ハイウエストでもバランスが決まらな襟・トップス丈・裾幅の見直し方
ハイウエストにしても全身のバランスが決まらないときは、ウエストより、襟・トップスの丈・ボトムスの裾幅を見直すと整います。上半身と下半身の見える量の差が、原因になっていることがあるためです。場面別の着方も紹介します。

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ハイウエストでも決まらないときは、襟・丈・裾幅を見直す
ウエストを高くしても低くしてもしっくりこないなら、ウエストはそのままにして、ほかの場所を変えてみましょう。見直すのは、次の4か所です。
- 襟:シャツのボタンを1つ開けるなど、首元を少し開けます。
- トップスの丈:短すぎるなら裾を数cm出し、長すぎるなら前だけ入れます。
- ボトムスの裾幅:トップスとのつり合いを見て、少し広いものか、少し細いものに替えます。
- 足元:靴をボトムスに近い色にするか、足首を見せます。
原因はウエストの高さより、上下の見える量の差
パンツを高い位置ではいても、低い位置ではいても、しっくりこないことがあります。目立っているのはウエストの線ではなく、上半身と下半身の見える量の差かもしれません。詰まった襟と短いトップスが重なると上半身に目が集まり、長い裾と幅の広いボトムスが重なると下半身が重く見えます。
まずは全身を、ウエストから上と下の2つに分けて眺めます。どちらかが重いと感じたら、顔から襟元、襟元から腰、腰からボトムスの裾、裾から靴の順に見ていきましょう。どこが長いか、暗いか、広いかを確かめます。
| 場所 | 考えられること | 変えやすい部分 |
|---|---|---|
| 顔から襟元 | 襟が詰まり、首元が埋まっている | ボタンを開けて、肌を見せる |
| 襟元から腰 | トップスの丈が長い | 前の裾を少し入れる |
| 腰から裾 | ボトムスの幅や色が強い | 落ち感のある生地にする。羽織りで縦の線を足す |
| 裾から靴 | 丈と靴がぶつかっている | 足首を見せる。靴の色を近づける |
股上の選び方やベルトの使い分けなど、ウエスト位置そのものの合わせ方は、ウエスト位置がしっくりこないときの合わせ方で紹介しています。この記事では、その先の見直し方を取り上げます。
ハイウエストのボトムスで起きやすいこと
ハイウエストは、腰の位置を高く見せやすい形です。その一方で、次のようなことが起きやすくなります。
- 上半身が短く詰まって見える:ウエストの線が胸に近づくためです。襟を開けるか、トップスの裾を少し出して、線を下げます。
- おなかまわりに生地が余る:股上が深い分、座ったときに前がふくらむことがあります。タックの少ない形や、落ち感のある生地を選ぶと落ち着きます。
- 長いトップスの裾が収まらない:長い裾を全部入れると、腰まわりがもたつきます。短めの丈に替えるか、前だけを入れます。
骨格診断の3タイプでは、骨格ウェーブが、ウエストを高めに見せる形を得意とします。骨格ストレートは腰骨あたりの丈と縦にまっすぐな形、骨格ナチュラルは長めの丈とゆとりのある形が目安です。ストレートやナチュラルに近い人がハイウエストをはくときは、トップスを短くしすぎないほうがまとまります。
これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。3タイプの違いは、骨格診断とはで説明しています。タイプが分からない人は、無料診断で近いタイプを確かめてみてください。
襟を開けて、首元にゆとりを作る
ウエストが高くて上半身が短く詰まって見えるなら、ウエスト位置を下げる前に、襟を少し開けてみましょう。首元に縦の空間ができ、顔からウエストまでがひと続きに見えます。
深いVネックにする必要はありません。シャツのボタンを1つ開ける、丸首に前開きの羽織りを重ねる、といった方法でも縦の線ができます。ウエスト位置はそのままで、首元にゆとりが生まれます。襟の形ごとの選び方は、首の見え方に合う襟の選び方で詳しく紹介しています。
トップスの丈とボトムスの裾幅を、順番に変える
長いトップスと幅の広いパンツで重く見えるときは、最初にトップスの前だけを入れます。次にトップスを元に戻し、裾幅が少し細いパンツにはき替えてください。どちらで軽く見えたかによって、上と下のどちらを先に変えるとよいかが分かります。
短いトップスに細いパンツを合わせて、重心が上に寄りすぎて見えることもあります。その場合は、トップスの裾を数cm出すか、裾幅が少し広いパンツに替えてみてください。どちらも、ウエスト位置を動かさずに、上下の見える量を変える方法です。
ボトムスの形ごとの合わせ方は、次のとおりです。
- ハイウエストのワイドパンツ:トップスは短めの丈か、前だけ入れる着方が合います。襟を少し開けると、上半身が詰まって見えません。
- ハイウエストのテーパードパンツ:腰骨あたりの丈のトップスを出して着ても、まとまります。足首を見せると、足元が軽くなります。
- ハイウエストのフレアスカート:トップスは全部入れるか、短めの丈を選びます。上半身が詰まって見えるなら、襟を開けます。
ワイドパンツの股上やタックそのものが合わないと感じるときは、ワイドパンツがしっくりこないときの見直し方を参考にしてください。
仕事・休日・会食の3つの場面で着方を分ける
1着に、ただ1つのウエスト位置を求めなくてもかまいません。同じハイウエストのボトムスでも、過ごし方に合わせて着方を変えると、無理がなくなります。
- 仕事:トップスの前だけを入れ、服に近い色の細いベルトを締めます。
- 休日:裾を出し、袖を折って、上半身を軽く見せます。
- 会食:前開きの羽織りを重ねて、ウエストの線を縦にまたぎます。
比べるときは、3つとも同じ靴をはいて全身を見てください。長く座る場面では、座ったときに苦しくないかも大切です。ウエストの線が同じ高さでも、襟や裾が違えば、全身の重心は違って見えます。
コートやジャケットを着ると、ボタンやベルトの位置が、ウエストのような横の区切りとして見えることがあります。高い位置の大きなボタンが目立つなら、前を開けて、内側のウエストの線を見せてみましょう。反対に、内側の上下の境目がぼやけて見えるときは、コートを閉じて外側を1枚の面にすると、落ち着くこともあります。
よくある質問
ハイウエストのパンツに合うトップスの丈は、どれくらいですか?
ウエストのベルト部分に少しかかる短めの丈か、前だけ入れられる腰骨あたりの丈が合わせやすい目安です。お尻が隠れる長い丈を全部出すと、ハイウエストの線が見えなくなります。長い丈を着たいときは、前の中央だけを入れてみてください。
ハイウエストをはくと、上半身にボリュームが出て見えるのはなぜですか?
ウエストの線が上がり、上半身の見える範囲が狭くなるためです。その狭い範囲に、詰まった襟や厚手のトップスが重なると、ボリュームが出て見えます。襟を少し開けるか、薄手でハリのあるトップスに替えると、すっきり見えます。
浅い股上のボトムスのほうが合う人もいますか?
います。腰骨の近くではくほうが楽で、動いてもずれにくい人は、浅めの股上を選んでかまいません。ウエストを高く見せたいときは、トップスの裾を少し上げたり、短めの羽織りを重ねたりしてみてください。ボトムスを替えなくても、重心が上がって見えます。
まとめ
ハイウエストでもバランスが決まらないときは、ウエストを動かす前に、襟、トップスの丈、ボトムスの裾幅を順番に見直します。上下の見える量がそろうと、全身が落ち着いて見えます。まずは今日の服のまま、シャツのボタンを1つ開けた姿と、裾を前だけ入れた姿を鏡で比べてみましょう。
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