選べます。リネンは、しゃきっとしたものが直線寄りの人に、綿やレーヨンが混ざって落ち感のあるものが曲線寄りの人になじみやすくなります。冬のニットは、編み目が細かく表面の平らなものと、毛足のあるふんわりしたものを着比べてみてください。
まとめ
顔印象に合う服の素材は、直線寄りならハリのある生地、曲線寄りならやわらかく落ちる生地が出発点です。繊維の名前ではなく、厚み、ハリ、落ち感、つや、凹凸の5つを見ると、違いが分かります。まずは、よく着るトップスを2着並べて触り、共通する特徴を1つ見つけてみましょう。
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