骨格・体型 · 悩み解決ガイド

肩幅が気になるときの服選び|ネックライン・袖・素材の合わせ方

肩幅が広く見えると感じるときは、Vネックなど縦に開く首元と、ラグラン袖や落ち感のある素材がなじみます。肩が落ちて見えるときは、ボートネックと、肩線が肩先に合う袖が目安です。2つの場合に分けて、選び方と直し方を紹介します。

ブルーのブラウスを着た女性が、肩の縫い目に木のクリップを当てて位置を確かめている。壁には大きめの同じ色のブラウスが掛かっている
画像は記事の内容をイメージしたものです。

PRプロに見てもらうならサロンへ通わず、服選びの基準を見つけるオンラインの骨格診断を見る (新しいタブで開きます)

肩幅が気になるときは、首元・袖の形・素材で選ぶ

肩まわりの悩みは、「肩が広く見える」と「肩が落ちて見える」とで、選ぶ形が反対になります。自分がどちらに近いかを思い浮かべながら、次の4点を目安にしてください。

  • 肩が広く見えるときの首元:Vネックや深めのUネックなど、縦に開く形を選びます。肩の横の線より、首元の縦の線が目立つようになります。
  • 肩が広く見えるときの袖:ラグラン袖やドルマン袖のように、肩先に縫い目がこない形がなじみます。
  • 肩が落ちて見えるときの首元と袖:ボートネックやスクエアネックと、肩線が肩先に合う袖を選びます。肩の位置がはっきりします。
  • 素材:広く見えるときは落ち感のあるやわらかい素材、落ちて見えるときはハリのある素材が目安です。

肩幅と服の肩線は別のもの

体の肩幅と、服の肩線(身頃と袖をつなぐ縫い目)は、いつも同じ位置にあるわけではありません。下の図は、肩線が肩先の近くにある服と、肩先より外側に落ちる服を並べたものです。

肩先と、服の肩線は別の位置になることもある
肩先に近い肩線

袖の始まりが肩先付近にある形。

外側に落ちる肩線

袖の始まりが肩先より外にある形。

点線は、服の肩の縫い目です。サイズが合っているかは、縫い目の位置に加えて、腕の動かしやすさやしわも見て確かめましょう。

肩先に袖を縫い付けた一般的な形(セットインスリーブ)は、肩の位置がはっきり出ます。肩線が腕の途中まで落ちるドロップショルダーは、肩の位置があいまいになり、肩まわりがやわらかく見えます。線が肩先とずれているだけで、サイズが合っていないと決めなくて大丈夫です。

肩線の位置による見え方の違い
肩線の位置肩の見え方向く場面
肩先に近い肩の位置がはっきり出る肩が落ちて見えるとき、仕事の服
外側に落ちる肩の位置があいまいになる肩が広く見えるとき、休日の服

気にしたいのは、線の位置よりも着たときの変化です。首元が後ろにずれる、袖がねじれる、背中に横じわが寄るといった変化があれば、肩線か袖ぐりが合っていないサインです。

骨格診断の3タイプとも関係があります。骨格ナチュラルは骨や関節がしっかりしていて、肩が落ちた形やゆとりのある服がなじみやすい傾向です。骨格ストレートは肩の位置が合う服、骨格ウェーブは鎖骨のまわりに飾りのある服が得意とされています。これは傾向で、全員に当てはまる決まりではありません。

3タイプの特徴は骨格診断とはで説明しています。自分のタイプが分からない人は、無料診断で傾向を確かめてみてください。

肩が広く見えやすいときの選び方

肩のラインがはっきりしている人は、肩先に視線が集まる飾りを減らし、首元から下に向かう縦の線を足すと、全身がまとまります。

  • 首元:Vネック、深めのUネック、ボタンを開けて着るシャツ襟を選びます。首が詰まったクルーネックやボートネックは、肩の横の線が強く出やすい形です。
  • 袖:ラグラン袖(首元から脇に向かって斜めに縫い目が入る袖)や、やわらかい素材のドロップショルダーがなじみます。パフスリーブや肩にタックのある袖は、肩先にボリュームが出やすくなります。
  • 素材:とろみのあるブラウス地や、薄手で落ち感のあるニットを選びます。肩から下に落ちる生地は、肩先が角ばって見えにくくなります。
  • 柄と飾り:細いストライプや、前立てのあるデザインが向いています。肩章のような肩の飾りや太いボーダーは、控えめなものにします。

同じドロップショルダーでも、硬いコットンや厚手のスウェットは、肩線が外側に張り出します。肩まわりをやわらかく見せたいなら、手で持ったときにくたっと下がる生地を選んでみてください。

ジャケットは、肩パッドが薄く、肩先が丸く仕上がっているものが合わせやすくなります。前を開けて縦の線を作る着方は、ジャケットが似合わないと感じたときの見直し方で詳しく紹介しています。

肩が落ちて見えやすいときの選び方

なで肩の人や、上半身が華奢で服の肩が余りやすい人は、肩の位置を服で示すと、首から肩のラインが整って見えます。

  • 首元:ボートネック、スクエアネック、浅めのクルーネックを選びます。横に開く首元は、肩の位置をはっきり見せます。
  • 袖:肩線が肩先に合うセットインスリーブが基本です。肩先にギャザーのある袖や、肩を少しだけ覆うフレンチスリーブもなじみます。
  • 素材:ハリのあるコットンシャツや、目の詰まったニットなど、形を保つ生地を選びます。
  • ジャケット:薄い肩パッドの入ったものを選ぶと、肩の位置を支えてくれます。

