骨格ナチュラルの冬ざっくりニットとロングコートの重ね方
骨格ナチュラルの冬服は、ローゲージのざっくりニットに、肩にゆとりのあるロングコートを重ね、厚みのあるブーツで足元を支えるのが基本です。厚手の服を重ねても重く見えにくいのが、このタイプの持ち味です。重ね着をまとめるこつと、細身の服を着る日の工夫も紹介します。
骨格ナチュラルの冬服は、ざっくりニットとロング丈の重ね着が得意
骨格ナチュラルの人は、冬の厚手の服や重ね着がなじみやすい傾向です。ゆとりと長さのある服を重ねると、肩や手首のしっかりした骨組みとつり合います。冬のアイテムは、次の5つを目安に選んでみてください。
- コート:肩が少し落ちる、ふくらはぎから足首までのロングコートがなじみます。
- ニット:ローゲージのざっくり編みや、ケーブル編みが得意です。肩が落ちた、お尻にかかる長め丈を選びます。
- ボトムス:ウールやコーデュロイのワイドパンツ、ツイードのロングスカートなど、長さのあるものが合います。
- ブーツ:厚みのあるワークブーツや、筒にゆとりのあるロングブーツが目安です。
- マフラー・バッグ:大判のストールや、大きめのやわらかい革のバッグが、厚手のコートとつり合います。
冬は、ツイード、ヘリンボーン、ケーブル編みなど、表面に凹凸のある素材が増える季節です。骨格ナチュラルにとっては、得意な素材を選びやすい時期です。
骨格ナチュラルの特徴と、冬の厚手の服がなじみやすい理由
骨格診断の3タイプのうち、骨格ナチュラルは、骨や関節がしっかりしているタイプです。体の厚みよりも、肩のラインや鎖骨、手首といった骨組みの形が印象に残りやすい傾向があります。
そのため、薄くて体に沿う服より、厚みとゆとりのある服のほうが、骨組みの存在感となじみます。ほかのタイプでは重く見えやすい厚手のニットや大判のストールも、取り入れやすいタイプです。冬のアイテムで比べると、次のようになります。
| 項目 | なじみやすい | 強く出やすい |
|---|---|---|
| コート | 肩が少し落ちるロング丈 | 体に沿う細身の短い丈 |
| ニット | ローゲージ、ケーブル編み | 薄くつるっとした細身 |
| ブーツ | 厚みのあるワークブーツ | 細いヒールの華奢なブーツ |
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。2つのタイプの特徴が混ざる人や、上半身と下半身で特徴が違う人もいます。自分のタイプが分からない人は、無料診断で傾向を確かめてみてください。
コートは、肩にゆとりのあるロング丈を選ぶ
冬の全身の印象は、コートの丈とゆとりで大きく変わります。骨格ナチュラルなら、肩が少し落ちていて、ふくらはぎから足首まであるロングコートが選びやすい形です。
コートを選ぶときは、中に着るニットの厚みも一緒に考えましょう。ざっくりしたニットの上に羽織るなら、肩と袖ぐりにゆとりのある形が向いています。ラグラン袖のコートは、厚手のニットの上でも腕を動かしやすい形です。
肩の落ちたコートの丈の選び方や、短いアウターと幅のあるボトムスの合わせ方は、骨格ナチュラルに似合うアウターで詳しく紹介しています。
ニットは、ローゲージで肩の落ちた長め丈を選ぶ
コートの下に着るニットは、骨格ナチュラルがいちばん選択肢の多いアイテムです。編み地と形は、次のようなものが合います。
- ローゲージのニット:太い糸でざっくり編んだニットです。表面の凹凸が、骨組みのしっかりした上半身とつり合います。
- ケーブル編みのニット:縄のような縦の編み柄が入ったニットです。縦の線が出るので、長め丈と相性がよい編み地です。
- オフタートル・ボートネック:首まわりにゆとりのある襟です。首に沿いすぎないので、肩のラインと自然になじみます。
- ロングカーディガン:お尻が隠れる丈のものを、コートの代わりに室内で羽織れます。
丈は、お尻にかかるくらいの長め丈が目安です。裾や袖口のリブが長いものを選ぶと、縦の長さが出ます。編み地や生地の凹凸の選び方は、骨格ナチュラルに似合う素材で紹介しています。
ブーツと靴下は、厚みのあるもので足元を支える
ロングコートやワイドパンツの日は、裾の重さを足元で受け止めると、全身がつり合います。骨格ナチュラルなら、厚みとボリュームのある靴がなじみます。
- ワークブーツ・レースアップブーツ:靴底に厚みがあり、甲の高いものが合います。ワイドパンツの裾をかぶせても、足元がもたつきません。
