眼鏡フレームできつく見えると太い黒縁と角を和らげる選び方
眼鏡フレームできつく見えるのは、太い上辺、鋭い角、肌との色の差が目元に重なるためです。四角い形をやめなくても、上辺を細くする、角の丸い形にする、色を1段軽くするのどれか1つで、シャープさを残したまま和らぎます。

眼鏡フレームのきつさは、上辺・角・色を軽くして直す
眼鏡できつく見えるときは、四角い形をやめる前に、どの線が強いのかを確かめましょう。好きなシャープさは1か所に残し、次の4つのうち当てはまるところを軽くします。
- 太い上辺:同じ形で上辺の細いフレームか、下辺のないハーフリムに替えます。
- 鋭い角:角の先だけが丸いスクエアや、ウェリントンを選びます。
- 濃い色:黒をダークブラウンやグレー、ネイビーに替えるか、つやのないマットな黒にします。
- 太いブリッジ:左右のレンズをつなぐ部分が細いものを選ぶと、眉間に集まる線が減ります。
きつく見えるのは、目元に強い線が集まっているから
太くて黒い上辺、鋭い角、太いブリッジが重なると、眉と目の近くに強い線が集まります。きつく見えるのは顔つきのせいでも、四角い形そのもののせいでもありません。線の太さと、肌や髪との色の差(コントラスト)が大きすぎるだけです。
顔立ちによって、強く出る理由は少し違います。丸みの多い顔立ちや、パーツが小さめの人が太い黒縁のスクエアを掛けると、眼鏡の直線だけが浮いて見えます。直線の多い顔立ちの人は、顔の線とフレームの線が重なって、鋭さが増えすぎることがあります。プロが行う顔タイプ診断®の8タイプでも、クールやクールカジュアルは四角い形が選びやすいとされています。つまり、四角い形が合う人でも、太さと色が加わると強く出るということです。これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。
どこが強いのかは、鏡の前で確かめられます。眼鏡を少し下げて眉から離したときに和らぐなら、上辺と眉の重なりが原因です。前髪を上げると和らぐなら、前髪の線が重なっています。どちらでも変わらなければ、色か角を疑ってみてください。
顔立ちに合う形の選び方そのものは、眼鏡フレームを顔印象で選ぶ基本にまとめています。この記事では、きつく見えるときの直し方だけを説明します。
リムの種類を変えると、形はそのままで線が減る
レンズを囲む枠を「リム」と呼びます。同じスクエアでも、リムがどこにあるかで線の量は大きく変わります。四角い形が好きな人は、形より先にリムの種類を見直してみましょう。
| リムの種類 | 枠のある場所 | 印象の変わり方 |
|---|---|---|
| フルリム | レンズの全周 | 太さと色がそのまま出る |
| ハーフリム | 上半分だけ | 下の線が消えて、頬まわりが軽くなる |
| アンダーリム | 下半分だけ | 眉の近くの線が消えて、目元がやわらぐ |
| ふちなし | 枠がない | 線がもっとも少なく、表情がよく見える |
仕事できちんと見せたい人には、上辺の直線が残るハーフリムが向いています。目元の強さを減らしたい人は、アンダーリムかふちなしを掛けてみてください。フルリムのままにするなら、リムの細い金属のフレームが目安です。
シャープさを残したまま、3本を掛け比べる
お店では、今の眼鏡に近い形で、1か所だけが違う3本を探してもらいましょう。全部が違う眼鏡を掛けても、何が効いたのかが分からないためです。
- 今の形に近く、上辺だけが細い1本
- 太さは今と同じで、角だけが丸い1本
- 形も太さも今と同じで、色だけが軽い1本
どこを変えたときにいちばん自然に見えたかが分かれば、次に探すフレームもはっきりします。同じ「和らげる」でも、細い黒が合う人と、太くて透明感のある色が合う人とでは、残るシャープさが違います。無表情と笑顔の両方を鏡で見て、仕事の服にも休日の服にも合うかを想像してみてください。
黒や濃い色が好きなら、細さと素材で調整する
黒や濃紺が好きなら、色を淡くしなくても方法はあります。リムを細くする、下辺のない形にする、という2つです。つやのある黒が強く感じる場合は、同じ黒でも表面がマットなものにすると、光の反射が落ち着きます。
色を替えるなら、黒に近い色から少しずつ動かすのがこつです。ダークブラウン、チャコールグレー、ネイビーは、引き締まった印象を残したまま、肌との色の差を小さくしてくれます。パーソナルカラーがイエベ秋の人はダークブラウン、ブルベ夏の人はグレーがなじみやすい傾向です。
透明な素材なら必ず軽く見える、とは限りません。厚みがあれば、透明でも存在感は残ります。人と会話するくらいの距離で、顔と眼鏡のどちらに目が行くかを確かめましょう。
眉や前髪と重なるときは、眼鏡より先に髪を動かす
眼鏡だけなら自然でも、まっすぐな前髪や角のある眉と重なると、強く見えることがあります。この場合は、眼鏡を買い替えなくても直せます。前髪に細いすき間を作る、眉が見える幅を変える、といった小さな調整で十分です。前髪の側の直し方は、前髪できつく見えるときの対処で紹介しています。
反対に、眼鏡を外してもきつく感じるなら、前髪や眉の描き方が関係しているかもしれません。顔まわりを一度に直そうとせず、眼鏡を主役にする日と、髪を主役にする日を分けて考えましょう。
和らげすぎて物足りないときの戻し方
線を減らした結果、仕事の服では少し物足りなく感じることもあります。そのときは、全部を元に戻すのではなく、1つだけ戻してみてください。色を1段濃くするか、上辺だけが太い形にするか、どちらかで十分です。細い黒、角のある透明なフレーム、マットな濃紺など、きちんと見える眼鏡にも選び方はいくつもあります。
掛ける位置でも印象は変わります。眼鏡が鼻からずれて上辺が眉に重なったり、笑ったときに下辺が頬に当たったりすると、線の位置が動いて強く見えます。お店で鼻あてやテンプルを調整してもらい、調整したあとの位置で、もう一度正面から見ておきましょう。
形、色、仕事らしいきちんとした雰囲気のうち、どれを残したいのかを先に決めておくと、控えめにする部分も選びやすくなります。
よくある質問
黒縁眼鏡は、きつく見えやすいですか?
黒縁だからきつく見える、というわけではありません。強く見えるのは、黒に太さと鋭い角が重なったときです。リムの細い黒、つやのないマットな黒、角の丸いウェリントンの黒なら、引き締まった印象のまま目元がやわらぎます。
眼鏡を掛けるとつり目に見えるのは、フレームの形のせいですか?
フレームの形が関係していることが多いです。上辺が目尻に向かって上がる形は、目尻も上がって見えやすくなります。上辺が水平に近い形や、オーバル、ボストンのように丸みのある形に替えると、目元の印象が落ち着きます。
今の眼鏡を買い替えずに、きつさを和らげる方法はありますか?
あります。前髪に細いすき間を作る、眉の角を少し丸く描く、襟元を丸首にするなど、顔まわりの直線を1つ減らしてみてください。お店で鼻あてを調整してもらい、上辺と眉の重なりを減らすのも効果的です。
まとめ
眼鏡フレームできつく見えるときは、上辺の太さ、角、色の濃さ、ブリッジのどれが強いかを見分け、1つだけ軽くします。四角い形や黒を手放さなくても、ハーフリムや細いリム、マットな質感で印象は変えられます。まずは今の眼鏡を少し下げたり、前髪を上げたりして、原因を確かめてみましょう。
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