ラグラン袖や深いVネックは、首から肩に向かう斜めの線が重なり、肩の傾きが目立ちやすい形です。苦手に感じたら、後半の調整方法を試してみてください。

肩まわりが着づらい服の原因を見分ける

似合うかどうかの前に、着づらさのある服は、寸法のどこかが合っていません。よく着る1枚と比べると、原因が分かりやすくなります。

気になること考えられる原因次に試す服
肩先にしわ肩線が内側に入りすぎている同じ身幅で、肩線が外にある服
胸や背中に横じわ身幅が足りない肩線は同じで、身幅にゆとりのある服
腕が上げにくい袖ぐりが狭い袖ぐりにゆとりがあり、袖幅が広めの服
丈が長く見える着丈が長い短めの丈か、裾を少し入れた着方

自分の肩を1人で測るのは難しいので、着やすいシャツやジャケットを平らに置いて測るのがおすすめです。測るのは、左右の肩の縫い目の間(肩幅)、身幅、袖ぐり(袖の付け根の縦の長さ)、着丈の4か所です。通販の寸法表と比べる手順は、通販で服の寸法を確かめる方法にまとめています。

「肩幅は何センチまで」と1つの数字で決めないのもコツです。ハリのある素材は肩先の近く、やわらかい素材なら少し外でも自然、と幅を持たせると選びやすくなります。

試着では3つの動きで確かめる

鏡の前でまっすぐ立った姿だけでは、肩まわりの着心地は分かりません。試着室では、次の3つの動きをしてみてください。

  1. 腕を前に出して、背中がつっぱらないかを確かめます。
  2. 腕を上げて、身頃が大きく引き上げられないかを確かめます。
  3. バッグを肩に掛けて、袖がねじれないかを確かめます。

お店で1枚だけ着たときはよくても、コートの中で肩や袖がたまることがあります。秋冬に着る服は、いつも重ねる厚さの上着を羽織って、腕を動かしてみましょう。

お直しを考えるときは、袖丈だけで済むのか、肩線や袖ぐりまで直すのかで難しさが変わります。肩線まで直すお直しは大がかりになりやすいので、買う前にお店の人に確かめておくと安心です。肩だけが気になる服は、素材やデザインの違う1枚を探すほうが早いこともあります。

苦手に感じやすい形を着たいときの調整

好きな形が「強く出やすい」側に入っていても、合わせ方で印象は変わります。

  • 肩が広く見えやすい人のボートネック:長めのネックレスを足すか、前を開けたカーディガンを重ねて、縦の線を作ります。
  • 肩が広く見えやすい人のパフスリーブ:ふくらみが肩先ではなく、二の腕の位置にあるものを選びます。
  • 肩が落ちて見えやすい人のラグラン袖:ハリのある素材を選ぶか、襟のあるシャツを中に重ねて、首元に形を足します。
  • 肩が落ちて見えやすい人のVネック:開きの浅いものを選び、短めのネックレスで鎖骨のあたりに横の線を足します。

肩線が大きく落ちるビッグシルエットは、袖と裾の整え方で見え方が変わります。手順はオーバーサイズをすっきり着る方法を参考にしてください。

よくある質問

肩幅が気になる人にノースリーブは似合いますか?

着られます。肩先まで生地がある形より、袖ぐりが首に向かって斜めに深く切れ込んだ形(アメリカンスリーブ)を選ぶと、肩の横幅が目立ちにくいとされています。迷ったら、Vネックのノースリーブに、前を開けた羽織りを重ねる着方から試してみてください。

なで肩で、服やバッグが肩からずり落ちるときはどうすればよいですか?

肩線が肩先に合う服と、ハリのある素材を選ぶのが近道です。首元はボートネックなど横に開く形にすると、肩の位置がはっきりします。肩掛けのバッグは、ストラップが太めのものを選ぶか、斜め掛けにすると、ずれにくくなります。

肩に合わせると身幅が余るときは、どちらを優先すればよいですか?

ハリのある服は肩を、やわらかい服は身幅を優先するのが目安です。ジャケットやシャツは、肩が合わないと腕が動かしにくく、お直しも難しくなります。ニットやカットソーは、肩線が少し外に落ちても自然なので、身幅と着丈で選んでみてください。

まとめ

肩幅が気になるときは、肩が広く見えるのか、落ちて見えるのかで、首元・袖・素材の選び方が変わります。広く見えるなら縦に開く首元と落ち感のある素材、落ちて見えるなら横に開く首元とハリのある素材が目安です。まずは手持ちのトップスを2枚選び、肩線の位置と首元の形を鏡で見比べるところから始めてみてください。

PRO DIAGNOSIS

丈・素材・サイズ感を選びきれない方へ
オンライン対応

全身写真をもとに個別に見てもらう骨格診断

上半身と下半身で特徴が違うなど、骨格タイプを1つに決めにくい人もいます。全身の写真や質問をもとに個別に見てもらうと、骨格タイプと、そう判断した理由を教えてもらえます。サロンへ通う必要がなく、結果を自宅で手持ちの服と見比べられます。

このサービスの特徴
  • 全身写真と質問への回答をもとに診断してもらえます
  • 診断結果と、その理由を説明してもらえます
  • 複数のタイプの特徴が混ざる場合の判定にも対応しています
  • 送った写真は、診断後に破棄すると明記されています
このような方に向いています

自分の骨格タイプと、その理由になる体の特徴を知りたい方

女性向けのサービスです。服の素材やサイズ感をまとめた詳しいPDF資料は、基本メニューに含まれない追加オプションです。
オンラインの骨格診断を見る 外部のサービスページが新しいタブで開きます。料金と受付状況は、そのページでご確認ください。
PR

「骨格・体型」のガイドをすべて見る