- ロングブーツ:筒にゆとりがあり、ひざ下まであるものを選びます。ロングスカートの裾から少しのぞく長さが目安です。
- 厚手の靴下・タイツ:リブ編みのタイツや、ウールの厚手の靴下が合います。ブーツの口から靴下を少し見せると、足首まわりに重ね着の段差ができます。
ワイドパンツやロングスカートの丈と裾幅の目安は、骨格ナチュラルに似合うボトムスを参考にしてください。
マフラーとバッグは、大きめでラフなものを選ぶ
骨格ナチュラルは、小さく華奢な小物より、大きめでラフな小物のほうが、厚手のコートとつり合います。冬の小物は、次のように選んでみましょう。
- マフラー・ストール:大判のストールや、ざっくり編んだ太いマフラーが合います。首にゆるく巻き、端を長めに垂らします。
- 手袋:ニットの手袋や、やわらかい革の手袋がなじみます。
- バッグ:大きめのトートバッグを選びます。ウールやフェルト、やわらかい革のものが、冬のコートと合わせやすい素材です。
アクセサリーを足すなら、長めのネックレスか大ぶりのピアスを1つにすると、大判のストールとぶつかりません。
厚手どうしの重ね着をまとめる3つのこつ
骨格ナチュラルは厚手の服を重ねても重く見えにくいタイプですが、重ね方しだいで、全身が厚い布に覆われたように見えることもあります。次の3つを試してみてください。
- 裾の長さに段差をつける:ニットの裾からシャツを少しのぞかせ、その上にさらに長いコートを羽織ります。長さの違いが見えると、重ね着が1枚の厚い服に見えにくくなります。
- 凹凸の強い素材は2か所までにする:ケーブル編みのニットにツイードのコートを重ねる日は、パンツを表面の滑らかなウールにします。素材の見どころが絞られ、全身がまとまります。
- 首元か手首に少し空きを作る:ニットの袖を少したくし上げるか、ストールをゆるく巻いて首元にすき間を残します。厚手どうしの重ね着に、軽さが加わります。
どれか1つだけでも、重ね着の印象は変わります。ゆとりは肩・身頃・丈のすべてに足すより、動くのに必要な場所に残すのがこつです。
細身のニットや短い丈を着たいときの工夫
骨格ナチュラルが苦手に感じやすいのは、体にぴったり沿う服、薄くつるっとした素材、短すぎる丈です。冬にもこうした服を着たい日はありますが、重ね方で印象は変わります。
- 薄手の細身のニット:上にシャツを羽織るか、ロングカーディガンを重ねます。体に沿う線が、外側の服のゆとりで和らぎます。
- ショート丈のダウン:ボトムスをワイドパンツかロングスカートにして、足元をブーツにします。上下のボリュームがつり合います。
- ひざ丈のスカート:ロングブーツを合わせ、上にロングカーディガンを羽織って縦の長さを足します。
細身や短い丈のアイテムを使う日は、ほかの場所で長さか厚みを足すと、骨格ナチュラルらしいゆとりが戻ります。
よくある質問
骨格ナチュラルにムートンブーツは合いますか?
合います。厚みのある素材とボリュームのある形は、骨格ナチュラルが得意なものです。ワイドパンツの裾をかぶせるか、ロングスカートの裾から少しのぞかせると、全身の重さがつり合います。細身のパンツに合わせる日は、上にロング丈のニットを重ねてみてください。
骨格ナチュラルが冬にきれいめの服を着たいときは、何を選べばよいですか?
肩にゆとりのあるチェスターコートと、目の細かいウールでも肩の落ちたニットが目安です。ボトムスは、センタープレスの入ったワイドパンツを選ぶと、きちんと感とゆとりの両方が出ます。バッグは、形のしっかりした大きめの革のトートが合います。
骨格ナチュラルにレギンスは合いますか?
合います。ロングスカートやニットワンピースの下に重ね、厚手の靴下やブーツと合わせると、骨格ナチュラルの得意な重ね着になります。レギンスだけで脚の線が出るのが気になるときは、上にお尻が隠れる長さのニットを合わせてみてください。
まとめ
骨格ナチュラルの冬服は、ローゲージのざっくりニットに、肩にゆとりのあるロングコートを重ね、厚みのあるブーツで足元を支えるとまとまります。重ね着が重く見えるときは、裾に段差をつける、凹凸の強い素材を2か所までにする、首元や手首に空きを作るの順に試してみてください。まずは手持ちのニットとコートを重ね、裾の長さの違いを鏡で見るところから始めましょう。
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